メッセージ フィルタでは、受信直後のメッセージおよび添付ファイルの処理方法を記述した特別なルールを作成できます。メッセージ フィルタは、電子メール パイプラインでコンテンツ フィルタより先に、メッセージの分離が行われる前に適用されます.メッセージフィルタは、電子メールパイプラインのコンテンツフィルタの前で発生するウイルス対策やスパム対策をスキップする場合や、特定のリスナーを通過するすべてのメッセージなど、幅広いメッセージにアクションを適用する場合に特に便利です。 メッセージフィルタは、フィルタ名、フィルタ規則、および少なくとも1つのフィルタ操作で構成されます。メッセージフィルタは、テキストエディタを使用して記述できます。また、ESAのコマンドラインインターフェイス(CLI)からfilters
コマンドを使用して直接インポートまたは貼り付けることができます。
ESA CLIを使用してフィルタを貼り付ける方法を示す例を次に示します。
mail.example.com> filters
Choose the operation you want to perform:
- NEW - Create a new filter.
- IMPORT - Import a filter script from a file.
[]> new
Enter filter script. Enter '.' on its own line to end.
example: if (mail-from == user@example\\.com$) {
bcc ('admin@example.com');
deliver();
.
1 filters added.
mail.example.com>commit
注:追加されたフィルタを適用するには、「commit
」コマンドを使用します。
メッセージフィルタの詳細については、『拡張設定ガイド』を参照してください。