この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
中小規模のネットワークに最適な Cisco® Aironet® 1815i アクセスポイントによって、シスコのすべての高性能機能をエンタープライズ環境で実現できます。
Cisco Aironet 1815i は、最新の Wi-Fi 標準規格である IEEE 802.11ac Wave 2 をサポートし、業界トップクラスのワイヤレスパフォーマンスを実現します(図 1)。ユーザエクスペリエンスを向上させることで、拡大するワイヤレスネットワーク要件に応えます。
1815i は、スマートフォン、タブレット、高性能ラップトップなど、802.11ac Wave 1 または Wave 2 サポートを統合した新しい世代の Wi-Fi クライアントにも対応しています。
Cisco Aironet 1815i アクセスポイント
1815i は、802.11ac Wave 2 規格に準拠しており、5 GHz 無線で最大 867 Mbps のデータレートを提供します。802.11n 規格対応アクセスポイントよりも優れたデータレートを実現します。最大 1 Gbps のデュアル無線データレート(アグリゲーション)も実現できるため、企業やサービスプロバイダーは、ワイヤレスユーザの期待やニーズを常に超えたネットワーク基盤を確立できます。
企業ユーザの間では、社内ネットワーク接続時に便利なワイヤレス接続を選ぶことが増えています。このためワイヤレスに対する期待も拡大しており、ユーザの業務効率を低下させることなく自由に移動できる高性能ワイヤレスネットワークへの需要が高まっています。1815i は、非常に安全で信頼性の高いワイヤレス接続によって業界トップクラスのパフォーマンスを実現し、安定したモビリティエクスペリエンスを提供します。
1815i を使用すると、リモートワーカーやマイクロオフィスを保護できます。Cisco Aironet または Catalyst アクセスポイントは、Office Extend アクセスポイント(OEAP)として機能できます。OEAP を使用すると、自宅または一時的なマイクロオフィスにいる従業員は、VPN を設定したり、高度な技術的知識を必要としたりすることなく、企業の SSID と企業のネットワークにアクセスできます。
Cisco User Defined Network は Cisco DNA Center で使用可能な機能で、これにより IT 部門はエンドユーザに共有ネットワーク上の独自のワイヤレス ネットワーク パーティションの制御を任せることができます。エンドユーザは、このネットワークにデバイスをリモートで安全に導入できます。大学の学生寮や長期の病院での滞在に最適な Cisco User Defined Network は、デバイスのセキュリティと制御の両方を提供し、各ユーザはネットワークに接続できるユーザを選択できます。(2020 年の後半に発売されます。)
Wi-Fi 6 の対応状況を示すダッシュボードは、Cisco DNA Center のアシュアランスメニューにある新しいダッシュボードです。このダッシュボードではネットワーク上にある全デバイスが網羅され、デバイスやソフトウェア、クライアントが新しい Wi-Fi 6 規格との互換性を備えているかが検証されます。アップグレード後、高度なワイヤレス分析により、Wi-Fi 6 の導入によるパフォーマンスとキャパシティの向上が示されます。これはワイヤレスネットワークをアップグレードする場面とその方法をチームが定義するのに役立つ優れたツールであり、プロトコル別(802.11ac/n/abg)のアクセスポイントの分布やプロトコル別のワイヤレス接続の通信時間の効率に関する情報を把握し、緻密な評価指標を入手できます。
表 1 に、1815i の機能と利点を示します。
表 1. 機能と利点
機能 |
利点 |
MU-MIMO |
マルチユーザ(MU)Multiple-Input Multiple-Output(MU-MIMO)により、複数の 802.11ac Wave 2 対応クライアントにデータを同時に送信できるため、クライアント エクスペリエンスが向上します。MU-MIMO 以前は、802.11n および 802.11ac Wave 1 アクセスポイントは一度に 1 つのクライアントにしかデータを送信できないため、一般にシングルユーザ MIMO(SU-MIMO)と呼ばれています。 2x2:2 の MIMO 技術を備えた 802.11ac Wave 2 は、SU-MIMO モードまたは MU-MIMO モードでの動作時に 2 つの空間ストリームを使用することで、競合製品のアクセスポイントよりも高い 867 Mbps で大容量と高信頼性を実現しています。 |
Cisco Mobility Express ソリューション |
高い柔軟性を誇る Mobility Express ソリューションは、小規模から中規模の環境に最適です。簡単なセットアップにより、物理コントローラなしで 1815i を導入できます。 |
一体型 Bluetooth 4.1 |
ロケーションおよびアセットトラッキング用一体型 Bluetooth Low-Energy(BLE)4.1 無線(提供予定)。 |
ワイヤレスパフォーマンスの向上
1815i アクセスポイントは、高性能、広いカバレッジ、高密度ネットワークを実現する最新の 802.11ac Wave 2 標準規格をサポートしています。802.11ac Wave 2 MU-MIMO 機能によりデュアル無線とデュアルバンドを同時にサポートできるため、まもなくネットワークの主流となる高帯域幅デバイスの増加にも対応できます。
有線アクセス
1815i は、有線アクセスが可能な RJ-45 10/100/1000 自動検出ポートを 1 つ備えており、PoE 802.3af 電源を使用してフル稼働モードに対応します。
取り付け
スモールフォームファクタを特長とする洗練されたデザインは、さまざまな設置方法に対応できるように設計されており、天井や壁面に直接設置できます。設置も簡単です。
表 2 に、Cisco Aironet 1815i アクセスポイントの仕様を示します。表 3 に、アクセスポイントの RF 仕様を示します。
表 2. 仕様
項目 |
仕様 |
|||||||
認証およびセキュリティ |
●
Wi-Fi Protected Access 3
(
WPA3
)、
WPA2
、
WPA
のための
Advanced Encryption Standard
(
AES
)
● 802.1X
、RADIUS
認証、許可、およびアカウンティング(AAA
)
● 802.11r
● 802.11i
|
|||||||
ソフトウェア |
● Cisco Unified Wireless Network
ソフトウェア、AireOS
ワイヤレス
コントローラ
リリース 8.3.112.0/83MR1
以降
● Cisco Mobility Express
|
|||||||
サポートされる WLAN コントローラ |
● Cisco 2500
シリーズ
ワイヤレス
コントローラ、Cisco 3500
シリーズ
ワイヤレス
コントローラ、ISR G2
用 Cisco Wireless Controller Module
、Catalyst
® 6500
シリーズ
スイッチ向け Cisco Wireless Services Module 2
(WiSM2
)、Cisco 5500
シリーズ
ワイヤレス
コントローラ、Cisco Flex
® 7500
シリーズ
ワイヤレス
コントローラ、Cisco 8500
シリーズ
ワイヤレス
コントローラ、Cisco 9800
シリーズ
ワイヤレス
コントローラ。
● Cisco Mobility Express
|
|||||||
最大クライアント数 |
●
アソシエートするワイヤレスクライアントの最大数:Wi-Fi
無線ごとに 200
、合計でアクセスポイントごとに 400
クライアント
|
|||||||
802.11ac |
● 2 X 2
シングルユーザ/
マルチユーザ MIMO
、2
つの空間ストリーム
●
最大比合成(MRC
)
● 20
、40
、80 MHz
チャネル
●
最大 866.7 Mbps
の PHY
データレート(5 GHz
で 80 MHz
)
●
パケット集約:A-MPDU
(Tx/Rx
)、A-MSDU
(Rx
)
● 802.11 Dynamic Frequency Selection
(DFS
)
● Cyclic Shift Diversity
(CSD
)サポート
|
|||||||
イーサネット ポート |
● 802.1X
または MAC
フィルタリングによる認証
●
ダイナミック VLAN
またはポートごと
●
トラフィックをワイヤレス LAN
コントローラにローカルで切り替える、またはトンネリングで戻す
|
|||||||
Bluetooth(提供予定) |
●
一体型 Bluetooth 4.1
(BLE
を含む)無線
●
最大送信出力:4 dBm
●
アンテナゲイン:2 dBi
|
|||||||
サポートされるデータレート |
802.11a:6、9、12、18、24、36、48、54 Mbps |
|||||||
802.11b/g:1、2、5.5、6、9、11、12、18、24、36、48、54 Mbps |
||||||||
802.11n データレート(2.4 GHz): |
||||||||
MCS 指数1 |
GI2 = 800 ns |
GI = 400 ns |
||||||
20 MHz レート(Mbps) |
20 MHz レート(Mbps) |
|||||||
0 |
6.5 |
7.2 |
||||||
1 |
13 |
14.4 |
||||||
2 |
19.5 |
21.7 |
||||||
3 |
26 |
28.9 |
||||||
4 |
39 |
43.3 |
||||||
5 |
52 |
57.8 |
||||||
6 |
58.5 |
65 |
||||||
7 |
65 |
72.2 |
||||||
8 |
13 |
14.4 |
||||||
9 |
26 |
28.9 |
||||||
10 |
39 |
43.3 |
||||||
11 |
52 |
57.8 |
||||||
12 |
78 |
86.7 |
||||||
13 |
104 |
115.6 |
||||||
14 |
117 |
130 |
||||||
15 |
130 |
144.4 |
||||||
|
802.11ac データレート(5 GHz): |
|||||||
MCS インデックス |
空間ストリーム |
GI = 800 ns |
GI = 400 ns |
|||||
|
20 MHz |
40 MHz |
80 MHz |
20 MHz |
40 MHz |
80 MHz |
||
1 |
6.5 |
13.5 |
29.3 |
7.2 |
15 |
32.5 |
||
1 |
13 |
27 |
58.5 |
14.4 |
30 |
65 |
||
1 |
19.5 |
40.5 |
87.8 |
21.7 |
45 |
97.5 |
||
1 |
26 |
54 |
117 |
28.9 |
60 |
130 |
||
1 |
39 |
81 |
175.5 |
43.3 |
90 |
195 |
||
1 |
52 |
108 |
234 |
57.8 |
120 |
260 |
||
1 |
58.5 |
121.5 |
263.3 |
65 |
135 |
292.5 |
||
1 |
65 |
135 |
292.5 |
72.2 |
150 |
325 |
||
1 |
78 |
162 |
351 |
86.7 |
180 |
390 |
||
1 |
– |
180 |
390 |
– |
200 |
433.3 |
||
2 |
13 |
27 |
58.5 |
14.4 |
30 |
65 |
||
2 |
26 |
54 |
117 |
28.9 |
60 |
130 |
||
2 |
39 |
81 |
175.5 |
43.3 |
90 |
195 |
||
2 |
52 |
108 |
234 |
57.8 |
120 |
260 |
||
2 |
78 |
162 |
351 |
86.7 |
180 |
390 |
||
2 |
104 |
216 |
468 |
115.6 |
240 |
520 |
||
2 |
117 |
243 |
526.5 |
130 |
270 |
585 |
||
2 |
130 |
270 |
585 |
144.4 |
300 |
650 |
||
2 |
156 |
324 |
702 |
173.3 |
360 |
780 |
||
2 |
– |
360 |
780 |
– |
400 |
866.7 |
||
非オーバーラップチャネルの最大数 |
A(A 規制ドメイン):
● 2.412
~ 2.462 GHz
、11
チャネル
● 5.180
~ 5.320 GHz
、8
チャネル
● 5.500
~ 5.700 GHz
、8
チャネル
(5.600 ~ 5.640 GHz を除く)
● 5.745
~ 5.825 GHz
、5
チャネル
B(B 規制ドメイン):
● 2.412
~ 2.462 GHz
、11
チャネル
● 5.180
~ 5.320 GHz
、8
チャネル
● 5.500
~ 5.720 GHz
、12
チャネル
● 5.745
~ 5.825 GHz
、5
チャネル
C(C 規制ドメイン):
● 2.412
~ 2.472 GHz
、13
チャネル
● 5.745
~ 5.825 GHz
、5
チャネル
D(D 規制ドメイン):
● 2.412
~ 2.462 GHz
、11
チャネル
● 5.180
~ 5.320 GHz
、8
チャネル
● 5.745
~
5.825 GHz
、5
チャネル
E(E 規制ドメイン):
● 2.412
~ 2.472 GHz
、13
チャネル
● 5.180
~ 5.320 GHz
、8
チャネル
● 5.500
~ 5.700 GHz
、8
チャネル
(5.600 ~ 5.640 GHz を除く) F(F 規制ドメイン):
● 2.412
~ 2.472 GHz
、13
チャネル
● 5.250
~ 5.350 GHz
、4
チャネル
● 5.725
〜 5.825 GHz
、4
チャネル
G(G 規制ドメイン):
● 2.412
~ 2.472 GHz
、13
チャネル
● 5.745
~ 5.865 GHz
、7
チャネル
H(H 規制ドメイン):
● 2.412
~ 2.472 GHz
、13
チャネル
● 5.180
~ 5.320 GHz
、8
チャネル
● 5.745
~ 5.825 GHz
、5
チャネル
I(I 規制ドメイン):
● 2.412
~ 2.472 GHz
、13
チャネル
● 5.180
~ 5.320 GHz
、8
チャネル
|
K(K 規制ドメイン):
● 2.412
~ 2.472 GHz
、13
チャネル
● 5.180
~ 5.320 GHz
、8
チャネル
● 5.500
~ 5.620 GHz
、7
チャネル
● 5.745
~ 5.805 GHz
、4
チャネル
N(N 規制ドメイン):
● 2.412
~ 2.462 GHz
、11
チャネル
● 5.180
~ 5.320 GHz
、8
チャネル
● 5.745
~ 5.825 GHz
、5
チャネル
Q(Q 規制ドメイン):
● 2.412
~ 2.472 GHz
、13
チャネル
● 5.180
~ 5.320 GHz
、8
チャネル
● 5.500
~ 5.700 GHz
、11
チャネル
R(R 規制ドメイン):
● 2.412
~ 2.472 GHz
、13
チャネル
● 5.180
~ 5.320 GHz
、8
チャネル
● 5.660
~ 5.700 GHz
、3
チャネル
● 5.745
~ 5.805 GHz
、4
チャネル
S(S 規制ドメイン):
● 2.412
~ 2.472 GHz
、13
チャネル
● 5.180
~ 5.320 GHz
、8
チャネル
● 5.500
~ 5.700 GHz
、11
チャネル
● 5.745
~ 5.825 GHz
、5
チャネル
T(T 規制ドメイン):
● 2.412
~ 2.462 GHz
、11
チャネル
● 5.280
~ 5.320 GHz
、3
チャネル
● 5.500
~ 5.700 GHz
、8
チャネル
(5.600 ~ 5.640 GHz を除く)
● 5.745
~ 5.825 GHz
、5
チャネル
Z(Z 規制ドメイン):
● 2.412
~ 2.462 GHz
、11
チャネル
● 5.180
~ 5.320 GHz
、8
チャネル
● 5.500
~ 5.700 GHz
、8
チャネル
(5.600 ~ 5.640 GHz を除く)
● 5.745
~ 5.825 GHz
、5
チャネル
|
||||||
注:この値は規制ドメインによって異なります。各規制ドメイン別の詳細については、製品マニュアルを参照してください。 |
||||||||
利用可能な送信出力設定 |
2.4 GHz 20 dBm (100 mW) 17 dBm (50 mW) 14 dBm (25 mW) 11 dBm (12.5 mW) 8 dBm (6.25 mW) 5 dBm (3.13 mW) 2 dBm (1.56 mW) -1 dBm(0.78 mW) |
5 GHz 20 dBm (100 mW) 17 dBm (50 mW) 14 dBm (25 mW) 11 dBm (12.5 mW) 8 dBm (6.25 mW) 5 dBm (3.13 mW) 2 dBm (1.56 mW) -1 dBm(0.78mW) |
||||||
注:最大出力設定は、チャネルおよび各国の規制によって異なります。詳細については製品マニュアルを参照してください。 |
||||||||
一体型アンテナ |
● 2.4 GHz
、ゲイン 2 dBi
● 5 GHz
、ゲイン 4 dBi
|
|||||||
インターフェイス |
● 10/100/1000BASE-T
自動検知(RJ-45
)、Power over Ethernet
(PoE
)X 1
●
管理コンソールポート(RJ-45
)
|
|||||||
インジケータ |
●
ステータス LED
によるブートローダーステータス、アソシエーションステータス、動作ステータス、ブートローダー警告、ブートローダーエラーの表示
|
|||||||
寸法(幅 X 奥行 X 高さ) |
●
アクセスポイント(取り付けブラケットを除く):150.8 X 150.8 X 33 mm
(6 X 6 X 1.3
インチ)
|
|||||||
重量 |
●
取り付けブラケットやその他のアクセサリを取り外した状態のアクセスポイント:
400 g
(
14
オンス)
|
|||||||
環境 |
●
動作時
◦
温度:0
~ 40°C
(32
~ 104°F
)
◦
湿度:10
~ 90%
(結露なきこと)
◦
最大高度:40°C
で 3,000 m
(9,843
フィート)
●
非動作時(保管時および輸送時)
◦
温度:-30
~ 70°C
(-22
~ 158°F
)
◦
湿度:10
~ 90%
(結露なきこと)
◦
最大高度:25°C
で 4,500 m
(15,000
フィート)
|
|||||||
システム |
● 1 GB DRAM
● 256 MB
のフラッシュ
● 710 MHz
クアッドコア
|
|||||||
入力電力要件 |
●
パワーインジェクタ:AIR-PWRINJ5=
または AIR-PWRINJ6=
|
|||||||
電源オプション |
● 802.3af/at
イーサネットスイッチ
●
オプションの Cisco
パワーインジェクタ(AIR-PWRINJ5=
、AIR-PWRINJ6=
)
|
|||||||
給電規格 |
● 8.3W
(最大、PoE
)
|
|||||||
物理的なセキュリティ |
●
アクセスポイントに盗難防止用トルクスネジが付属
|
|||||||
取り付け |
●
アクセスポイントに付属:取り付けブラケット AIR-AP-BRACKET8
|
|||||||
アクセサリ |
●
取り付けブラケット:AIR-AP-BRACKET8=
(スペアとして利用可能)
●
物理的セキュリティキット:AIR-SEC-50=
(別売)、アクセスポイントを壁面取り付けブラケットに固定するために使用する盗難防止用ネジ 50
個、RJ-45
のキャップ 50
個、イーサネットポートへの物理的アクセスを遮断するために使用するロック解除キー 2
個が付属
|
|||||||
保証 |
制限付きライフタイムハードウェア保証 |
|||||||
コンプライアンス |
●
安全性:
◦ UL 60950-1
◦ CAN/CSA-C22.2 No. 60950-1
◦ UL 2043
◦ IEC 60950-1
◦ EN 60950-1
◦ EN 60601-1-2
●
無線の認可:
◦ FCC Part 15.247
、15.407
◦ RSS-247
(カナダ)
◦ EN 300.328
、EN 301.893
(欧州)
◦ ARIB-STD 66
(日本)
◦
ARIB-STD T71
(
日本
)
◦ EMI
および感受性(クラス B
)
◦ FCC Part 15.107
および 15.109
◦ ICES-003
(カナダ)
◦ VCCI
(日本)
◦ EN 301.489-1
および -17
(欧州)
◦ EN 50385
● IEEE
標準:
◦ IEEE 802.11a/b/g
、802.11n
、802.11h
、802.11d
◦ IEEE 802.11ac
●
セキュリティ:
◦ 802.11i
、WPA3
、WPA2
、WPA
◦ 802.1X
◦ AES
●
拡張認証プロトコル(EAP
)の種類:
◦ EAP-Transport Layer Security
(TLS
)
◦ EAP-Tunneled TLS
(TTLS
)または Microsoft Challenge Handshake Authentication Protocol Version 2
(MSCHAPv2
)
◦ Protected EAP
(PEAP
)v0
または EAP-MSCHAPv2
◦ EAP-Flexible Authentication via Secure Tunneling
(FAST
)
◦ PEAP v1
または EAP-Generic Token Card
(GTC
)
◦ EAP-Subscriber Identity Module
(SIM
)
●
マルチメディア:
◦ Wi-Fi
マルチメディア(WMM
)
●
その他:
◦ FCC Bulletin OET-65C
◦ RSS-102
|
|||||||
表 3. RF 仕様
送信出力および受信感度(1815i) |
|||||
|
|
2.4 GHz 無線 |
5 GHz 無線 |
||
|
空間ストリーム |
送信パワー合計(dBm) |
受信感度(dBm) |
送信パワー合計(dBm) |
受信感度(dBm) |
802.11/11b |
|||||
1 Mbps |
1 |
17 |
-98 |
該当なし |
該当なし |
11 Mbps |
1 |
17 |
-89 |
該当なし |
該当なし |
802.11a/g |
|||||
6 Mbps |
1 |
20 |
-94 |
17 |
-94 |
24 Mbps |
1 |
20 |
-87 |
20 |
-87 |
54 Mbps |
1 |
20 |
-78 |
18 |
-78 |
802.11n HT20 |
|||||
MSC0 |
1 |
20 |
-93 |
20 |
-93 |
MSC4 |
1 |
20 |
-83 |
18 |
-82 |
MSC7 |
1 |
20 |
-75 |
16 |
-75 |
MSC8 |
2 |
20 |
-90 |
20 |
-90 |
MSC12 |
2 |
20 |
-80 |
18 |
-79 |
MSC15 |
2 |
20 |
-72 |
16 |
-72 |
802.11n HT40 |
|||||
MSC0 |
1 |
|
|
20 |
-90 |
MSC4 |
1 |
|
|
18 |
-79 |
MSC7 |
1 |
|
|
16 |
-72 |
MSC8 |
2 |
|
|
20 |
-87 |
MSC12 |
2 |
|
|
18 |
-76 |
MSC15 |
2 |
|
|
16 |
-69 |
802.11ac VHT20 |
|||||
MSC0 |
1 |
|
|
20 |
-93 |
MSC4 |
1 |
|
|
18 |
-82 |
MSC7 |
1 |
|
|
16 |
-75 |
MSC8 |
1 |
|
|
15 |
-71 |
MSC0 |
2 |
|
|
20 |
-90 |
MSC4 |
2 |
|
|
18 |
-79 |
MSC7 |
2 |
|
|
16 |
-72 |
MSC8 |
2 |
|
|
15 |
-68 |
802.11ac VHT40 |
|||||
MSC0 |
1 |
|
|
20 |
-90 |
MSC4 |
1 |
|
|
18 |
-79 |
MSC7 |
1 |
|
|
16 |
-72 |
MSC8 |
1 |
|
|
15 |
-68 |
MSC9 |
1 |
|
|
15 |
-66 |
MSC0 |
2 |
|
|
20 |
-87 |
MSC4 |
2 |
|
|
18 |
-76 |
MSC7 |
2 |
|
|
16 |
-69 |
MSC8 |
2 |
|
|
15 |
-65 |
MSC9 |
2 |
|
|
15 |
-63 |
802.11ac VHT80 |
|||||
MSC0 |
1 |
|
|
20 |
-87 |
MSC4 |
1 |
|
|
18 |
-77 |
MSC7 |
1 |
|
|
16 |
-69 |
MSC8 |
1 |
|
|
15 |
-65 |
MSC9 |
1 |
|
|
15 |
-63 |
MSC0 |
2 |
|
|
20 |
-84 |
MSC4 |
2 |
|
|
18 |
-74 |
MSC7 |
2 |
|
|
16 |
-66 |
MSC8 |
2 |
|
|
15 |
-62 |
MSC9 |
2 |
|
|
15 |
-60 |
注:最大出力設定は、チャネルおよび各国の規制によって異なります。詳細については製品マニュアルを参照してください。 |
表 4 に、Cisco Aironet 1815i アクセスポイントの発注情報を示します。購入方法については、シスコの「購入案内」のページを参照してください。ソフトウェアをダウンロードするには、Cisco Software Center にアクセスしてください。
表 4. 発注情報
製品名 |
部品番号 |
Cisco Aironet 1815i |
● AIR-AP1815i-x-K9
:デュアルバンド中央管理型 802.11a/g/n/ac
、Wave 2
● AIR-AP1815i-x-K9C
:デュアルバンド 802.11a/g/n/ac Wave 2
、デフォルトのソフトウェアとして Mobility Express
◦
規制ドメイン:(x =
規制ドメイン)
◦ Mobility Express
については、製品番号 AIR-AP1815i-x-K9C
のデフォルトのソフトウェアオプションとして Mobility Express
を提供
お客様の国における使用認可をご確認ください。特定の国に該当する認可、または特定の国で使用される規制ドメインを確認するには、https://www.cisco.com/go/aironet/compliance を参照してください。 すべての規制ドメインで認可されているわけではありません。認可され次第、グローバル価格表に製品番号が記載されます。 |
カスタマイズされたインテリジェントなシスコのサービスにより、テクノロジーへの投資をより早く回収できます。ネットワークに対する深い専門知識に支えられた Cisco ワイヤレス LAN サービスを利用することで、リッチ メディア コラボレーションに対応できる堅牢かつ拡張性の高いモビリティネットワークを導入できます。また、Cisco Unified Wireless Network を基盤とした有線およびワイヤレスのネットワーク インフラストラクチャの統合により、業務の効率化も推進します。シスコでは、専門知識に基づくアドバイザリ、導入や最適化を通じて、高度なモビリティサービスに迅速に移行し、導入後もアーキテクチャの最適なパフォーマンス、信頼性、セキュリティを維持できるようお客様を支援します。さらに、Smart Net Total Care サービスによってお客様の投資を保護し、シスコ製品を最大限活用できるようにも支援します。シスコが提供し、お客様が信頼するパートナーによって支えられているこの包括的なサービスには、Cisco Technical Assistance Center への 24 時間 365 日のアクセス、IOS ソフトウェアのアップデート、オンラインリソース、ハードウェア交換が必要な場合の緊急手配が含まれます。Smart Net Total Care は、問題の迅速な解決、運用効率の向上、ダウンタイムのリスク軽減をサポートします。詳細については、https://www.cisco.com/c/en/us/products/wireless/service-listing.html を参照してください。
Cisco Wireless LAN サービス
● AS-WLAN-CNSLT:Cisco Wireless LAN Network Planning and Design サービス
● AS-WLAN-CNSLT:Cisco Wireless LAN 802.11n 移行サービス
● AS-WLAN-CNSLT:Cisco Wireless LAN Performance and Security Assessment サービス
コントローラにアクセスポイントを接続するには、Cisco DNA ソフトウェア サブスクリプションが必要です。Cisco Catalyst 9800 シリーズ ワイヤレス コントローラに接続する資格を得るには、アクセスポイントに Cisco DNA サブスクリプション ライセンスが必要です。
Cisco Catalyst 9800 シリーズ ワイヤレス コントローラに接続するアクセスポイントのライセンス要件の決定
Cisco Catalyst 9800 シリーズ コントローラに接続するアクセスポイントには、新しく簡素化されたソフトウェア サブスクリプション パッケージがあります。
これらは 3 層の Cisco DNA ソフトウェア(Cisco DNA Essentials、Cisco DNA Advantage、Cisco DNA Premier)をサポートします。
Cisco DNA ソフトウェア サブスクリプションは、アクセスポイントに関するシスコのイノベーションを提供します。これらには永続的な Network Essentials と Network Advantage のライセンスオプションもあり、802.1X 認証、Quality of Service(QoS)、プラグアンドプレイ(PnP)のようなワイヤレスの基本要素だけでなく、テレメトリや可視性、シングルサインオン(SSO)、セキュリティ制御にも対応します。
Cisco DNA サブスクリプション ソフトウェアは、3 年、5 年、または 7 年のサブスクリプション期間を購入する必要があります。期間満了までに更新しない場合は Cisco DNA の機能も無効になりますが、Network Essentials と Network Advantage の機能はそのまま使えます。
永続的な Network Essentials および Network Advantage を含む、Cisco DNA ソフトウェアライセンスで有効になっているすべての機能のリストについては、https://www.cisco.com/c/m/en_us/products/software/dna-subscription-wireless/en-sw-sub-matrix-wireless.html?oid=porew018984 を参照してください。
2 つのモードのライセンスを使用できます。
· スマートライセンス(SL)によってライセンス付与が簡単になり、柔軟性が向上します。次のようなメリットを実現しました。
◦ シンプル:ライセンスを簡単に調達、導入、管理できます。デバイスの自動登録により、製品アクティベーションキー(PAK)が不要になります。
◦ フレキシブル:ライセンスは 1 つのアカウントにプールされ、必要に応じて、ネットワーク経由でライセンスを自由に移動できます。
◦ スマート:所有するライセンスと使用状況をリアルタイムで確認できるため、ライセンスをスマートに管理できます。
● Specific License Reservation(SLR)は、非常にセキュリティの高いネットワークで使用される機能です。この機能により、お客様は使用状況をシスコと同期通信することなく、デバイス(製品インスタンス)にソフトウェアライセンスを導入できます。シスコまたはサテライトとは通信しません。ライセンスは、すべてのコントローラ向けに予約されます。これは、ノードベースのライセンスです。
ライセンス階層は次のとおりです。
● Cisco DNA Essentials:このレベルでは、Cisco DNA Essentials 機能セットがサポートされます。
● Cisco DNA Advantage:このレベルでは、Cisco DNA Advantage 機能セットがサポートされます。
● NE:このレベルでは、Network Essentials 機能セットがサポートされます。
● NA:このレベルでは、Network Advantage 機能セットがサポートされます。
Cisco DNA Premier は ISE ライセンスおよび Cisco DNA Spaces Extend とのバンドルです。Cisco DNA Advantage が含まれるため、このレベルでは、Cisco DNA Advantage の機能セットがサポートされます。Cisco DNA Essentials をご購入のお客様については、Network Essentials がサポートされ、有効期限終了後も引き続き機能します。Cisco DNA Advantage または Cisco DNA Premier をご購入のお客様については、Network Advantage がサポートされ、有効期限終了後も引き続き機能します。
コントローラの初回起動は Cisco DNA Advantage レベルで実行されます。
Cisco Aironet 1815i アクセスポイントには、制限付きライフタイム保証が付属します。この中では、製品を最初に購入したエンドユーザが所有または使用し続ける限り、ハードウェアに対する包括的な保証が継続的に提供されます。この保証には、10 日間の代替品先行手配が含まれます。また、ソフトウェアメディアについては、90 日間、障害が発生しないことを保証します。詳細については、https://www.cisco.com/jp/go/warranty を参照してください。
保証については、Cisco.com の「製品保証」ページ [英語] を参照してください。
シスコの企業の社会的責任(CSR)レポートの「環境保全」セクションでは、製品、ソリューション、運用・拡張運用、サプライチェーンに対する、シスコの環境保全ポリシーとイニシアチブを掲載しています。
表 5 に、環境の持続可能性に関する主要なトピック(CSR レポートの「環境の持続性」セクションに記載)への参照リンクを示します。
表 5. 持続可能性に関する情報への参照リンク
持続可能性に関するトピック |
参照先 |
製品の材料に関する法律および規制に関する情報 |
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製品、バッテリ、パッケージを含む電子廃棄物法規制に関する情報 |
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持続可能性に関するお問い合わせ |
シスコでは、パッケージデータを情報共有目的でのみ提供しています。これらの情報は最新の法規制を反映していない可能性があります。シスコは、情報が完全、正確、または最新のものであることを表明、保証、または確約しません。これらの情報は予告なしに変更されることがあります。
目的達成に役立つ柔軟な支払いソリューション
Cisco Capital® により、目標を達成するための適切な技術を簡単に取得し、ビジネスの変革を実現し、競争力を維持できます。総所有コスト(TCO)の削減、資金の節約、成長の促進に役立ちます。100 ヵ国あまりの国々では、ハードウェア、ソフトウェア、サービス、および他社製製品を購入するのに、シスコの柔軟な支払いソリューションを利用して、簡単かつ計画的に支払うことができます。詳細はこちらをご覧ください。
Cisco Aironet 1815i アクセスポイントの詳細については、https://www.cisco.com/c/en/us/products/wireless/aironet-1815-series-access-points/index.html [英語] をご覧ください。