ファン警告エラーのトラブルシューティング

ファンの警告

ICSeverity

5 – お知らせ

影響

サービスへの影響はありません。

説明

このエラーが発生する原因は、プラットフォームや根本的な状況によって異なりますが、その一部は表面的なものもあります。このメモ全体を読んで、使用している環境に該当するものがあるかどうかを判断してください。

1.報告されたRPM値が1よりも大きく、2000よりも小さい場合、多くのプラットフォームでは、これはファンの障害を示している可能性があります。TACは、ハードウェアの交換が必要かどうかを調査および判断する際に役立ちます。

2. ISR4200またはVG400で報告されるRPM値が2000 ～ 3500の場合、これは既知のソフトウェア問題の結果である可能性があり、無視できます。または、ソフトウェアのアップグレードを実行してアラームを解消することもできます。これらのプラットフォームのファンは通常2000 RPMで動作しますが、ソフトウェアでは3500 RPM未満で警告が記録されます。新しいソフトウェアアップデートでは、しきい値が3500以下ではなく2000以下に修正されています。

3.報告されたRPM値が2000以上で、他の環境syslogのグループの一部として表示される場合、他のコンポーネントに障害が発生している（電源装置の入力電圧または出力電圧が最も一般的）可能性があり、ファンRPMが環境出力のグループの一部として報告されている可能性があります。このような場合、トラブルシューティングでは、グループ内で報告されるゼロまたは標準以下の値に焦点を当てることができます。 

注：ファンまたは電圧の値が0を報告する可能性がある既知のコスメティックソフトウェア不具合がいくつかあります。また、0 RPMが表示される場合は、直ちに正規の障害を示しているわけではありません。この場合は、ファンを物理的に点検して、故障が本物かどうかを迅速に判断することをお勧めします。それ以外の場合は、ソフトウェア不具合が適用可能かどうかを診断する際にTACが支援できます。

Syslogメッセージ

ENVIRONMENTAL-1-ALERT

メッセージサンプル

Jan 18 35:04:00 <> %ENVIRONMENTAL-1-ALERT: RPM: fan3, Location: P2, State: Warning, Reading: 999 RPM THIS IS A SAMPLE MESSAGE

製品ファミリ

• Cisco 4000 シリーズ サービス統合型ルータ
• Cisco Catalyst 8200シリーズエッジプラットフォーム
• Cisco Catalyst 8300シリーズエッジプラットフォーム
• Cisco Catalyst 8500シリーズエッジプラットフォーム

正規表現

N/A

コマンド

#show version

#show platform

#show logging

#show environment

#show redundancy

#show facility-alarm status

#show platform diag