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日本語による情報は、英語による原文の非公式な翻訳であり、英語原文との間で内容の齟齬がある場合には、英語原文が優先します。
概要
シスコはこの脆弱性に対処するソフトウェアアップデートをリリースしています。
この脆弱性の不正利用を軽減する回避策はありません。
このアドバイザリは、次のリンクより確認できます。
https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/content/CiscoSecurityAdvisory/cisco-sa-20130821-cup
該当製品
脆弱性のある製品
Cisco Unified Presenceソフトウェアバージョンの確認
実行中のCisco Unified Presenceソフトウェアのバージョンを確認するには、コマンドラインインターフェイスからshow version activeコマンドを発行します。
次の例は、Cisco Unified Presenceソフトウェアバージョン8.6.0を示しています。
admin: show version active
Active Master Version: 8.6.0.97041-43
脆弱性を含んでいないことが確認された製品
詳細
この脆弱性は、メモリリークに起因します。攻撃者は、ポート5060または5061に対して大量のTCP接続を生成することで、この脆弱性を不正利用する可能性があります。この不正利用により、攻撃者は該当デバイスにDoS状態を引き起こす可能性があります。この状態を解消するには、サーバを再起動する必要があります。
この脆弱性は、Cisco Bug ID CSCud84959(登録ユーザ専用)として文書化され、Common Vulnerabilities Enumerator(CVE)IDとしてCVE-2013-3453が割り当てられています。
回避策
ネットワーク内のCiscoデバイスに適用可能な他の対応策は、このアドバイザリに関連するCisco適用対応策速報を次のリンク先で参照できます。https://sec.cloudapps.cisco.com/security/center/viewAMBAlert.x?alertId=30393
修正済みソフトウェア
ソフトウェアのアップグレードを検討する場合は、http://www.cisco.com/go/psirt のシスコ セキュリティ アドバイザリ、応答、および通知のアーカイブや、後続のアドバイザリを参照して侵害の可能性と完全なアップグレード ソリューションを確認してください。
Cisco Unified Communications Manager IM and Presenceサービスのバージョン | 推奨リリース |
8.6(x) | 8.6(5)SU1 |
9.0(x)、9.1(x) |
9.1(2)* |
*注:Cisco Unified Communications Manager IM and Presence Service 9.1(2)は、2013年9月中旬にリリースされる予定です。
いずれの場合も、アップグレードするデバイスに十分なメモリがあること、および現在のハードウェアとソフトウェアの構成が新規リリースで引き続き正しくサポートされていることを十分に確認してください。不明な点については、Cisco Technical Assistance Center(TAC)もしくは契約しているメンテナンスプロバイダーにお問い合わせください。
推奨事項
不正利用事例と公式発表
Cisco Product Security Incident Response Team(PSIRT)は、本アドバイザリに記載されている脆弱性の不正利用事例やその公表を確認していません。
このアドバイザリで説明されている脆弱性は、シスコの社内テストで発見されたものです。
URL
改訂履歴
リビジョン 1.0 | 2013年8月21日 | 初版リリース |
利用規約
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