シスコは、新しい夏時間(DST)変更に準拠するために積極的に対応しており、お客様のネットワーク内のシスコ製品が DST の日付の移行による影響を受けずに確実に動作し続けるよう取り組んでいます。そのために、シスコは全社をあげて、各製品の更新方法について説明するドキュメントの提供に取り組んでいます。
このドキュメントの目的は、George W. Bush 大統領が Energy Policy Act of 2005 に署名した、2005 年 8 月 8 日に開始された夏時間の変更に対応するために使用できる方法について説明することです。このドキュメントでは US-DST の日付変更に対して準備するために、管理者の介入を要求する Cisco 製品ラインについて案内します。
追加の製品情報は、使用可能になり次第すぐに提供されます。更新情報があるかどうかを頻繁に確認してください。
この Energy Policy Act は、米国の夏時間の日付を変更します。2007 年では、DST は 3 月の第 2 日曜日から始まり、11 月の第 1 日曜日に終了します。エネルギー省長官は、この変更の影響を議会に報告します。議会はエネルギー省の調査が完了したら、2005 夏時間のスケジュールを再開する権限を保持します。この法案は、2007 年 3 月 1 日から有効になります。
夏時間の変更の概要 | ||
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2007 年より前 | 2007 年以降 | |
開始 | 4 月の第 1 日曜日 | 3 月の第 2 日曜日 |
終了 | 10 月の最後の日曜日 | 11 月の第 1 日曜日 |
夏時間をサポートするほとんどの Cisco 製品のオペレーティング システムには、現在の米国のルール(タイム ゾーン コマンドの「recurring」キーワード)に基づいて時刻を自動的に変更できる機能が組み込まれています。 新しい法案が実施されると、変更しない限り、デバイスの時刻は古いルールに従って変更され続けます。
このドキュメントで提供される設定変更は、さまざまなタイム ゾーンの夏時間に「プログラムされている」日付を変更するために必要です。新しいソフトウェアを実行している一部のデバイスでは、機能拡張要求がデバイスで実行しているソフトウェアのバージョンに含まれている場合、この変更を必要としない場合があります。この拡張機能を含むソフトウェアでは、古い夏時間の値は新しい夏時間の値に変更され、このドキュメントの設定変更は必要ではありません。各製品に関する詳細については、『該当するシスコ プラットフォーム』を参照してください。
デバイスやプラットフォームのログやその他のタイム スタンプ付きの通信においてデバイスの時刻が正しくなるよう、古いルールを実行するデバイスでは設定または OS の変更を行う必要があります。
このドキュメントに特有の要件はありません。
このドキュメントの内容は、特定のソフトウェアやハードウェアのバージョンに限定されるものではありません。
ドキュメント表記の詳細は、『シスコ テクニカル ティップスの表記法』を参照してください。
DST の変更は、夏時間をサポートするように設定された自動時間変更をサポートするすべてのデバイスに影響します。この変更は、シスコおよびシスコ以外のデバイスに影響します。お客様は Energy Policy Act の影響を判断するために、時間依存型のメッセージングや他のタイムスタンプ付きの通信を使用するベンダーに問い合わせる必要があります。
変更されていない該当するデバイスでは、春と秋の DST 期間の時間が実際の時間と正確に 1 時間違いで表示される可能性があります。2007 年の DST は、過去数年より 3 週間早く開始され、1 週間遅く終了します。この変更は、2007 年 3 月より初めて有効になります。この変更は、通常の操作のトラブルシューティングやモニタリングの一部として実行されるイベント関連のアクティビティに重大な影響を及ぼす可能性があります。
将来のためにログをキャプチャし、関連付け、保存するセキュリティ関連のデバイスの場合、この時間変更によってイベントのシーケンスを再構築するために再現する必要があるような状況において誤ったログが提供される場合があります。誤ったタイムスタンプは、ただちに対応を要するイベントでは問題にならない可能性があります。ただし、将来的には、イベントで不正確な時間が表示されます。
AAA サーバ、コンテンツ デバイス(CE)、cron ジョブ、およびビデオ ストリーミング サーバなど、時間ベースの制御やアクティビティがある、あらゆるデバイスは影響を受ける可能性があり、適切なベンダーに確認する必要があります。
他にもログに記録されるコールの時間が間違っていると、コールの詳細レポートや課金情報に影響があり、不正確なキャンペーン電話時刻によって FTC の指定時間外にお客様にダイヤルしたことになり、FTC の規則違反が発生する可能性があります。
したがって、認証サーバ、同期アクティビティ、およびスケジューリングされたイベント(すなわち、バッチ ジョブ、時間指定されたバックアップ、または自動ダイヤル機能やスクリプト)などの時間ベースの制御やアクティビティがある、すべてのデバイスで古い US DST ルールが引き続き適用されている場合は新しい US DST ルールが実施されると、その期間中に影響を受けます。
このセクションの表は、さまざまなプラットフォームのオペレーティング システムに対するデフォルトの変更を追跡するために作成された、シスコの機能拡張 ID を示します。これらの機能拡張を含むソフトウェア バージョンは、夏時間を確認するように適切に設定されていると、時刻を正しく変更します。これらの機能拡張を含まないソフトウェア バージョンは、夏時間をサポートしていますが、2007 年には無効な 2006 年の日付を使用します。
製品に関する詳細については、次のカテゴリを参照してください。
各機能拡張と機能拡張が統合されているバージョンを表示するには、適切なシスコ追跡 ID をクリックするか、バグ ツール(登録ユーザ専用)を使用してください。 この情報を表示するには、Cisco.com に登録する必要があります。製品に関する Field Notice の詳細なリストについては、製品に関する Field Notice の概要ページを参照してください。
注:このページは、より多くの製品に対応できるように更新されます。
シスコ製品 | シスコ追跡 ID | 注意事項 |
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Application and Content Networking System(ACNS) | CSCse61326 | バージョン 5.5(5) および 3.0(10) で修正されています。 この製品の詳細については、『FN62677:米国の夏時間ポリシーの変更が 2007 年 3 月に発効 - コンテント ネットワーキング製品の対応』を参照してください。 |
Application Velocity System(AVS) | CSCsh58527 | 5.0.3 で修正されています。AVS 6.0 のユーザは、パッチを取得するためにダウングレードする必要があります。この製品の詳細については、『FN62740:米国の夏時間ポリシーの変更が 2007 年 3 月に発効 - AVS 製品の対応』を参照してください。 |
コンテント デリバリ システム TV ストリーミング アプリケーション(CDS-TV)ソフトウェア | N/A | CDS-TV バージョン 1.4.4.1.3 および 1.5.1.0.0 リリースで修正されています。Cisco TAC では、パッチのアップデートを行っています。パッチのアップデートが完了していない、または現在スケジュールされていない場合は、Cisco TAC までお問い合わせください。この製品の詳細については、『FN62742:米国の夏時間ポリシーの変更が 2007 年 3 月に発効 - コンテント デリバリ システム TV ストリーミング アプリケーションの対応 - パッチのアップデートが必要』を参照してください。 |
コンテント サービス スイッチ(CSS)および Global Site Selector(GSS)アプライアンス | CSCek66308 | この製品の詳細については、次のドキュメントを参照してください。 |
コンテント スイッチング モジュール(CSM) | N/A | クロックはスイッチから取得されます。 |
IP/TV Content Manager | N/A | バージョン 5.5(5) および 3.0(10) で修正されています。 この製品の詳細については、『FN62677:米国の夏時間ポリシーの変更が 2007 年 3 月に発効 - コンテント ネットワーキング製品の対応』を参照してください。 |
IP/TV Broadcast Server(BS)および IP/TV Client | N/A | Microsoft の Windows のパッチをインストールする必要があります。この製品の詳細については、『FN62677:米国の夏時間ポリシーの変更が 2007 年 3 月に発効 - コンテント ネットワーキング製品の対応』を参照してください。 |
Wide Area Application Services(WAAS) | CSCse61335 | バージョン 4.0(1) 以降で修正されています。この製品の詳細については、『FN62677:米国の夏時間ポリシーの変更が 2007 年 3 月に発効 - コンテント ネットワーキング製品の対応』を参照してください。 |
Wide Area File Services(WAFS) | N/A | バージョン 3.0(9) 以降で修正されています。この製品の詳細については、『FN62677:米国の夏時間ポリシーの変更が 2007 年 3 月に発効 - コンテント ネットワーキング製品の対応』を参照してください。 |
シスコ製品 | シスコ追跡 ID | 注意事項 |
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Cisco Unity Express ネットワーク モジュール(NM-CUE)、ネットワーク解析モジュール(NM-NAM)、コンテント エンジン ネットワーク モジュール(NM-CE) | CSCsh30313 | 基盤のオペレーティング システムは、1.003 で修正されています。モジュール ソフトウェアは、2.3.4 で修正されています。この製品の詳細については、次のドキュメントを参照してください。 |
シスコ製品 | シスコ追跡 ID | 注意事項 |
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7500 プラットフォーム ルータ | CSCsi06651 | |
Cisco IOS ソフトウェア プラットフォーム | CSCsg70355 | この製品の詳細については、次のドキュメントを参照してください。 |
Cisco IOS XR ソフトウェア | CSCse79073 | バージョン 3.4 以降で修正されています。この製品の詳細については、このドキュメントの「設定と回避策」セクションの「Cisco IOS XR」を参照してください。 |
シスコ製品 | シスコ追跡 ID | 注意事項 |
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Building Broadband Service Manager(BBSM) | CSCsh34781 | この製品の詳細については、『FN62728:米国の夏時間ポリシーの変更が 2007 年 3 月に発効 - Building Broadband Solution Manager(BBSM)の対応』を参照してください。 |
CiscoWorks Common Services(CWCS) | CSCse85012 CSCsg81641 | CS 3.0 および 2.2 用のパッチをダウンロードする必要があります。 |
CiscoWorks LAN Management Solution(LMS)バージョン 2.2 | CSCsg81641 | この製品の詳細については、『FN62731:米国の夏時間ポリシーの変更が 2007 年 3 月に発効 - LMS の対応』を参照してください。 |
CiscoWorks LAN Management Solution(LMS)バージョン 2.5 および 2.6 | CSCse85012 CSCsg97823 | http://www.cisco.com/cgi-bin/tablebuild.pl/cd-one-3des(登録ユーザ専用)から次のパッチをダウンロードします。
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CiscoWorks Network Compliance Manager(NCM) | CSCsh34022 | この製品の詳細については、『FN62750:CiscoWorks Network Compliance Manager 用の米国の夏時間の修正/パッチ』を参照してください。 |
CiscoWorks Small Network Management Solution(SNMS) | CSCsh45560 | 現在のバージョンの SNMS 1.5.1 は、CS 2.2 および RME 3.5 を使用した LMS 2.2 に基づいているため、アップデートが必要です。 |
CiscoWorks Voice Manager(CWVM) | N/A | 必要な CWVM 関連のパッチはありません。基盤 OS の夏時間パッチの適用が推奨されます。JRE をアップデートする必要もあります。 |
Internetwork Performance Monitor(IPM) | CSCsg97823 | |
侵入検知と防御 | N/A | この製品の詳細については、このドキュメントの「設定と回避策」セクションの「侵入検知と防御」を参照してください。 |
IP Solution Center(ISC) | N/A | この製品の詳細については、『FN62735:米国の夏時間ポリシーの変更が 2007 年 3 月に発効 - Cisco IP Solution Center の対応』を参照してください。 |
License Manager(CLM) | N/A | 推奨される OS のアップデートがインストールされていれば、Cisco License Manager 1.0 は影響を受けません。 |
Mobile Wireless Transport Manager(MWTM) | N/A | この製品の詳細については、『FN62738:米国の夏時間ポリシーの変更が 2007 年 3 月に発効 - Mobile Wireless Transport Manager の対応』を参照してください。 |
Netflow Collection Engine(NFC) | CSCsh19473 | 2007 年 2 月末予定の NFC 5.0.3 のパッチで解決されます。 |
ネットワーク解析モジュール(NAM) | CSCsg97421 | NAM 3.5.1b で修正されます。2007 年 2 月末にリリース予定です。 |
Network Connectivity Monitor | N/A | この製品の詳細については、『FN62749:米国の夏時間ポリシーの変更が 2007 年 3 月に発効 - Cisco Network Connectivity Monitor の対応』を参照してください。 |
ネットワーク レジストラ(CNR) | N/A | CNR に対する影響はありません。時間は OS によって提供されるため、OS のベンダーのパッチが必要になる場合があります。 |
Performance Visibility Manager(PVM) | CSCsh69913 | この製品の詳細については、『FN62744:米国の夏時間ポリシーの変更が 2007 年 3 月に発効 - Cisco Performance Visibility Manager(PVM)の対応』を参照してください。 |
QoS ポリシー マネージャ(QPM) | CSCsh37767 | 既存の QPM 3.2 ユーザは CMF 2.2 パッチをインストールする必要があります。このパッチの提供予定日は現在未定です。リリース予定の QPM 4.0 の場合は、夏時間のために Common Services パッチをインストールする必要があります。このパッチは、インストール CD に含まれています。 |
Secure Access Control Server(ACS) | CSCsg24465 | ACS アプライアンスの場合:http://www.cisco.com/cgi-bin/tablebuild.pl/acs-soleng-3des。この製品の詳細については、『FN62663:米国の夏時間ポリシーの変更が 2007 年 3 月に発効 - ACS Windows の対応』を参照してください。 |
Sheer 3.3 および 3.4 | N/A | この製品は、Solaris のパッチと JRE のアップデートを必要とします。この製品の詳細については、参照してください。 |
Signaling Gateway Manager(SGM) | N/A | 基盤のオペレーティング システムをアップデートしたら、SGM 4.1 ユーザは シスコ Web サイトから DST アップデートをダウンロードする必要があります。アップデートは、2007 年 3 月 1 日までに提供予定です。 |
Subscriber Edge Services Manager(SESM) | CSCsh84194 | |
Transport Manager(CTM) | CSCsf19864 CSCsf05571 | CTM 7.2のJRE 1.4.2_11で修正。CTM 8.0 Windowsクライアント用JRE 1.5.0_06で修正:http://support.microsoft.com/kb/928388/ にアクセスしてください。 この製品の詳細については、『FN62671:米国の夏時間ポリシーの変更が 2007 年 3 月に発効 - Cisco Transport Manager の対応』を参照してください。 |
WAN Manager(CWM) | CSCek66783 | サーバ側の変更は Solaris のパッチによって対応できます。クライアント側は Windows プラットフォーム用の Windows および JRE のパッチによって対応できます。 |
シスコ製品 | シスコ追跡 ID | 注意事項 |
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ONG オプティカル製品 | N/A | この製品の詳細については、『FN62690:米国の夏時間ポリシーの変更が 2007 年 3 月に発効 - ONG オプティカル製品の対応』を参照してください。 |
ONS 15000 シリーズの製品 | CSCsd06997 CSCsg70355 | この製品の詳細については、次のドキュメントを参照してください。 |
シスコ製品 | シスコ追跡 ID | 注意事項 |
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CatOS プラットフォーム | CSCse79110 | バージョン6.4(23)、7.6(20)、および8.6で修正されています。この製品の詳細については、このドキュメントの「設定と回避策策」セクションの「CatOSプラットフォーム」を参照してください。 |
シスコ製品 | シスコ追跡 ID | 注意事項 |
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適応型セキュリティ アプライアンス(ASA)プラットフォーム | CSCse61225 | バージョン 7.0(7)、7.1(3)、7.2(2)、7.3(1) で修正されています。 この製品の詳細については、次のドキュメントを参照してください。 |
CiscoWorks | CSCse85012 CSCsg81641 | JRE パッチ 1.4.2_12 および 1.3.1_18 を適用します。 |
CiscoWorks Security Information Management Solution(SIMS) | N/A | この製品の詳細については、『FN62720:米国の夏時間(DST)の変更 - CiscoWorks SIMS の対応』を参照してください。 |
DDoS Guard および Detector アプライアンス | N/A | この製品の詳細については、『FN62741:米国の夏時間(DST)の変更 - すべてのバージョンの DDOS Guard および Detector アプライアンス - 設定変更またはアップグレードが必要』を参照してください。 |
ファイアウォール サービス モジュール(FWSM) | N/A | クロックはスイッチから取得されます。 |
侵入防御システム(IPS) | CSCsf22526 | この製品の詳細については、『FN62732:米国の夏時間(DST)の変更 - すべてのバージョンの IPS - 設定の検証または可能な場合はアップグレードが必要』を参照してください。 |
NAC アプライアンス(Cisco Clean Access) | CSCsg44268 | 3.005(011.001)、4.0(3.3)、4.0(4)、4.1(0) で修正されました。 この製品の詳細については、『FN62729:米国の夏時間ポリシーの変更が 2007 年 3 月に発効 - Cisco Clean Access 製品の対応』を参照してください。 |
PIX プラットフォーム | CSCse60554 CSCse61225 | 6.3(5.123)、7.0(6.10)、7.1(2.30)、7.2(1.27) 以降のバージョンで修正されています。この製品の詳細については、次のドキュメントを参照してください。 |
Secure ACS アプライアンス | N/A | この製品の詳細については、『FN62660:米国の夏時間ポリシーの変更が 2007 年 3 月に発効 - ACS アプライアンスの対応』を参照してください。 |
Security Manager(CS-Manager) | N/A | この製品の詳細については、『FN62724:すべてのバージョンの CS-Manager 用の米国の夏時間(DST)の変更 - パッチが必要』を参照してください。 |
Security Monitoring, Analysis and Response System(CS-MARS) | N/A | この製品の詳細については、『FN62721:米国の夏時間(DST)の変更 - CS-MARS』を参照してください。 |
Video Surveillance Stream Manager(ICEVSSW) | CSCsg53859 | この製品の詳細については、『FN62651:米国の夏時間ポリシーの変更が 2007 年 3 月に発効、ICEVSSW の対応』を参照してください。 |
VPN 3000 コンセントレータ | CSCse62640 | この製品の詳細については、『FN62722:米国の夏時間(DST)の変更 - Cisco VPN3000 コンセントレータ』を参照してください。 |
VPN/Security Management Solution(VMS)Network Manager | N/A | この製品の詳細については、次のドキュメントを参照してください。 |
シスコ製品 | シスコ追跡 ID | 注意事項 |
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ストレージスイッチ(SAN-OS) – ストレージMDS 9500シリーズ | N/A | この製品の詳細については、このドキュメントの「設定と回避策」セクションの「ストレージ スイッチ(SAN-OS) - ストレージ MDS 9500 シリーズ」を参照してください。 |
シスコ製品 | シスコ追跡 ID | 注意事項 |
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Ciscoworks IP Telephony Monitor(ITM)バージョン 2.0 | CSCsh76600 | この製品のパッチは、次の URL で入手できます。http://www.cisco.com/cgi-bin/tablebuild.pl/cd-one-3des。OS パッチの前提条件: |
Unified Operations Manager(CUOM)バージョン 1.1 および 2.0 | CSCsh62658 | この製品のパッチは、次の URL で入手できます。http://www.cisco.com/cgi-bin/tablebuild.pl/cd-one-3des。OS パッチの前提条件: |
Unified Service Monitor(CUSM)バージョン 1.1 および 2.0 | CSCsh81265 | CUSM 1.1 および 2.0 用のパッチは次の場所で入手できます。 http://www.cisco.com/cgi-bin/tablebuild.pl/servmon。この問題の回避策は、新しい時刻がアップデートされた後にシステムを再起動することです。 |
シスコ製品 | シスコ追跡 ID | 注意事項 |
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サービス コントロール エンジン(SCE) | CSCsh24223 CSCsh20257 CSCsh20253 CSCsh20239 | この製品の詳細については、『FN62641:SCE - 米国の夏時間ポリシーの変更が 2007 年 3 月に発効、SCE の対応』を参照してください。 |
複数の Cisco Unified Communications 製品があるシステムを稼働している場合、製品をアップデートするために推奨される順序で適切なシステム アップグレードのマニュアルを参照してください。システムが構築される Unified CallManager のバージョンごとに別のシステム アップグレードのマニュアルがあります。
Unified CallManager 4.x をベースとするシステム テスト リリースの情報、システム アップグレードのマニュアルを検索するには、次の手順を実行します。
http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/uc_system/GB_resources/ipcmtrix.htm にアクセスします。
使用しているリリース セットに該当する列見出しをクリックします。(システム テストのリリース バージョンは Unified CallManager のバージョンと同じではありません)。
システム アップグレードのマニュアルのリンクに移動します。
注:「Unable to open script」というエラーが表示された場合は、DSTパッチを実行する前にCisco Callmanagerで実行されている侵入防止ソフトウェアまたはCisco Security Agentを無効にします。
Unified CallManager 5.x をベースとする Unified Communications Systems の情報、システム アップグレードのマニュアルを検索するには、次の手順を実行します。
http://www.cisco.com/go/unified-techinfo にアクセスします。
使用しているシステム リリースに対応するリンクをクリックします。(システム テストのリリース バージョンは、通常 Unified CallManager のバージョンと同じですが、必ず同じとは限りません)。
[Prepare and Plan] タブをクリックし、ページの左側にある目次で [Planning Your System Upgrade] リンクをクリックします。
シスコ製品 | シスコ追跡 ID | 注意事項 |
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Aironet 1400 シリーズ | N/A | この製品の詳細については、Cisco ワイヤレス ネットワーキング プラットフォーム用の夏時間を参照してください。 |
CiscoWorks Wireless LAN Solution Engine(WLSE) | CSCsg89013 | 機能拡張がオープンになっています。まだ変更はありません。(2007/01/04) |
Location Appliance | CSCsg67865 | 夏時間を使用するように設定された Location Appliance が米国に存在する場合は、Java Runtime Enviroment(JRE)バージョン 1.4.2_12-b03 以降を実行する必要があります。 |
Wireless Control System(WCS) | CSCsg12596 | バージョン 4.0.87 以降で修正されています。 |
Wireless Services Module(WiSM)および WLAN Controller(WLC) | CSCsh22276 CSCsc37945 CSCsf99924 | 正しく動作しなかったため、バグによってバージョン 4.1 の夏時間チェックボックスが削除されました。 |
すべてのワイヤレス製品の詳細については、『FN62646:米国の夏時間ポリシーの変更が 2007 年 3 月に発効 - ワイヤレス製品の対応』を参照してください。
ここでは、夏時間をサポートする一般的な Cisco プラットフォームに対する回避策や手動設定が含まれています。
注:回避策を適用する場合、これらの回避策は一時的なもので、次のDSTの開始日または終了日の移行前に追加のアクションが必要になる場合があります。Cisco デバイスまたはアプリケーションによっては、これらの設定が永続的に保存されない可能性があります。たとえば、Cisco デバイスまたはアプリケーションをリセットすると、DST の設定が元の設定に戻ることがあります。
利用可能な設定 | |
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シスコ プラットフォーム | 回避策の利用可能性 |
適応型セキュリティ アプライアンス(ASA)と PIX プラットフォーム | Yes |
CatOS プラットフォーム | Yes |
CiscoWorks | パッチ |
コンテント サービス スイッチ(CSS) | Yes |
侵入検知と防御 | Yes |
Cisco IOS ソフトウェア プラットフォーム | Yes |
Cisco IOS XR | Yes |
ONS 15000 シリーズの製品 | [いいえ(No)]:3月と11月に手動で設定します。 |
ストレージ スイッチ(SAN-OS) — ストレージ MDS 9500 シリーズ | Yes |
VPN 3000 コンセントレータ(Altiga OS) | [いいえ(No)]:3月と11月に手動で設定します。 |
単一のコンフィギュレーション コマンドを使用して、Cisco PIX または ASA OS を実行しているシステムの DST 設定パラメータを変更できます。特定のデバイスの現在のデフォルト設定を変更するために、このコマンドはいつでもあらゆるデバイスで実行できます。
clock summer-time zone recurring [{week} {day} {month} {hh:mm} {week | day | month | hh:mm} [offset]]
2007 年の DST の時間変更に準拠するには、Cisco PIX または ASA OS を実行している任意のデバイスで次のコマンドを使用します。
clock summer-time EDT recurring 2 Sun Mar 2:00 1 Sun Nov 2:00
注:サマータイムオプションを使用しない場合、この問題の影響を受けません。[summer-time] オプションを使用していないことを確認するには、次のコマンドを実行します。
注: show run | include summer-time
このコマンドからの出力が表示されない場合、デバイスに対する問題の影響はありません。出力が表示される場合はデバイスがこの問題に該当するため、Cisco Technical Assistance Center(TAC)に連絡して 6.3(5.123) 暫定イメージを入手してください。
単一のコンフィギュレーションコマンドを使用して、Cisco CatOS リリース 5.4 以降を実行しているシステムの DST 設定パラメータを変更できます。特定のデバイスの現在のデフォルト設定を変更するために、このコマンドはいつでもあらゆるデバイスで実行できます。
set summertime recurring [{week} {day} {month} {hh:mm} {week | day | month | hh:mm} [offset]]
2007 年の DST の時間変更に準拠するには、Cisco CatOS リリース 5.4 以降を実行している任意のデバイスで次のコマンドを使用します。
set summertime enable EDT set summertime recurring second Sunday March 02:00 first Sunday November 02:00 60
CiscoWorks や Cisco Secure ACS などの管理アプリケーションは、オペレーティング システムで提供される時間を使用します。したがって、DST の問題を解決するには、使用しているオペレーティング システム(Windows、Solaris など)の修正が含まれているオペレーティング システムのパッチをインストールする必要があります。
Unified CallManager や ACS アプライアンスなどのシスコによって維持されるオペレーティング システムがプラットフォームに含まれている場合は、シスコがパッチを提供します。「ネットワーク管理」セクションで該当する製品のリストを参照し、使用している製品のパッチがいつ利用可能になるかを確認してください。
単一のコンフィギュレーション コマンドを使用して、WebNS を実行しているコンテント サービス スイッチ(CSS)の DST 設定パラメータを変更できます。特定のデバイスの現在のデフォルト設定を変更するために、このコマンドはいつでも CSS で SuperUser モードで実行できます。
clock summer-time zone recurring [{week} {day} {month} {hh:mm} {week | day | month | hh:mm} [offset]]
2007 年の DST の時間変更に準拠するには、WebNS を実行している CSS で次のコマンドを使用します。
clock summer-time EDT recurring 2 Sun Mar 2:00 1 Sun Nov 2:00
注:CSS clock summer-timeコマンドは、バージョン7.50で初めて導入されました。
Cisco 侵入検知および侵入防御デバイスで夏時間の設定を変更するには、CLI でセットアップ オプションを使用します。
Modify summer time settings? [no]:yes Recurring, Date or Disable[recurring]: Start Month[mar]: Start Week[2]: Start Day[sun]: Start Time[02:00:00]: End Month[nov]: End Week[1]: End Day[sun]: End Time[02:00:00]: DST Zone[]: EDT Offset[60]:
注:GUIベースの管理パッケージには、必要な変更を行うために使用できる時間ベースのセットアップ画面が含まれている場合があります。
単一のコンフィギュレーション コマンドを使用して、Cisco IOS を実行しているシステムの DST 設定パラメータを変更できます。特定のデバイスの現在のデフォルト設定を変更するために、このコマンドはいつでもあらゆるデバイスで実行できます。
clock summer-time zone recurring [{week} {day} {month} {hh:mm} {week | day | month | hh:mm} [offset]]
2007 年の DST の時間変更に準拠するには、Cisco IOS を実行している任意のデバイスで次のコマンドを使用します。
clock summer-time EDT recurring 2 Sun Mar 2:00 1 Sun Nov 2:00
単一のコンフィギュレーション コマンドを使用して、Cisco IOS XR を実行しているシステムの DST 設定パラメータを変更できます。特定のデバイスの現在のデフォルト設定を変更するために、このコマンドはいつでもあらゆるデバイスで実行できます。
clock summer-time zone recurring [{week} {day} {month} {hh:mm} {week | day | month | hh:mm} [offset]]
2007 年の DST の時間変更に準拠するには、任意の Cisco IOS XR デバイスで次のコマンドを使用します。
clock summer-time EDT recurring 2 Sun Mar 2:00 1 Sun Nov 2:00
ネットワーク タイム プロトコル(NTP)を使用することによって、これらの時間の変更に関連する問題を回避できるように思われますが、NTP と夏時間は相互に排他的で、一方が他方を改善したり、妨げたりすることはありません。ネットワーク タイム プロトコルは、さまざまなデバイスのクロックを同期するために使用するユーティリティです。通常、NTP は DST に関係なく、不変の協定世界時(UTC)をベースとするソースから基準クロックを取得します。
たとえば、夏時間がアクティブではないときの米国の東部標準時(EST)は、UTC 時間よりも 5 時間遅れています。夏時間がアクティブなときは、EST は 4 時間遅れになります。DST 設定はデバイスが導入されているタイム ゾーンに固有の設定で、NTP UTC は個々のデバイスで DST を計算する際に基準として使用されます。
新しい DST の実装が 2007 年 3 月の第 2 日曜日から 11 月の第 1 日曜日に正しく変更されるように、シスコは ONS 15600、15454、15327、および 15310 製品の CTC と TL1 ソフトウェアに変更を加えました。
システム ソフトウェアをアップデートしなかったすべてのシステムは、自動的に以前の夏時間に設定されたルールに従います。つまり、2007 年 3 月 11 日に DST が適用されたことをシステムが自動的に予測しないため、システムは自動的にクロックを変更し、不正確な時間が反映されます。
2007 年の DST の時間変更に準拠するには、次のオプションを使用できます。
使用しているソフトウェアの最新バージョンを入手します。
シスコは、次のソフトウェアに新しい DST の変更を実装しました(または実装します)。
リリース 4.1.82
リリース 5.0.8
リリース 7.0.2 以降
リリース 7.2.2 以降
リリース 8.0.x 以降
このソフトウェアのその他のバージョンは、以前の DST のルールで引き続き動作します。
CTC を使用して時間を手動で変更します。
ユーザが上記のソフトウェア リリースへのアップグレードを希望しない場合、CTC では DST を有効または無効にする機能と、ノードの時間を変更する機能が提供されています。ユーザはシステム時刻を手動で制御し、正しい時刻を反映するようにシステム クロックを設定する必要があります。
3 月の第 2 日曜日から 4 月の第 1 日曜日まで、問題を解決するために次のソリューションを使用します。
3 月の第 2 日曜日(2007 年の場合は 3 月 11 日)に夏時間を手動で無効にします。
正しい時刻が反映されるようにシステム クロックを再設定します。
2007 年 4 月の第 1 日曜日(2007 年の場合は 4 月 1 日)に夏時間を再び有効にし、時間が正しいことを確認します。
10 月の最後の日曜日から 11 月の第 1 日曜日まで、問題を解決するために次のソリューションを使用します。
10 月の最後の日曜日(2007 年の場合は 10 月 28 日)に夏時間を手動で無効にします。
正しい時刻が反映されるようにシステム クロックを再設定します。
2007 年 11 月の第 1 日曜日(2007 年の場合は 11 月 4 日)に夏時間を再び有効にし、時間が正しいことを確認します。
TL1 CLI を使用し、時間を手動で変更します。
単一のコンフィギュレーション コマンドを使用して、Optical Operating System(ONS)を実行しているシステムの time-of-day パラメータを変更できます。コマンドの形式は、次のとおりです。
SET-TOD:[]:: :: , , , , , ,[ ][:DST= ];
このコマンドは ONS を実行するオプティカル製品の時間を変更します。ただし、夏時間の開始時刻と終了時刻は変更されず、製品はオペレーション コードで符号化されたデフォルト値を使用します。
上記のカテゴリのいずれにも該当しない場合、各自のアカウント マネージャに問い合わせる必要があります。
注:タイムゾーンの設定と時刻のリセット方法の詳細については、使用するCisco ONSリリースの関連手順ガイドを参照してください。たとえば、Cisco ONS 15454 を使用している場合は、『Cisco ONS 15454 Procedure Guide, Release 7.0』を参照してください。
デフォルトでは、MDS SAN-OS は夏時間に対応していないため、ソフトウェアでは DST 設定のデフォルト値は提供されていません。したがって、すべての夏時間の設定に開始日と終了日のパラメータを含める必要があります。
clock summer-time zone start_week start_day start_month start_time end_week end_day end_month end_time daylight_offset
2007 年の DST の時間変更に準拠するには、次のコマンドを使用します。
clock summer-time Eastern 2 Sun Mar 2:00 1 Sun Nov 2:00
注:タイムゾーン「Eastern」はユーザ定義の値で、次のコマンドで判別できます。show running |クロック。
MDS SAN-OS では夏時間の設定のデフォルト値が提供されていないため、コードの変更は必要ありません。SAN-OS の DST の設定は次の理由により、CLI から設定する必要があります。
DST 設定をサポートしていないため、この設定では複数のスイッチを設定するために Fabric Manager を使用することはできません。
Cisco Fabric Services では単一のファブリックが複数のタイムゾーンにまたがることがあるため、夏時間の設定をサポートしていません。
Altiga OS を実行しているシステムの DST の設定パラメータは変更できません。現在、Altiga OS の 4.1 および 4.7 リリースでは、以前の設定どおりに夏時間のデフォルト設定を使用するため、サマータイム機能を有効にすることができます。この問題を回避するには、3 月の第 2 日曜日に新しい夏時間になったら、時間を 1 時間進めるように設定する必要があります。これらのデバイスでは DST を無効にして、4 月の第 1 日曜日にデバイスのクロックが時間を進めて設定されないようにする必要があります。
注:このセクションに記載されている情報は、修正済みコードが利用可能になった後に修正済みコードにアップグレードしないことを選択した場合の回避策です。
夏時間を無効にして、次の図に示すように、クロックの時間を進めて設定します。
Energy Policy Act of 2005 の法案番号は H.R.6.ENR です。ここでは、このトピックに関連する法案からの情報を示します。
SEC.110夏時間。
(a)補正 – 1966年統一時間法(15 U.S.C.260a(a))第3条(a)を改正する。
(1) by striking 'first Sunday of April' and inserting 'second Sunday of March';と
(2) by striking 'last Sunday of October' and inserting 'first Sunday of November'.
(b) Effective Date- Subsection (a) shall take effect 1 year after the date of enactment of this Act or March 1, 2007, whichever is later.
(c) Report to Congress- Not later than 9 months after the effective date stated in subsection (b), the Secretary shall report to Congress on the impact of this section on energy consumption in the United States.
(d) Right to Revert- Congress retains the right to revert the Daylight Saving Time back to the 2005 time schedules once the Department study is complete.
エネルギー政策法の詳細については、http://thomas.loc.govを参照してください 。([Search Bill Text] フィールドに「H.R.6.ENR」と入力し、[Bill Number] オプション ボタンを選択し、[Search] をクリックします。[Section 110] に移動します)。
ドキュメント ID:81675