Critical
Critical
日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
この脆弱性は、入力に対する不適切な検証に起因します。攻撃者は、該当デバイスに巧妙に細工された HTTP 要求を送信することにより、この脆弱性を不正利用する可能性があります。この不正利用により、攻撃者はrootユーザの権限を使用して、基盤となるオペレーティングシステムで任意のコマンドを実行する可能性があります。
シスコはこの脆弱性に対処するソフトウェアアップデートをリリースしています。これらの脆弱性に対しては回避策がありません。このアドバイザリは、次のリンクより確認できます。
https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-20150506-ucsc
該当製品
脆弱性のある製品
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
詳細
この脆弱性は、入力に対する不適切な検証に起因します。攻撃者は、該当デバイスに巧妙に細工された HTTP 要求を送信することにより、この脆弱性を不正利用する可能性があります。この不正利用により、攻撃者はrootユーザの権限を使用してCisco UCS Centralオペレーティングシステムで任意のコマンドを実行できる可能性があります。
この脆弱性は、Cisco Bug ID CSCut46961(登録ユーザ専用)として文書化され、Common Vulnerabilities and Exposures(CVE)IDとしてCVE-2015-0701が割り当てられています。
回避策
修正済みソフトウェア
ソフトウェアのアップグレードを検討する場合は、http://www.cisco.com/go/psirt の Cisco Security Advisories, Responses, and Alerts アーカイブや、後続のアドバイザリを参照して侵害の可能性と完全なアップグレード ソリューションを確認してください。
いずれの場合も、アップグレードするデバイスに十分なメモリがあること、および現在のハードウェアとソフトウェアの構成が新規リリースで引き続き正しくサポートされていることを十分に確認してください。不明な点については、Cisco Technical Assistance Center(TAC)もしくは契約しているメンテナンスプロバイダーにお問い合わせください。
この脆弱性は、Cisco UCS Central Softwareバージョン1.3(1a)で最初に解決されました。
Cisco UCS Central Softwareは、Cisco.comのSoftware Center(http://www.cisco.com/cisco/software/navigator.html)からダウンロードできます。Products > Servers-Unified Computing > Unified Central Software > Unified Computing System (UCS) Central Software-1.3(1a)の順に選択するか、直接リンクをクリックしてください
推奨事項
不正利用事例と公式発表
Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)は、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例やその公表を確認していません。
URL
改訂履歴
リビジョン 1.0 | 2015年5月6日 | 初回公開リリース |
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