このドキュメントは、Cisco Intelligent Automation for Cloud プラットフォーム内のシステム メッセージを一覧で示して説明します。システム ソフトウェアは動作中に、これらのメッセージをポータル ユーザ インターフェイス(また、メッセージによってはシステムのユーザに)に送信します。ただし、すべてのメッセージがシステムの問題を表すとは限りません。一部のメッセージは単に情報を提供するのみですが、推奨される修正が付いているため問題の診断に役立つメッセージもあります。Cisco Intelligent Automation for Cloud 内でのサービス実行が失敗すると、事前定義されたエラー コードが障害ポイントで割り当てられて返されるため、ユーザは発生した現象をすばやく正確にトラブルシューティングできます。このドキュメントでは、定義されたすべてのエラー コードおよびその説明と、可能な修正方法を一覧で示します。
この情報は、Cisco Intelligent Automation for Cloud の日常の動作中に発生した特定のエラーを理解するために、クラウド プロバイダー テクニカル管理者が使用することを目的としています。エンドユーザがクラウド サービスを要求して問題が発生した場合、表示されたエラー コードおよびメッセージを使用してカスタマー サポートに連絡してください。
このドキュメントは、Cisco Intelligent Automation for Cloud バージョン 3.0 ~ 3.1.1 に関するものです。
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ドキュメントの表記法の詳細は、「シスコ テクニカル ティップスの表記法」を参照してください。
IAC 内のエラー コードは、次に示す上位レベルの分類に分かれています。
書式 | 説明 |
---|---|
1xxx | Cloud Portal Web サービス関連の障害 |
2xxx | 一般的なプロセスの障害 |
3xxx | 未使用、予約済み |
4xxx | 未使用、予約済み |
5xxx | その他の障害または検証 |
6xxx | Cisco Network Systems Manager(NSM)関連の障害 |
7xxx | Cisco Server Provisioner 関連の障害 |
8xxx | Cisco UCS または物理サーバ関連の障害 |
9xxx | ハイパーバイザ関連の障害 |
エラー コード | 関連動作 | エラーの説明 | 可能な修復方法 |
---|---|---|---|
1,000 | 変更要求の更新 | Cloud Portal 変更要求の更新に失敗しました。 | 変更要求のタスク ID を確認します。要求にタスク ID への無効な参照が含まれている場合もあります。 |
1001 | サービス要求ノートの追加 | Cloud Portal サービス要求へのメモの追加に失敗しました。 | 変更要求のタスク ID を確認します。要求にタスク ID への無効な参照が含まれている場合もあります。 |
1002 | Web HTTP 要求 | Cloud Portal サーバへの HTTP 接続のオープンに失敗しました。 | 要求先の URI とパラメータを確認します。また、目的の Cloud Portal サービスのエージェントが開始されていることを確認します。 |
1003 | Web HTTP 要求 | nsAPI 認証に失敗しました。 | nsapi ユーザが正しい組織ユニットのメンバーであることを確認します。 |
1005 | サービス要求パラメータの更新 | Cloud Portal サービス要求の更新に失敗しました。 | サービス要求のタスク ID を確認します。要求にタスク ID への無効な参照が含まれている場合もあります。 |
1006 | Web HTTP 要求 | RAPI 認証に失敗しました。 | RAPI ユーザのユーザおよびパスワードを確認します。 |
1007 | Web HTTP 要求 | RAPI 権限に障害が発生しました。 | RAPI ユーザのグループ メンバーシップを確認します。 |
1008 | サービス要求の実行 | Cloud Portal サービス要求に完了のマークを付けられませんでした。 | サービス要求の完了のマークが以前付けられていないことを確認します。 |
1009 | 一般的な Web サービスの障害 | Web サービスの実行エラーです。 | 要求先の URI とパラメータを確認します。また、目的の Cloud Portal サービスのエージェントが開始されていることを確認します。 |
1010 | SOAP 障害の検出 | 無効な SOAP データが返されました。 | 要求されたデータの要求パラメータと組織ユニットを確認します。サービス項目のサービス要求アクションに対してアクションを要求している場合、アクションが以前完了したものでないことを確認します。たとえば、サービス要求に完了のマークがすでに付いていることがあります。 |
1011 | サービス項目の更新 | 要求されたサービス項目の更新に失敗しました。 |
|
1012 | サービス項目データの取得 | 要求されたサービス項目データの取得に失敗しました。 |
|
1013 | サービス項目の作成 | 要求されたサービス項目の作成に失敗しました。 |
|
1014 | サービス項目の更新 | 要求されたサービス項目の更新に失敗しました。 |
|
1015 | サービス項目の削除 | 要求されたサービス項目の削除に失敗しました。 |
|
1016 | テーブル検出 XML によるサービス項目の更新 | 要求されたサービス項目の更新に失敗しました。 |
|
1017 | サービス要求の送信 | Cloud Portal サービス要求の送信に失敗しました。 |
|
1018 | プロパティによるサービス項目の削除 | サービス項目を削除できませんでした。 | 削除するサービス項目が存在することを確認します。クラウド サービス ポータル ユーザのクレデンシャルを確認します。 |
1019 | NSAPI ホーム OU の確認 | NSAPI ユーザのホーム OU がクラウド管理者の組織ではありません。 | インフラストラクチャ テーブルを正しく取り込むには、NSAPI ユーザのホーム OU がクラウド管理者の OU と一致する必要があります。ホーム OU が一致するように変更します。 |
エラー コード | プロセス名 | エラーの説明 | 可能な修復方法 |
---|---|---|---|
2000 | 保存された同期データの設定 | 保存された同期データの設定プロセスの一般的な障害です。 | オブジェクト タイプに特殊文字が何も含まれていないことを確認します。 |
2001 | 古い同期データのリセット | 古い同期データのリセット プロセスの一般的な障害です。 | オブジェクト タイプに特殊文字が何も含まれていないことを確認します。 |
2002 | リース管理の初期化 | リース管理の初期化プロセスの一般的な障害です。 | リース入力パラメータに有効な日付が含まれていることを確認します。 |
2003 | 古い同期データの取得 | 古い同期データの取得プロセスの一般的な障害です。 | オブジェクト タイプに特殊文字が何も含まれていないことを確認します。 |
2004 | クラウド ポータル更新サービス要求履歴 | クラウド ポータル更新サービス要求履歴の一般的な障害です。 | サービス要求が存在することを確認します。 |
2005 | サービス項目定義 XML の作成 | サービス項目定義 XML の作成の一般的な障害です。 | 入力データに不正な XML の原因となる特殊文字が何も含まれていないことを確認します。たとえば <>&[]"' などです。 |
2006 | サービス項目 XML の作成 | サービス項目 XML の作成プロセスの一般的な障害です。 | 入力データに不正な XML の原因となる特殊文字が何も含まれていないことを確認します。たとえば <>&[]"' などです。 |
2007 | Cisco PO グローバル変数の設定 | Cisco PO グローバル変数の設定プロセスの一般的な障害です。 | 入力データに不正な XML の原因となる特殊文字が何も含まれていないことを確認します。たとえば <>&[]"' などです。 |
2008 | vSphere Powershell のインストールのクエリ | vSphere Powershell のインストールのクエリ プロセスの一般的な障害です。 |
|
エラー コード | 関連動作 | エラーの説明 | 可能な修復方法 |
---|---|---|---|
4002 | Web HTTP 要求 | nsAPI 認証が失敗しました。 | nsapi ユーザが正しい組織ユニットのメンバーであることを確認します。 |
エラー コード | 関連動作 | エラーの説明 | 可能な修復方法 |
---|---|---|---|
5000 | XPATH クエリ | 期待された値が見つかりませんでした。 |
|
5001 | ターゲットの検出 | ターゲットの検出に失敗しました。 | 指定した条件に一致するターゲットが存在することを確認します。 |
5002 | リース要求の作成 | 新規リース要求の作成に失敗しました。 | 入力パラメータに不正な XML の原因となる特殊文字が何も含まれていないことを確認します。たとえば <>&[]"' などです。 |
5003 | Windows PowerShell スクリプトの実行 | Windows PowerShell スクリプトの実行に失敗しました。 |
|
5004 | Windows コマンドの実行 | Windows コマンドの実行に失敗しました。 |
|
5005 | UNIX または Linux SSH コマンドの実行 | SSH コマンドの実行に失敗しました。 |
|
5006 | 無効なターゲット | ターゲットが見つからないか、ターゲットの種類が無効です。 |
|
5007 | サービス要求のキャンセル | Cloud Portal サービス要求のキャンセルに失敗しました。 |
|
5008 | すでに存在する VM | 名前を持つ VM がすでに存在します。 |
|
5009 | ping | IP アドレスへの ping に失敗しました。 |
|
5010 | NS ルックアップ | ホスト名の検証に失敗しました。 |
|
5011 | ランタイム ユーザの検出 | ランタイム ユーザの検出に失敗しました。 | ランタイム ユーザの名前が正しいこと、および存在することを確認します。 |
5012 | ランタイム ユーザの更新 | ランタイム ユーザの更新に失敗しました。 |
|
5013 | ランタイム ユーザの削除 | ランタイム ユーザの削除に失敗しました。 |
|
5014 | ターゲットの更新 | ターゲットの更新に失敗しました。 |
|
5015 | ターゲットの削除 | ターゲットの削除に失敗しました。 |
|
5016 | 無効な電源操作 | 無効な電源操作が指定されました。 | オン、オフ、リセット以外の電源操作が要求されました。 |
5100 | グローバル変数 - Cloud Portal Drop Location | 空き(存在しません)。 | グローバル変数 Cloud Portal Drop Location が空白であるか、無効な値が含まれています。 |
5101 | 未使用 |
エラー コード | 関連動作 | エラーの説明 | 可能な修復方法 |
---|---|---|---|
6000 | プロバイダーの作成 | NSM でのプロバイダー作成に失敗しました。 | |
6001 | テナントの作成 | ||
6002 | 外部ネットワークの作成 | ||
6003 | TNC の作成 | ||
6004 | ゾーンの作成 | ||
6005 | 外部ネットワーク接続の作成 | ||
6006 | ネットワーク セグメントの作成 |
エラー コード | 関連する動作とアクション | エラーの説明 | 可能な修復方法 |
---|---|---|---|
7000 | MAC 固有のプロビジョニング ロールの作成 | MAC 固有のプロビジョニング ロールの作成に失敗しました。 |
|
7001 | MAC 固有のプロビジョニング ロールの削除 | MAC 固有のプロビジョニング ロールの削除に失敗しました。 |
|
7002 | 操作のタイムアウト | 操作が時間どおりに完了しませんでした。 | 操作の実行エラーか同時タスクが多すぎます。 |
7003 | MAC 固有のプロビジョニング ロールの検索 | MAC 固有のプロビジョニング ロールの検索に失敗しました。 |
|
7004 | プロビジョニング ロール テンプレートの検索 | プロビジョニング ロール テンプレートの検索に失敗しました。 |
|
7005 | 許可 APID の生成 | APID の生成に失敗しました。 | Cisco Server Provisioner 用のランタイム ユーザのユーザ名とパスワードが正しいことを確認します。 |
エラー コード | 関連動作 | エラーの説明 | 可能な修復方法 |
---|---|---|---|
8000 | UCS サービス プロファイルの関連付け | UCS サービス プロファイルの関連付けに失敗しました。 | サービス プロファイル名とサービス プール名が有効で存在することを確認します。 |
8001 | UCS VLAN と vNIC の関連付け | UCS VLAN と vNIC の関連付けに失敗しました。 | vNIC 名、VLAN 名、またはネイティブ VLAN 名が有効で存在することを確認します。 |
8002 | サービス テンプレートへのプロファイルのバインド | サービス テンプレートへの UCS サービス プロファイルのバインドに失敗しました。 | サービス プロファイル名とサービス プール名が有効で存在することを確認します。 |
8003 | ブレードの電源投入 | 電源をオンにできません。 |
|
8004 | UCS サーバのブート | UCS サーバのブートに失敗しました。 |
|
8005 | 未使用 | ||
8006 | 未使用 | ||
8007 | テンプレートからの UCS サービス プロファイルの作成 | テンプレートからの UCS サービス プロファイルの作成に失敗しました。 | テンプレート名が有効で存在することを確認します。 |
8008 | UCS サービス プロファイルの削除 | UCS サービス プロファイルの削除に失敗しました。 | サービス プロファイル名が有効で存在することを確認します。 |
8009 | UCS サービス プロファイルの関連付けの解除 | UCS サービス プロファイルの関連付けの解除に失敗しました。 | サービス プロファイル名が有効で存在することを確認します。 |
8010 | UCS VLAN と vNIC の関連付けの解除 | UCS VLAN と vNIC の関連付けの解除に失敗しました。 |
|
8011 | 未使用 | ||
8012 | UCS 管理対象オブジェクトの検出 | UCS 管理対象オブジェクトの検出に失敗しました。 | Cisco Server Provisioner 用のランタイム ユーザのユーザ名とパスワードが正しいことを確認します。 |
8013 | 未使用 | ||
8014 | 未使用 | ||
8015 | 未使用 | ||
8016 | UCS サーバ設定の取得 | UCS サーバ設定の取得に失敗しました。 |
|
8017 | 未使用 | ||
8018 | UCS サービス プロファイルの変更 | UCS サービス プロファイルの変更に失敗しました。 | サービス プロファイル名が有効で存在することを確認します。 |
8019 | 未使用 | ||
8020 | UCS サーバのリセット | UCS サーバのリセットに失敗しました。 |
|
8021 | UCS サーバのシャットダウン | UCS サーバのシャットダウンに失敗しました。 |
|
未使用 | |||
8023 | 未使用 | ||
8100 | ブレードが未割り当て | ブレードが未割り当てです。 | ブレードにプロファイルが割り当てられていません。プロファイルを割り当ててください。 |
8101 | ブレードが存在しない | ブレードが見つかりません。 |
|
エラー コード | 関連動作 | エラーの説明 | 可能な修復方法 |
---|---|---|---|
9000 | VM ハードディスクの追加 | VM ハードディスクの追加に失敗しました。 |
|
9001 | VM のクローニング | VM のクローニングに失敗しました。 |
|
9002 | VM ネットワーク アダプタの追加 | ネットワーク アダプタの追加に失敗しました。 |
|
9003 | VM の再設定 | VM の再設定に失敗しました。 | VM が電源オフの状態であることを確認します。 |
9004 | VM ネットワーク アダプタの更新 | VM ネットワーク アダプタの更新に失敗しました。 |
|
9005 | VM の電源オン | VM の電源をオンにできません。 |
|
9006 | Linux VM のカスタマイズ | Linux VM のカスタマイズに失敗しました。 |
|
9007 | VM ネットワーク アダプタのクエリ | VM ネットワーク アダプタのクエリに失敗しました。 |
|
9008 | VM の電源オフ | VM の電源をオフにできません。 |
|
9009 | VM ネットワーク アダプタの追加 | VM にネットワーク アダプタを追加できませんでした。 |
|
9010 | VM ネットワーク アダプタのクエリ | VM のクエリに失敗しました。 |
|
9011 | VM デバイスのクエリ | VM デバイスのクエリに失敗しました。 |
|
9012 | VM プロパティのクエリ | VM プロパティのクエリに失敗しました。 |
|
9013 | Windows VM のカスタマイズ | Windows VM のカスタマイズに失敗しました。 |
|
9014 | VM のクエリ | VM のクエリに失敗しました。 |
|
9021 | VM ハードディスクの更新 | VM ハードディスクの更新に失敗しました。 | VM が電源オフの状態であることを確認します。 |
9022 | ホストの追加 | ホストの追加に失敗しました。 |
|
9023 | ホストの除去 | ホストの除去に失敗しました。 | ホストのホスト名が正しいことを確認します。 |
9024 | VM ツールのアップグレード | VM ツールのアップグレードに失敗しました。 | VMware ツールがインストールされ開始されていることを確認します。 |
9025 | 新しい VM の作成 | 新しい仮想サーバの作成に失敗しました。 |
|
9026 | VM の削除 | VM の削除に失敗しました。 |
|
9027 | リソース プールの列挙 | リソース プールの列挙に失敗しました。 |
|
9028 | スナップショットの復元 | スナップショットの復元に失敗しました。 |
|
9029 | スナップショットの作成 | スナップショットの作成に失敗しました。 |
|
9030 | スナップショットの削除 | スナップショットの削除に失敗しました。 |
|
9031 | ネットワークの列挙 | ネットワークの列挙に失敗しました。 |
|
9032 | データストアの列挙 | データストアの列挙に失敗しました。 |
|
9033 | クラスタの列挙 | クラスタの列挙に失敗しました。 |
|
9034 | データセンターの列挙 | データセンターの列挙に失敗しました。 |
|
9035 | ホストの列挙 | VM ホストの列挙に失敗しました。 |
|
9036 | VM テンプレートのクエリ | VM テンプレートのクエリに失敗しました。 |
|
9037 | VM ホストのメンテナンス モードの開始 | メンテナンス モードの開始に失敗しました。 | 実行中のすべての VM がホストから待避したことを確認します。 |
9038 | ホストのシャットダウン | シャットダウンに失敗しました。 |
|
9039 | VM ホストのメンテナンス モードの終了 | メンテナンス モードの終了に失敗しました。 |
|
9040 | VM ホスト プロファイルの適用 | VM ホスト プロファイルの適用に失敗しました。 |
|
9041 | VM ホスト プロファイルの関連付け | VM ホスト プロファイルの関連付けに失敗しました。 | ホスト プロファイル名が有効で存在することを確認します。 |
9042 | VM ホスト プロファイルの作成 | VM ホスト プロファイルの作成に失敗しました。 | vCenter との通信に問題があるか、vCenter ターゲットのユーザ名またはパスワードが正しくありません。 |
9043 | ホストのクエリ | ホストのクエリに失敗しました。 | 指定されたホスト名が vCenter 内の有効なホストであることを確認します。 |
9044 | 未使用 | ||
9045 | 未使用 | ||
9099 | VMTool の確認 | VMware ツールがインストールされていません。 | VMware ツールがインストールされ開始されていることを確認します。 |
9100 | ネットワーク アダプタが見つからない | ネットワーク アダプタが見つかりません。 | VM にネットワーク アダプタがありません。ネットワーク アダプタを追加します。 |
9101 | 未使用 | ||
9102 | 未使用 |
接続テスト
Cisco Process Orchestrator 内で作成された VMware vCenter サーバ ターゲットおよびランタイム ユーザを検証します。保管されたログイン クレデンシャルを使用して、VMware vCenter サーバ ターゲットに対する Cisco Process Orchestrator の接続性を確認します。
エラー
エラー コード | エラーの考えられる原因 | 修復 |
---|---|---|
6101 | 接続されない。VMware vCenter サーバへの接続に失敗しました。 | 接続の作成中に Cisco Cloud Portal に入力する VMware vCenter サーバの詳細を確認します。 |
6102 | 接続されない。VMware vCenter サーバへの接続に失敗しました。 | Cisco Cloud Portal 内に VMware vCenter サーバ ターゲットを作成するために指定される VMware vCenter サーバ ログイン クレデンシャルにアクセス権があることを確認します。 |
読み取りテスト
VMware vCenter サーバに存在する ESXi ホストにクエリを実行することによって、指定されたログイン クレデンシャルが VMware vCenter サーバへの読み取りアクセス権限を持つことを検証します。
エラー
エラー コード | エラーの考えられる原因 | 修復 |
---|---|---|
6201 | 接続(読み取り専用):VMware vCenter サーバのログイン クレデンシャルが、VMware vCenter サーバからの情報を読み取れませんでした。 | 指定された VMware vCenter サーバのログイン クレデンシャルが VMware vCenter サーバ内の適切なオブジェクトへのアクセス権限を持つことを確認します。 |
書き込みテスト
Power CLI を使用して、VMware vCenter サーバ ランタイムが VMware vCenter サーバに書き込みアクセス権を持つことを検証します。書き込みアクセス権限は、オペレーティング システムを持たない小さい仮想マシンを作成し、作成された仮想マシンを削除することによって検証できます。
エラー
エラー コード | エラーの考えられる原因 | 修復 |
---|---|---|
6301 | 接続(読み取り専用):VMware vCenter サーバのログイン クレデンシャル(読み取りおよび書き込み用)。 | 指定された VMware vCenter サーバのログイン クレデンシャルが VMware vCenter サーバ内の適切なオブジェクトへの書き込み権限を持つことを確認します。 |
6302 | 接続(読み取り専用):ESXi ホストが見つかりません。 | VMware vCenter サーバ内の ESXi ホストが、Cisco Cloud Portal 内のホスト名に一致するか検証します。ホストが一致しない場合、登録済みの VMware vCenter サーバにあるホストの検出のための cloudsync 検出を実行します。 |
接続テスト
Cisco Process Orchestrator 内で作成された Cisco Server Provisioner ターゲットおよびランタイム ユーザを検証します。保管されたログイン クレデンシャルを使用して、Cisco Server Provisioner ターゲットに対する Cisco Process Orchestrator の接続性を確認します。
エラー
エラー コード | エラーの考えられる原因 | 修復 |
---|---|---|
7101 | 接続されない。Cisco Server Provisioner への接続に失敗しました。 | 接続の作成中に Cisco Cloud Portal に入力する Cisco Server Provisioner の詳細を確認します。 |
7102 | 接続されない。Cisco Server Provisioner への接続に失敗しました。 | Cisco Cloud Portal 内で Cisco Server Provisioner ターゲットを作成するために指定される Cisco Server Provisioner ログイン クレデンシャルにアクセス権限があることを確認します。ユーザは root で、有効なルート パスワードを持つ必要があります。 |
読み取りテスト
プロビジョニング ロール テンプレートにクエリを作成することによって、指定されたログイン クレデンシャルが Cisco Server Provisioner に対する読み取り権限を持つか検証します。
エラー
エラー コード | エラーの考えられる原因 | 修復 |
---|---|---|
7201 | 接続(読み取り専用):読み取りと書き込みのユーザ クレデンシャル。 | 指定された Cisco Server Provisioner ログイン クレデンシャルが、保管されたプロビジョニング テンプレートに対する読み取り権限を持つことを確認します。 |
7202 | 接続(読み取り専用):プロビジョニング ロール テンプレートが見つかりません。 | Cisco Server Provisoner に少なくとも 1 つの Provisioning Template が定義されていることを確認します。 |
書き込みテスト
新しい MAC 固有のプロビジョニング ロールを作成し、作成した MAC 固有のプロビジョニング ロールを削除することによって、Cisco Server Provisioner ランタイム ユーザが書き込み権限を持つか検証します。
エラー
エラー コード | エラーの考えられる原因 | 修復 |
---|---|---|
7301 | 接続(読み取り専用):読み取りと書き込みのログイン クレデンシャル。 | ログイン クレデンシャルが、適切な Cisco Server Provisoner への書き込み権限を持つか検証します。 |
7302 | 接続(読み取り専用):Cisco Server Provisioner テンプレートが見つかりません。 | Cisco Server Provisioner 内の Server Provisioner テンプレートが、Cisco Cloud Portal 内のホスト名に一致するか検証します。Server Provisioner テンプレートが一致しない場合、Cisco Server Provisioner にあるテンプレートの検出のための cloudsync 検出を実行します。 |
接続テスト
Cisco Process Orchestrator 内で作成された Cisco UCS Manager ターゲットおよびランタイム ユーザを検証します。保管されたログイン クレデンシャルを使用して、Cisco UCS Manager ターゲットに対する Cisco Process Orchestrator の接続性を確認します。
エラー
エラー コード | エラーの考えられる原因 | 修復 |
---|---|---|
8101 | 接続失敗:Cisco UCS Manager に接続できません。 | 接続の作成中に Cisco Cloud Portal に入力する Cisco UCS Manager の詳細を確認します。 |
読み取りテスト
Cisco UCS Manger サーバ設定を読み取ることによって、指定されたログイン クレデンシャルが Cisco UCS Manager に対する読み取り権限があるか検証します。
エラー
エラー コード | エラーの考えられる原因 | 修復 |
---|---|---|
8201 | 接続(読み取り専用):Cisco UCS Manager サーバ設定を読み取ることができません。 | 指定された Cisco UCS Manager ログイン クレデンシャルが、適切な Cisco UCS Manager に対して読み取り権限を持つことを確認します。 |
書き込みテスト
ダミーのサービス プロファイルを作成し、作成されたダミーのサービス プロファイルを削除することによって、Cisco UCS Manager ランタイム ユーザが書き込み権限を持つか検証します。
エラー
エラー コード | エラーの考えられる原因 | 修復 |
---|---|---|
8301 | 接続(読み取り専用):読み取りと書き込みのユーザ クレデンシャル。 | ログイン クレデンシャルが、適切な Cisco UCS Manager への書き込み権限を持つか検証します。 |
接続テスト
指定されたログイン クレデンシャルを使用して、Cisco Process Orchestrator ランタイム ユーザが Cisco Cloud Portal ターゲットに接続できるか検証します。
エラー
エラー コード | エラーの考えられる原因 | 修復 |
---|---|---|
9101 | 接続失敗:ランタイム ユーザを検証できません。 | Cisco Process Orchestrator ランタイム ユーザおよびそのクレデンシャルを確認します。 |
読み取りテスト
Web サービス API を使用して Cisco Cloud Portal サービス項目データを取得することによって、Cisco Process Orchestrator のランタイム ユーザが Cisco Cloud Portal への読み取り権限を持つか検証します。
エラー
エラー コード | エラーの考えられる原因 | 修復 |
---|---|---|
9201 | 接続(読み取り専用):Cisco Cloud Portal からサービス項目データを読み取ることができません。 | ランタイム ユーザおよび nsAPI ユーザのログイン クレデンシャルが、Cisco Cloud Portal へのアクセス権限を持つか検証します。また、Cisco Process Orchestor および Cisco Cloud Portal で Web サービスが使用可能かどうかも検証します。 |
書き込みテスト
Cisco Cloud Portal Adapter を使用してサービス項目を作成または更新することによって、ランタイム ユーザが書き込み権限を持つか検証します。
エラー
エラー コード | エラーの考えられる原因 | 修復 |
---|---|---|
9301 | 接続(読み取り専用):読み取りと書き込みのユーザ クレデンシャル。 | ランタイム ユーザと Cisco Cloud Portal アダプタのユーザ クレデンシャルが適切な Cisco Cloud Portal へのアクセス権限を持つか検証します。また、Cisco Process Orchestor および Cisco Cloud Portal サーバで Web サービスが使用可能かどうかも検証します。 |
エラー コード | 関連する動作とアクション | エラーの説明 | 可能な修復方法 |
---|---|---|---|
5001 | ターゲットの検出 | ターゲットの検出に失敗しました。 | 指定した条件に一致するターゲットが存在することを確認します。 |
注:検証は、ステータスと要素の現在のステータスの説明を返すように設計されており、ターゲットが見つからない場合のみエラーを生成します。検証によって生成されるステータスと説明の一覧を次に示します。
ステータス | 説明 | 可能な修復方法 |
---|---|---|
接続されず | VCenter への接続に失敗しました。 |
|
接続されず | 読み取りと書き込みのユーザ クレデンシャル。 | ユーザ クレデンシャルが適切な vCenter および適切なデータストアへのアクセス権限を持つか検証します。 |
接続(読み取り専用) | 読み取り専用のユーザ クレデンシャル。 | ユーザは VCenter またはデータストアへの読み取り権限のみ持ちます。 |
接続(読み取り専用) | サーバをプロビジョニングできません。 | vCenter 理由コードが返されます。vCenter のドキュメントを参照してください。 |
接続中 | 検証が成功しました。 | |
接続されず | UCS に接続できません。 |
|
接続されず | 読み取りと書き込みのユーザ クレデンシャル。 | ユーザ クレデンシャルが適切な UCS Manager へのアクセス権限を持つか検証します。 |
接続(読み取り専用) | サービス プロファイルをプロビジョニングまたは作成できません。 | これはほとんどの場合、サービス プロファイルをプロビジョニングする UCS 上でユーザが正しいロールを持っていないことが原因です。 |
接続中 | 検証が成功しました。 | |
接続されず | CSP サービスに接続できません。 |
|
接続されず | APID ユーザが存在しません。 | ユーザは CSP 上の APID と関連付けられる必要があり、APID またはユーザが一致しないか見つかりません。 |
接続(読み取り専用) | サービス プロファイルの作成に失敗しました。 | APID に関連付けられたユーザが見つかって CSP にログインできますが、サービス プロファイルを作成する権限がありませんでした。 |
接続中 | 検証が成功しました。 |
エラー コード | 関連する動作とアクション | エラーの説明 | 可能な修復方法 |
---|---|---|---|
5001 | ターゲットの検出 | ターゲットの検出に失敗しました。 | 指定した条件に一致するターゲットが存在することを確認します。 |
注:検証は、要素の現在のステータスのステータスと説明を返すように設計されており、ターゲットが見つからない場合にのみエラーが発生します。検証によって生成されるステータスと説明の一覧を次に示します。
ステータス | 説明 | 可能な修復方法 |
---|---|---|
接続されず | CP Web ターゲットが到達不能です。 | ターゲット名およびユーザ クレデンシャルを検証します。 |
接続されず | RequestCenter DB にアクセスできません。 | CP DB 設定を検証します。 |
接続(読み取り専用) | CP 内の SI を作成または更新できません。 | CP Web ターゲットへのアクセスに使用されるクレデンシャルが、CP 内で正しいレベルのアクセスを持っています。 |
接続(読み取り専用) | 接続に失敗しました。 | CP Web ターゲットおよび Cloud Portal API の拡張されたターゲット プロパティに定義されたユーザが次のものであるか確認します。 |
接続中 | 検証が成功しました。 |
エラー コード | 関連する動作とアクション | エラーの説明 | 可能な修復方法 |
---|---|---|---|
5001 | ターゲットの検出 | ターゲットの検出に失敗しました。 | 指定した条件に一致するターゲットが存在することを確認します。 |
注:検証は、要素の現在のステータスのステータスと説明を返すように設計されており、ターゲットが見つからない場合にのみエラーが発生します。検証によって生成されるステータスと説明の一覧を次に示します。
ステータス | 説明 | 可能な修復方法 |
---|---|---|
接続(読み取り専用) | CIM インポート障害です。 | CP および PO の共有場所アクセスを確認し、ユーザ クレデンシャルを確認します。 |
接続中 | 検証が成功しました。 |
注:CP 内で設定された SMTP サーバを経由して、指定されたユーザに E メールを送信します。
検証 | 説明 | 可能な修復方法 |
---|---|---|
E メール障害の検証、PO が E メール検証に含まれていない。 | E メールが所定の時間内に受信されない場合、CP 内で設定された SMTP サーバが到達可能で完全に機能するか確認します。 | E メール検証が到達しない場合:
|
クラウド インフラストラクチャの接続を実行中に HTTP 401 および HTTP 403 認証エラーを受け取る場合、PO と CP の間の IIS 認証方式を確認します。認証設定は CP エージェントと PO Web サービスについて同じであるべきです。
改定 | 発行日 | コメント |
---|---|---|
1.0 |
18-Feb-2013 |
初版 |