ブラックリストまたはDNSベースのブロックリスト(DNSBL)は、既知のスパマーが使用するIPアドレスのリストです。AsyncOS for Emailを使用すると、リスナーのHATで、クエリを特定のDNSリストサーバと照合するものとして送信者グループを定義できます。クエリは、リモートクライアントの接続時にDNS経由で実行されます。
リモートリストを照会する機能は、現在、メッセージフィルタルールとしても存在します
(『AsyncOS Advanced Configuration Guide』の「DNS List Rule」を参照)。ただし、メッセージの内容がすべて受信された場合に限ります。
このメカニズムを使用すると、DNSリストを照会するグループ内の送信者を設定して、それに応じてメールフローポリシーを調整できます。たとえば、接続を拒否したり、接続しているドメインの動作を制限したりできます。
「dnslist」メカニズム(各送信者グループの設定ページ)を使用すると、DNSリストを照会する送信者グループ内の送信者を追加できます。
注:CLIのクエリには、角カッコを含めてください。GUIでDNSリストクエリを指定する場合は、角カッコは必要ありません。CLIで「dnslistconfig」コマンドを使用して、クエリのテスト、DNLクエリの一般設定の構成、または現在のDNSリストキャッシュのフラッシュを行います。