このドキュメントでは、12 ラインカード(N7K-M132XP-12)が搭載された Cisco Nexus 7000 M1 シリーズ 32 ポート 10Gb イーサネット モジュール上でポート設定を試みたときに発生する問題について説明し、その問題の解決策についても説明します。
Cisco Nexus CLI に関する知識があることが推奨されます。
このドキュメント内の情報は、任意の Nexus 7000 シャーシ上の N7K-M132XP-12 に基づきます。
このドキュメントの情報は、特定のラボ環境にあるデバイスに基づいて作成されました。このドキュメントで使用するすべてのデバイスは、初期(デフォルト)設定の状態から起動しています。対象のネットワークが実稼働中である場合には、どのようなコマンドについても、その潜在的な影響について確実に理解しておく必要があります。
N7K-M132XP-12 上でポート設定を試みると、次のエラー メッセージが報告されます。
ERROR: Ethernet1/7: Config not allowed, as first port in the port-grp is dedicated
N7K-M132XP-12 は、ライン レートで 8 ポートを供給するか、最大 32 ポートでの 80 Gbps の帯域幅の共有を可能にします。32 ポートが 4 ポートずつ 8 つのブロックに分けられます。専用モードでは、各グループの最初のポートがアクティブになってラインレート性能を提供し、他の 3 ポートは無効になります。共有モードでは、グループ内の 4 ポートすべてがアクティブになります。
次の手順を実行して、検証に必要なデータを収集し、問題を解決します。
帯域幅を共有可能なポート グループ | 10Gb イーサネットの帯域幅を占有するポート |
1、3、5、7 | 1 |
2、4、6、8 | 0 |
9、11、13、15 | 9 ミリ秒 |
10、12、14、16 | 10 |
17、19、21、23 | 17 |
18、20、22、24 | 18 |
25、27、29、31 | 25 |
26、28、30、32 | 26 |
interface Ethernet1/1 <<<<<<<ポートが専用モードになっている場合は、前述のエラー メッセージが表示されます。
switchport
switchport mode trunk
switchport trunk native vlan 1
switchport trunk allowed vlan all
spanning-tree port type network
rate-mode dedicated force <<<<<<<
channel-group 1 mode active
no shutdown
改定 | 発行日 | コメント |
---|---|---|
1.0 |
02-Jul-2013 |
初版 |