2012 年 9 月 TAC Case Collection より移行
2010 年 3 月 初版
起動後 485 日程度経過すると、マイクロエンジン(ME)の CPU 使用率が 100% となってしまい、ネットワークプロセッサ(NP)を経由した通信が行えなくなる可能性があります。その影響で、ACE を経由した通信が行えなくなり、通信障害が発生する可能性があります。
(ME、NP 等、ACE のハードウェア アーキテクチャに関しては Connection Handling within the Cisco Application Control Engine Module Hardware をご参照ください。)
また、その状態で、さらに2日程度経過すると ACE がコアファイルを生成し再起動する可能性があります。
この問題は、ACE モジュールに対しては CSCtb23312 として、ACE アプライアンスに対しては CSCtb37322 として登録されています。
この現象を回避するためには、上記修正が適用されたバージョンへアップグレードするか、定期的(485 日経過するよりも前)に、メンテナンスの時間枠などを確保して、再起動を行ってください。
ACE の起動時間は show version で確認可能です。