この文書では、CAB-530MT シリアル ケーブルの技術情報とケーブルの仕様について説明します。
このドキュメントに特有の要件はありません。
このドキュメントの内容は、特定のソフトウェアやハードウェアのバージョンに限定されるものではありません。
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、初期(デフォルト)設定の状態から起動しています。対象のネットワークが実稼働中である場合には、どのようなコマンドについても、その潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。
ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。
この製品(部品番号 72-0797-01)のケーブル雌雄は、オス DB-60 - オス DB-25 で、モードは DTE 専用です。
CAB-530MT ケーブルは Cisco 7000 ファミリ、Cisco 4000 シリーズ、Cisco 3600 シリーズ、Cisco 2500 シリーズ、Cisco 1600 シリーズ、Cisco アクセス サーバ、および AccessPro PC カードで使用されます。このケーブルのシスコ側にはオス型 DB-60 コネクタが付いており、ネットワーク側にはオス型 DB-25 コネクタが付いています。
次の表に EIA-530 DTE ケーブル ピン配列(DB-60 から DB-25)を示します。
注:矢印は信号の方向を示します。
---> DTE から DCE を示します。
< – はDCEからDTEを示します
60 ピン 1 | 信号 | 25 ピン | 信号 | 方向DTE DCE2 |
---|---|---|---|---|
J1-11 J1-12 | TxD/RxD+ TxD/RxD- | J2-2 J2-14 | BA(A)、TxD+ BA(B)、TxD- | —> —> |
J1-28 J1-27 | RxD/TxD+ RxD/TxD- | J2-3 J2-16 | BA(A)、RxD+ BB(B)、RxD- | <— <— |
J1-9 J1-10 | RTS/CTS+ RTS/CTS- | J2-4 J2-19 | CA(A)、RTS+ CA(B)、RTS- | —> —> |
J1-1 J1-2 | CTS/RTS+ CTS/RTS- | J2-5 J2-13 | CB(A)、CTS+ CB(B)、CTS- | <— <— |
J1-3 J1-4 | DSR/DTR+ DSR/DTR- | J2-6 J2-22 | CC(A)、DSR+ CC(B)、DSR- | <— <— |
J1-46 J1-47 | Shield_GND MODE_2 | J2-1- | シールド- | ショート |
J1-48 J1-49 | GND MODE_1 | - - | - - | ショート |
J1-5 J1-6 | DCD/DCD+ DCD/DCD- | J2-8 J2-10 | CF(A)、DCD+ CF(B)、DCD- | <— <— |
J1-24 J1-23 | TxC/RxC+ TxC/RxC- | J2-15 J2-12 | DB(A)、TxC+ DB(B)、TxC- | <— <— |
J1-26 J1-25 | RxC/TxCE+ RxC/TxCE- | J2-17 J2-9 | DD(A)、RxC+ DD(B)、RxC- | <— <— |
J1-44 J1-45 | LL/DCD Circuit_GND | J2-18 J2-7 | LL回路_ GND | ---> - |
J1-7 J1-8 | DTR/DSR+ DTR/DSR- | J2-20 J2-23 | CD(A)、DTR+ CD(B)、DTR- | —> —> |
J1-13 J1-14 | TxCE/TxC+ TxCE/TxC- | J2-24 J2-11 | DA(A)、TxCE+ DA(B)、TxCE- | —> —> |
1 参照されていないピンは接続されません。
2 EIA-530 インターフェイスは DCE モードでは使用できません。EIA-530インターフェイスにはDCEケーブルは使用できません。