このドキュメントでは、1 つの IP ネットワーク内で複数のトンネルを使用できる設定例を紹介します。
このドキュメントに特有の要件はありません。
このドキュメントの内容は、特定のソフトウェアやハードウェアのバージョンに限定されるものではありません。
ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。
このセクションでは、このドキュメントで説明する機能を設定するために必要な情報を提供しています。
注: このドキュメントで使用されているコマンドの詳細を調べるには、Command Lookup Tool(登録ユーザ専用)を使用してください。
このドキュメントでは、次のネットワーク セットアップを使用します。
このドキュメントでは、次の構成を使用します。
ルータの設定 | |||
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ルータ A | stun peer-name 1.0.0.1 stun protocol-group 9 basic stun protocol-group 13 basic interface serial 0 encapsulation stun stun group 9 stun route all tcp 5.0.0.1 interface serial 1 encapsulation stun stun group 13 stun route all tcp 5.0.0.1 interface loopback 0 ip address 1.0.0.1 255.255.255.0 |
ルータ B | stun peer-name 5.0.0.1 stun protocol-group 9 basic stun protocol-group 13 basic interface serial 0 encapsulation stun stun group 9 stun route all tcp 1.0.0.1 interface serial 1 encapsulation stun stun group 13 stun route all tcp 1.0.0.1 interface loopback 0 ip address 5.0.0.1 255.255.255.0 |
注:クロッキングは、図には示されていませんが、DCEによって提供される必要があります。これを行う最も簡単な方法は、ルータ側で Cisco DCE ケーブルを使用し、configure clockrate コマンドを使用することです。説明を簡単にするため、IP ルーティングと WAN の設定は表示していません。
この設定は、1 つの IP ネットワーク内で複数のトンネルを使用できることを示しています。トンネルが既存のシリアル回線を拡張または置換することに注意してください。この例では、ハードウェアとトンネルの間に 1 対 1 の相関関係があります。詳細については、『シリアル トンネリング(STUN)の設定とトラブルシューティング』を参照してください。
現在、この設定に使用できる確認手順はありません。
アウトプット インタープリタ ツール(登録ユーザ専用)(OIT)は、特定の show コマンドをサポートします。OIT を使用して、show コマンドの出力の分析を表示します。
現在、この設定に関する特定のトラブルシューティング情報はありません。