High
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日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
この不正利用により、攻撃者は機能にアクセスできる可能性があります。一部の機能には、管理者権限を持つユーザのみがアクセスできる必要があります。これには、管理ユーザの作成が含まれます。
シスコはこの脆弱性に対処するソフトウェアアップデートをリリースしています。これらの脆弱性に対しては回避策がありません。このアドバイザリは、次のリンクより確認できます。
https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-20150916-pcp
該当製品
脆弱性のある製品
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-20150916-pca
他のシスコ製品において、このアドバイザリの影響を受けるものは現在確認されていません。
詳細
Cisco Prime Collaborationプロビジョニング(PCP)のWebフレームワークの脆弱性により、認証されたリモートの攻撃者がより高い権限を持つ機能にアクセスできる可能性があります。
この脆弱性は、許可およびアクセス制御の不適切な実装に起因します。攻撃者は、巧妙に細工されたURLをシステムに送信することで、この脆弱性を不正利用する可能性があります。攻撃者がこの脆弱性を不正利用するには、システムにログインする必要があります。
この不正利用により、攻撃者は機能にアクセスできる可能性があります。一部の機能には、管理者権限を持つユーザのみがアクセスできる必要があります。この脆弱性により、攻撃者は追加の管理ユーザを作成し、データにアクセスしたりデータを操作したりできる可能性があります。
この脆弱性は、Cisco Bug ID CSCut64111(登録ユーザ専用)として文書化され、Common Vulnerabilities and Exposures(CVE)IDとしてCVE-2015-4307が割り当てられています。
回避策
修正済みソフトウェア
ソフトウェアのアップグレードを検討する場合は、http://www.cisco.com/go/psirt の Cisco Security Advisories, Responses, and Alerts アーカイブや、後続のアドバイザリを参照して侵害の可能性と完全なアップグレード ソリューションを確認してください。
いずれの場合も、アップグレードするデバイスに十分なメモリがあること、および現在のハードウェアとソフトウェアの構成が新規リリースで引き続き正しくサポートされていることを十分に確認してください。不明な点については、Cisco Technical Assistance Center(TAC)もしくは契約しているメンテナンスプロバイダーにお問い合わせください。
この脆弱性は、Cisco Prime Collaborationプロビジョニングソフトウェアリリース11.0以降で解決されています。推奨事項
不正利用事例と公式発表
Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)は、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例やその公表を確認していません。
この脆弱性は、シスコ内部でのセキュリティテストによって発見されました。
URL
改訂履歴
リビジョン 1.0 | 2015年9月16日 | 初回公開リリース |
利用規約
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