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日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
Cisco Webex MeetingsのAPIの脆弱性により、認証されていないリモートの攻撃者がクロスサイトスクリプティング攻撃を実行できる可能性があります。
この脆弱性は、Cisco Webex Meetings内のアプリケーションプログラマチックインターフェイス(API)に対するユーザ入力の検証が不適切であることに起因します。攻撃者は、Cisco Webex Meetingsで使用されるAPIに悪意のある入力を送信するように設計されたリンクにアクセスするようターゲットユーザを誘導することで、この脆弱性を不正利用する可能性があります。エクスプロイトに成功すると、攻撃者はクロスサイトスクリプティング攻撃を実行し、ターゲットユーザのシステムからブラウザベースの機密情報にアクセスできる可能性があります。
シスコはこの脆弱性に対処するソフトウェアアップデートをリリースしています。この脆弱性に対処する回避策はありません。
このアドバイザリは、次のリンクより確認できます。
https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-webex-meetings-xss-MX56prER
該当製品
脆弱性のある製品
この脆弱性は、クラウドベースのCisco Webex Meetingsに影響します。
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
このアドバイザリの脆弱性のある製品セクションに記載されている製品のみが、この脆弱性の影響を受けることが分かっています。
シスコは、この脆弱性がCisco Webex Meetings Serverには影響を与えないことを確認しました。
回避策
この脆弱性に対処する回避策はありません。
修正済みソフトウェア
シスコは、クラウドベースのCisco Webex Meetingsでこの脆弱性に対処しています。ユーザの対処は必要ありません。サービス GUI のヘルプ機能を使用すると、現在の修復ステータスやソフトウェアバージョンを確認できます。
その他の情報が必要な場合は、Cisco Technical Assistance Center(TAC)もしくは契約しているメンテナンスプロバイダーにお問い合わせください。
不正利用事例と公式発表
Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)は、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例やその公表を確認していません。
出典
シスコは、この脆弱性を報告していただいたShwetabh Vishnoi氏に感謝いたします。
URL
改訂履歴
バージョン | 説明 | セクション | ステータス | 日付 |
---|---|---|---|---|
1.0 | 初回公開リリース | - | Final | 2020 年 11 月 18 日 |
利用規約
本アドバイザリは無保証のものとしてご提供しており、いかなる種類の保証も示唆するものではありません。 本アドバイザリの情報およびリンクの使用に関する責任の一切はそれらの使用者にあるものとします。 また、シスコは本ドキュメントの内容を予告なしに変更したり、更新したりする権利を有します。
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