セキュアエンドポイントのプライベートクラウドPC3000またはPC4000の再イメージングとバックアップの復元

はじめに

このドキュメントでは、セキュアエンドポイントプライベートクラウドハードウェアアプライアンスを工場出荷時の状態に再イメージングし、バックアップを復元する方法について説明します。

前提条件

要件

次の項目に関する知識があることが推奨されます。

• Cisco Secure Endpoint Private Cloud PC3000またはPC4000
• Cisco Integrated Management Controller(CIMC)経由のカーネルベースの仮想マシン(KVM)アクセス

使用するコンポーネント

このドキュメントの情報は、次のソフトウェアとハードウェアのバージョンに基づいています。

• Cisco Secure EndpointプライベートクラウドPC4000 4.2.2
• KVMコンソールにアクセスするためのChromeブラウザ

このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、クリアな（デフォルト）設定で作業を開始しています。本稼働中のネットワークでは、各コマンドによって起こる可能性がある影響を十分確認してください。

設定

ステップ 1：CIMCにログインします。KVMコンソールを開きます。

ブラウザでそのページのポップアップが有効になっていることを確認します。

ステップ 2：アプライアンスをリロードします。

アプライアンスは、管理ポータル、セキュアシェル(SSH)、またはCIMC KVMを介して再起動できます。

ステップ 3： Basic Input Output System(BIOS)Power-on self-test(POST)が完了すると、GNU GRand Unified Bootloader(GRUB)メニューが表示されます。

Cisco AMP Private Cloud Recovery > Appliance Reinstall Options > Appliance Reinstallの順に選択します。

ステップ 4：ユーザ名とパスワードを入力します。

ユーザ名：reinstall

パスワード：はい

ステップ 5：再イメージ化が開始され、リロード後に初期メニューが表示されます。

手順 6：CONFIG_NETWORKサブメニューでネットワークを設定します。

手順 7：手順5のパスワードを使用してAMP OPadminポータルにログインします。

ステップ 8：SFTPまたはSCPを使用して、リモートサーバから/data/にバックアップをダウンロードします。

注意：単にアプライアンスを工場出荷時の状態に戻したい場合は、このステップを省略して通常のインストールを続行してください。

ステップ 9：ハードウェア設定を確認し、Next > Start Installationの順にクリックします。

ステップ 10：復元が成功した後で再起動する必要があります。

確認

アプライアンスを再起動した後、両方のポータルが正常に動作するかどうかを確認します。WebブラウザでOPadminポータルとコンソールポータルを開いてみてください。両方のポータルにアクセスするには数分かかります。

トラブルシュート

バックアップ復元プロセスの場合、OPadminポータルとコンソールポータルのパスワードは、バックアップ復元前に使用したものと同じです。それ以外の場合は、ウィザードで設定した内容を使用する必要があります。