管理者は、標準の SMTP バナー コードと応答に加えて、カスタムの SMTP バナー コードと応答を返すように ESA を設定できます。
SMTP バナー コードは、SMTP クライアントがメール転送中に次のアクションを判別するために使用します。
SMTP バナー コードをカスタマイズすると、SMTP バナー コードを期待していない SMTP クライアントが、メールをメール ゲートウェイ アプライアンスに正しく送信するのを回避できます。
SMTP 応答をカスタマイズすると、理解しやすく読みやすい応答を作成できます。
- [GUI] > [Mail Flow Policies] > [Default Policy Parameters] を順に選択します。
- 必要な変更を加えます。
- 他のメール フロー ポリシーに変更がなかったか確認します。
- 変更を送信して確定します。
[Mail Flow Policies] > [Default Policy Parameters]
定義
カスタム SMTP バナー コード: |
このリスナーとの接続が確立されたときに返される SMTP コード。 |
カスタム SMTP バナー テキスト(Custom SMTP Banner Text) |
このリスナーとの接続が確立されたときに返される SMTP バナー テキスト。
注: このフィールドではいくつかの変数を使用できます。
可変 |
定義 |
$Group |
HAT 内の一致した送信者グループの名前で置き換えられます。送信者グループに名前が付けられていない場合は、「None」と表示されます。 |
$Hostname |
アプライアンスによって検証される場合にのみ、リモート ホスト名で置き換えられます。逆DNS IPアドレスのルックアップは成功しましたが、ホスト名が返されず、「None」と表示されます。逆 DNS ルックアップが失敗すると(たとえば、DNS サーバに到達できない、DNS サーバが設定されていないなど)、「Unknown」と表示されます。 |
$OrgID |
SenderBase 組織 ID(整数値)で置き換えられます。 アプライアンスが SenderBase 組織 ID を取得できない場合、または SenderBase レピュテーション サービスが値を返さなかった場合は、「None」と表示されます。 |
$RemoteIP |
リモート クライアントの IP アドレスで置き換えられます。 |
$HATEntry |
リモート クライアントが一致した HAT のエントリで置き換えられます。 |
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