パフォーマンスの向上、バグの修正、新機能の追加を目的として、FireAMP コネクタの新しいバージョンが随時リリースされます。このドキュメントでは、組織全体に導入されている FireAMP コネクタをアップグレードする手順を説明します。
次の製品に関する知識があることが推奨されます。
FireAMP コネクタを手動でアップグレードするには、新しいバージョンをダウンロードし、コンピュータで Administrator として新しいバージョンを実行します。
最新バージョンをダウンロードしていることを確認するには、次の手順を実行します:
1. 「アカウント」>「ビジネス」にナビゲートします。
2. デフォルト製品バージョンが最新に設定されていることを確認します。このように設定されていない場合は、[edit] をクリックしてビジネス設定を変更できます。
3. 「ビジネスの編集」ページで、「デフォルトのコネクタバージョン」として「最新」を選択し、「更新」ボタンをクリックして設定を更新します。
コマンド ライン スイッチを実行するには、コマンド ライン プロンプトからインストールを開始する必要があります。スイッチを使用してコマンド ラインからインストーラを実行する場合、サイレント インストールを実行するために /S スイッチを指定していない限り、ユーザ インターフェイスが表示されます。再起動が必要ですが、再起動を求めるプロンプトは表示されません。
どのスイッチも含めない場合は、Windows Explorer からインストーラを実行できます。これによりユーザ インターフェイスが起動します。
特定のコンピュータ グループの FireAMP のバージョンをアップグレードするには、ポリシーを変更します。これらのオプションは [General] > [Product Updates] にあります。
次に、FireAMP ポリシーで設定する必要がある [Product Updates] のオプションを示します。
製品バージョン:アップグレードするバージョンです。
Update Server:このオプションは自動的に設定されます。
Start Updateウィンドウ:コネクタがアップグレードの実行をタスクされる時点です。
End Update Window:コネクタにアップグレードの実行が割り当てられなくなる時点です。
リブート:FireAMPのアップグレードを完了するには、リブートする必要があります。
更新間隔:これはTetra定義の更新に適用され、FireAMPコネクタのバージョンアップグレードには関係ありません。
シスコでは、サードパーティ ツールを使用した FireAMP コネクタの導入はサポートしていません。
ハートビート間隔に応じて、コネクタはアップグレードが有効であることを確認でき、アップグレードをバックグラウンドでサイレントに実行します。ポリシーでユーザ インターフェイスが有効になっている場合、受信する唯一の確認は、トレイに表示されるアップグレード進行中を示すバブル メッセージだけです。
また、再起動オプションを有効にしている場合は [Restart Required] プロンプトが表示されます。それ以外の場合は、サービスが実行中ではないことがわかります。
インストールで問題が発生することは一般的ではありませんが、問題が発生した場合には次の操作を実行できます。
インストールが失敗した場合は、インストール プロセスでローカル システムに生成される immpro_install.log ファイルを見つけます。このファイルはさまざまな場所にある可能性があります。このファイルの最も一般的な場所は次のとおりです。
%TEMP%
%WINDIR%\Temp
このファイルがいずれのディレクトリにもない場合は、ハード ドライブでファイル名を検索します。ファイルが見つからない場合は、FireAMP コネクタのインストール時に管理者クレデンシャルを使用していること、およびログまたは一時ファイルの書き込みを妨げるソフトウェアがないことを確認します。
immpro_install.log ファイルが見つかったら、シスコ テクニカル サポートにお問い合わせください。
改定 | 発行日 | コメント |
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1.0 |
15-Oct-2014 |
初版 |