この製品のドキュメントセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このドキュメントセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブ ランゲージの取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
データ シートCisco 5500 シリーズ ワイヤレス コントローラCisco® 5500 シリーズ ワイヤレス コントローラ(図 1)は、中規模から大規模の企業およびキャンパス環境において、ミッションクリティカルなワイヤレス ネットワーキングのための機能をシステム全体で実現する、拡張性と柔軟性に優れたプラットフォームです。5500 シリーズは、802.11n のパフォーマンスと優れた拡張性に対応するように設計されており、稼働時間を延長するとともに次の特長を備えています。
機能高パフォーマンスのワイヤレス ネットワーキング用に最適化された Cisco 5500 シリーズ コントローラは、モビリティを高め、次世代のモバイル デバイスとアプリケーションに対応します。既存の 802.11a/g ネットワークの 9 倍以上のスループットを実現しながら、より高いクライアント密度をサポートし、効率的なローミングを提供します。 5500 シリーズではワイヤレスの設定と管理の機能が自動化され、ネットワーク管理者は、ワイヤレス ネットワークのパフォーマンスの管理、セキュリティの維持、および最適化をコスト効率よく行うのに必要な可視性と管理性を得られます。搭載されている Cisco CleanAir™ テクノロジーにより、迅速なトラブルシューティングと解決に必要な RF 干渉に関するリアルタイム情報と履歴情報へのネットワーク間アクセスが提供され、802.11n のパフォーマンスを保護します。 Cisco 5508 Wireless Controller はアプリケーションの可視性と管理性(AVC)をサポートします。AVC には、シスコのディープ パケット インスペクション(DPI)機能、Network-Based Application Recognition 2(NBAR-2)エンジンが含まれています。NBAR-2 エンジンはアプリケーションを分類でき、トラフィックをドロップまたはマークする Quality of Service(QoS)設定を適用して、ネットワーク内でビジネスクリティカルなアプリケーションの優先順位を判断します。AVC では NetFlow バージョン 9 を使用してフローをエクスポートします。Bonjour Services をアドバタイズして個別のレイヤ 3 ネットワークで使用できるようにする Bonjour Services Directory もサポートします。 このコントローラは、Cisco Unified Wireless Network のコンポーネントとして、Cisco Aironet® アクセス ポイント、Cisco Wireless Control System(WCS)、および Cisco Mobility Services Engine 間のリアルタイム通信を提供して、セキュリティ ポリシー、ワイヤレス侵入防御システム(IPS)、受賞歴のある RF 管理、および QoS を一元化します。 ソフトウェア ライセンスの柔軟な運用基本のアクセスポイント ライセンスは、ビジネス ニーズの増大に応じて 500 台の追加アクセスまでを柔軟に提供します。ライセンス構成では、セキュアなモバイル テレワーキングを実現する Cisco OfficeExtend ソリューションや、有線ネットワークへの物理的な接続が困難または不可能な場所で、アクセス ポイントによるワイヤレス接続の動的な確立を可能にするシスコ エンタープライズ ワイヤレス メッシュを含む、多種多様なビジネス モビリティ ニーズを基本フィーチャ セットの一部としてサポートします。 表 1 に、Cisco 5500 シリーズ ワイヤレス コントローラの特長を示します。 表 1 Cisco 5500 シリーズ ワイヤレス コントローラの特長
表 2 に、Cisco 5500 シリーズ ワイヤレス コントローラの製品仕様を示します。 表 2 Cisco 5500 シリーズ ワイヤレス コントローラの製品仕様
表 3 および表 4 に、Cisco 5500 シリーズ ワイヤレス コントローラの発注情報とアクセサリの情報を示します。 表 3 Cisco 5500 シリーズ ワイヤレス コントローラの発注情報
表 4 Cisco 5500 シリーズ ワイヤレス コントローラのアクセサリ
ユーザ追加アップグレード ライセンス表 5 および表 6 に Cisco 5500 シリーズのユーザ追加アップグレード ライセンスを示します。 表 5 Cisco 5500 シリーズ ワイヤレス コントローラ用ユーザ追加アップグレード ライセンス(電子配布による製品認証キー(PAK))
表 6 Cisco 5500 シリーズ ワイヤレス コントローラ用ユーザ追加アップグレード ライセンスの発注情報(書面 PAK)
ユーザ追加アップグレード ライセンスを利用することで、コントローラがサポートするアクセス ポイントのキャパシティを最大 500 台まで増やすことができます。たとえば、当初 250 台のアクセス ポイント サポートで発注したコントローラの場合は、250 台のアクセス ポイント ユーザ追加アップグレード ライセンス(LIC-CT5508-250A X 1)を購入することで、後からキャパシティを最大 500 台のアクセス ポイントまで増やすことができます。 Cisco 5500 シリーズ ワイヤレス コントローラでアクセス ポイント キャパシティを追加するには、PAK を記載した証明書が必要です。 証明書は E メールでの送付が可能です。税関手続き用に書面による証明書が必要な場合は、米国郵便での郵送を依頼してください。 インストールの前にそれぞれの追加キャパシティ ライセンスおよび PAK を登録する必要があります。 Cisco 5500 シリーズ ワイヤレス コントローラの追加キャパシティ ライセンスの注文およびインストール手順は、次のとおりです。
Cisco 5500 シリーズのユーザ追加アップグレード ライセンスの発注、登録、およびインストールの詳細については、『シスコ ワイヤレス LAN コントローラ設定ガイド リリース 6.0 以降』を参照してください。 表 5 に記載された電子ライセンス SKU を注文することで、同一の PAK の電子配布が利用できます。書面による証明書が必要な場合は、表 6 に示す SKU を使用してください。 PAK 証明書の登録Cisco 5500 シリーズ ワイヤレス コントローラのすべてのアップグレード ライセンスについて、PAK 証明書を登録する必要があります。PAK 証明書を http://cisco.com/go/license/ で登録するには、お客様の E メール アドレスおよびホスト名が必要です。 Cisco WCS サーバでのライセンスのインストールライセンス ファイルのインストール手順は、次のとおりです。ライセンス ファイルのインストールについてご不明な点は、Cisco Japan TAC(0120-608-802 または japan-tac@cisco.com)までお問い合わせください。
表 7 に、Cisco 5500 シリーズ ワイヤレス コントローラ用のオプション DTLS のライセンスを示します。 データプレーン トラフィックを暗号化するためには、すべての OfficeExtend 製品にデータグラム トランスポート層セキュリティ(DTLS)が必要です。このデバイスをロシアに設置する場合は DTLS を無効にしたコントローラを発注した後で、DTLS ライセンスを有効にするために物理的な PAK の取得が必要となりますので、Cisco.com からライセンスをダウンロードしないでください。現地の規制において Data DTLS 暗号化が許可されているかどうかをご確認ください。 SWC5500K9-60、SWC5500K9-70、または SWC5500K9-72 を選択した場合は、デフォルトで DTLS データ暗号化が有効になります。5500 シリーズのご注文時に [Optional Licenses] タブの SWC5500LPE-K9-70 または SWC5500LPE-K9-72 を選択した場合は、データ DTLS 暗号化は無効になります。 輸入制限によって DTLS 機能が無効になっているコントローラを購入し、その後 DTLS 機能の追加が許可された場合は、DTLS Paper PAK ライセンスをご利用いただけます。Cisco OfficeExtend を導入するには、このオプション DTLS ライセンスが必要です。 表 7 Cisco 5500 シリーズ ワイヤレス コントローラのオプション ライセンス(PAK)
その他のお客様は、CCO から DTLS ライセンスをダウンロードする場合に下記の手順を使用してください。 データ DTLS ライセンスを取得するには ステップ 1. http://cisco.com/go/license/ に移動します。 ステップ 2. [Product License Registration] ページで、[Licenses Not Requiring a PAK] を選択します。 ステップ 3. [Wireless] の [Cisco Wireless Controllers DTLS License] を選択します。 ステップ 4. 残りの手順を完了して、ライセンス ファイルを生成します。ライセンスは、オンラインまたは E メールによって提供されます。 ステップ 5. ライセンス ファイルをご使用の TFTP サーバにコピーします。 ステップ 6. [WLC Web Administration] ページに移動して、ライセンスをインストールします。 [Management] --> [Software Activation] --> Commands --> [Action: Install License] ステップ 7. Cisco 5508 Wireless Controller Software Download ページに移動します。 ステップ 8. ワイヤレス コントローラで実行しているソフトウェアに対応するリリースを選択します。 ステップ 9. NON LDPE ソフトウェア リリース:AIR-CT5500-K9-X-X-XX.aes を選択します。 ステップ 10. 残りの手順を完了してソフトウェアをダウンロードします。 サービスとサポートシスコおよびパートナー各社が提供するインテリジェントなカスタマイズ サービスは、ワイヤレス ネットワークやモビリティ サービスへの投資を十分に活用し、早期にビジネス価値を得るために役立ちます。ネットワークに対する深い専門知識と幅広いパートナー エコシステムに支えられたシスコのプロフェッショナル サービスやテクニカル サービスをご利用いただくことで、ネットワークを強力なビジネス プラットフォームとして計画、構築、運用できます。お客様が Cisco 5500 シリーズ ワイヤレス コントローラを適切に導入し、モビリティ ソリューションを効果的に統合して、総所有コストを削減するとともにワイヤレス ネットワークを保護することができるようサポートいたします。 Cisco Wireless LAN Service の詳細については、http://www.cisco.com/web/JP/product/hs/wireless/services.html を参照してください。 まとめCisco 5500 シリーズ ワイヤレス コントローラは 802.11n のパフォーマンスを実現するとともに、大規模な企業とサービス プロバイダーの導入に対応する優れた拡張性を提供します。この製品は、ワイヤレス ネットワークの導入と運用を簡素化し、優れたパフォーマンス、強化されたセキュリティ、およびネットワーク可用性の最大化に貢献します。Cisco 5500 シリーズ ワイヤレス コントローラは、キャンパス環境やブランチ オフィスにおいてすべてのシスコ アクセス ポイントを管理します。複雑さを解消しつつ、ネットワーク管理者にワイヤレス LAN の可視性と管理性を提供します。 関連情報シスコ ワイヤレス コントローラの詳細については、http://www.cisco.com/web/JP/product/hs/wireless/5500wc/index.html を参照してください。 Cisco Unified Wireless Network の詳細は、http://www.cisco.com/jp/go/unifiedwireless/ を参照してください。 |
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