NetView か HPOV を介して、シスコ数値 MIB のポーリングおよびしきい値設定が可能です。この処理の詳細は、NetView と HPOV のオンライン文書、トレーニング教材、マニュアルで説明します。このドキュメントでは、Digdug(この例のルータ)の「ifInOctets」が17000000を超えた場合にNetView/HPOVイベントエリアに移動するイベントを生成する方法の例を示します。
このドキュメントに特有の要件はありません。
このドキュメントの内容は、特定のソフトウェアやハードウェアのバージョンに限定されるものではありません。
ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。
次のステップを実行します。
[Data Collection and Threshold]領域に移動するには、コマンドラインからxnmcollectを、または[Options (HPOV)]、[Data Collection and Thresholds]、または[Tools (NetView)]、[Data Collection and Thresholds]を入力します。
[MIB Data Collection]ウィンドウが表示されます。
中央右側の画面の[Add]ボタンをクリックします。(HPOV 4.xでは、上のプルダウンからEdit/Add/Mib Objectsになります)。
[Mib Data Collection/Mib Object Selection]ウィンドウが表示されます。
managementをクリックし、mib-2、interfaces、ifTable、ifEntry、ifInOctetsのツリーに移動します。強調表示された状態で、[Describe]をクリックして、これが目的であることを確認します。次に、[閉じる]を選択し、[ok]を選択します。
注意:この結果、缶詰のコレクションの一部としてエラーが発生した場合は、他のものを選択できます。
[Mib Data Collection/Add Collection]ウィンドウが表示されます。
収集するソースルータ(この例ではDigdug)を入力し、[Add]をクリックします。
[Collection Mode]エリアには、次の4つのオプションがあります。
保存しない、しきい値の確認
ストア、しきい値なし
Store, Check Threshold
コレクションの除外
[Don't Store, Check Threshold]を選択して、ポーリング間隔を入力します。1h (hourly)を選択します。デフォルトのトラップ番号は58720263です。
しきい値の値17000000を入力します。
re-arm値は、しきい値を超えたときにトラップが生成された後、re-arm値に達するまでトラップが再度生成されないことを示します。したがって、16000000を入力します。17000000を超えると、16000000に落とすまでトラップは発生しません。
インスタンスでは、[From List]を選択し、1(ifIndex 1、あなたのイーサネット)を入力します。
[OK] をクリックします。
[MIB Data Collection]ウィンドウに戻ると、上部に次のように表示されます。
Collecting ifInOctets .1.3.6.1.2.1.2.2.1.10
17000000 ifInOctets を超えた場合は、NetViewまたはHPOV イベント ウィンドウに以下のようにイベントが表示されます。
Mon Nov 25 16:50:54 1996 digdug.rtp.cisc D ifInOctets 1 threshold exceeded (>17000000): 17373433 .1.3.6.1.2.1.2.2.1.10 SPECIFIC :58720263 (hex: 3800007) GENERIC :6 CATEGORY :Threshold Events ENTERPRISE :netView6000 1.3.6.1.4.1.2.6.3.1 SOURCE :Data Collector(D)