この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
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Cisco Nexus ® 3064-X、3064-T、および 3064-32T スイッチは、Cisco Nexus 3000 シリーズ スイッチ ポートフォリオの一部である高性能かつ高密度のイーサネット スイッチです。このコンパクトな 1 ラック ユニット(1RU)フォーム ファクタの 10 ギガビット イーサネット スイッチは、ラインレートのレイヤ 2 および 3 スイッチングを提供します。また、業界最高峰の Cisco® NX-OS ソフトウェア オペレーティング システムが搭載されているため、世界で広く導入されている包括的かつ多彩な機能を利用できます。エアーフローは標準タイプとリバース タイプの両方に対応しています。また、AC と DC の両方の入力電源に対応しています。Cisco Nexus 3064 はコスト効率と電力効率の高いライン レートのレイヤ 2 およびレイヤ 3 トップオブラック(ToR)スイッチが必要なデータセンターに適しています。
次の 3 つの Cisco Nexus 3064 スイッチを使用できます。
● Cisco Nexus 3064-X(図 1):この 10 Gbps 拡張 Small Form-Factor Pluggable(SFP+)ベースのトップオブラック スイッチには、48 個の SFP+ ポートと 4 個のクワッド SFP+(QSFP+)ポートがあります。各 SFP+ ポートは、100 Mbps、1 Gbps、または 10 Gbps モードで動作でき、各 QSFP+ ポートはネイティブ 40 Gbps または 4 x 10 Gbps モードで動作できます。このスイッチは、真の物理レイヤ フリー(PHY-less)スイッチで、低遅延および省電力用に最適化されています。
● Cisco Nexus 3064-T(図 2):この 10GBASE-T スイッチには、48 個の 10GBASE-T RJ-45 ポートと 4 個の QSFP+ ポートがあります。このスイッチは、既存の銅ケーブルを再利用して、1 Gbps サーバから 10 Gbps サーバに移行したいお客様に最適です。
● Cisco Nexus 3064-32T(図 2):このスイッチは、32 個の 10GBASE-T ポートと 4 個の QSFP+ ポートが有効になっている Cisco Nexus 3064-T です。ポートは、ソフトウェア ライセンスによって有効になります。このスイッチは、ラックあたり最大 32 個の 10GBASE-T ポートを必要とするお客様にコスト効率の高いソリューションを提供します。このスイッチには、32-10GBASE-T ポート ライセンスがプリインストールされています。残りの 16 個の 10GBASE-T ポートを有効にするには、16 ポート アップグレード ライセンスをインストールします。
Cisco Nexus 3064-X スイッチ
Cisco Nexus 3064-T、および 3064-32T スイッチ
Cisco Nexus 3064 スイッチの主な利点は次のとおりです。
● ワイヤレートのレイヤ 2 およびレイヤ 3 スイッチングを全ポートで提供
◦ Cisco Nexus 3064 スイッチは、コンパクトな 1RU フォーム ファクタ スイッチに最大 1.2 Tbps と 950 mpps 以上のレイヤ 2 および 3 スイッチングを実現します。
● 超低遅延
◦ Cisco Nexus 3064 スイッチの公称遅延時間は非常に短く、高頻度取引(HFT)ワークロードに対応できる高性能インフラストラクチャを実装可能です。
● 実績のある包括的な革新技術を活用し、Cisco NX-OS オペレーティング システム専用
◦ 仮想 PortChannel(vPC)は、レイヤ 2 マルチパス化を使用することで、スパニング ツリー プロトコルが不要です。既存の管理モデルおよび導入モデルを変更しなくても、2 分割帯域幅を利用でき、シンプルなレイヤ 2 論理トポロジを効率的に利用可能です。
◦ Power-On Auto Provisioning(POAP)によって、スイッチの起動や設定に手動の操作が不要なため、プロビジョニングに要する時間が大幅に短縮されます。
◦ Cisco Embedded Event Manager(EEM)と Python スクリプティングにより、データセンターの自動化とリモート操作が可能になります。
◦ 高度なバッファモニタリング機能により、ポート単位およびキュー単位のバッファの利用をリアルタイムで把握できます。また、トラフィックバーストやアプリケーション トラフィック パターンのモニターが可能です。
◦ 64 方向の Equal-Cost Multipath(ECMP)ルーティングによって、レイヤ 3 Fat Tree が可能です。ネットワークのボトルネックが解消され、復元力が向上し、ネットワークにほとんど影響を与えずに容量を追加することができます。
◦ Ethanalyzer は内蔵型のパケット アナライザで、コントロール プレーンのトラフィックの監視およびトラブルシューティングを行います。これは、広く使用されているオープン ソースのネットワーク プロトコル アナライザである Wireshark を基に作成されています。
◦ 高精度時間プロトコル(PTP)(IEEE 1588)で正確なクロック同期を提供し、ネットワーク キャプチャとシステム イベントのデータ関連付けを改善します。
◦ フル レイヤ 3 ユニキャストおよびマルチキャスト ルーティング プロトコルをサポートしています。それらのプロトコルには、Border Gateway Protocol(BGP)、Open Shortest Path First(OSPF)、Enhanced Interior Gateway Routing Protocol(EIGRP)、Routing Information Protocol Version 2(RIPv2)、Protocol-Independent Multicast Sparse Mode(PIM-SM)、Source-Specific Multicast(SSM)、Multicast Source Discovery Protocol(MSDP)が含まれます。
● Cisco Nexus Data Broker を使用したネットワーク トラフィック モニタリング
◦ ネットワーク トラフィックのモニタリングと分析が実行できるように、シンプルでスケーラブル、かつコスト効率の高いネットワーク タップ または Cisco Switched Port Analyzer(SPAN)アグリゲーションを構築します。
● Cisco Nexus 3064-X
◦ 固定 10 ギガビット イーサネット SFP+ ポート x 48(100 Mbps、1 Gbps、10 Gbps の速度で動作可能)
◦ 固定 QSFP ポート x 4(各 QSFP+ ポートは 4 x 10 ギガビット イーサネットまたは 40 ギガビット イーサネットに対応)
● Cisco Nexus 3064-T
◦ 固定 10GBASE-T ポート x 48(100 Mbps、1 Gbps、10 Gbps の速度で動作可能)
◦ 固定 QSFP ポート x 4(各 QSFP+ ポートは 4 x 10 ギガビット イーサネットまたは 40 ギガビット イーサネットに対応)
● Cisco Nexus 3064-32T
◦ 固定 10GBASE-T ポート x 32(100 Mbps、1 Gbps、10 Gbps の速度で動作可能)
◦ 固定 QSFP ポート x 4(各 QSFP+ ポートは 4 x 10 ギガビット イーサネットまたは 40 ギガビット イーサネットに対応)
◦ 16 ポート アップグレード ライセンスをインストールして、48 個の固定 10GBASE-T ポートと 4 個の QSFP+ ポートにアップグレードできる
● ロケータ LED
● デュアル冗長[1]電源
● 冗長ファンを備えたファン トレイ
● 10/100/1000 Mbps 管理ポート x 2
● RS-232 シリアル コンソール ポート x 1
● USB ポート x 1
● ロケータ LED ボタン
標準エアーフロー(ポート側で排気)とリバース エアーフロー(ポート側で吸気)の両方に対応します。
トランシーバおよびケーブルのオプション
Cisco Nexus 3064 は、1、10、および 40 ギガビットのさまざまなイーサネット接続オプションに対応しています。1 および 10 ギガビット イーサネット接続は最初の 48 個のポートで実現され、40 ギガビット イーサネット接続は、最後の 4 個のポートで QSFP+ トランシーバを使用して実現されます。
QSFP+ テクノロジーによって、データセンターのギガビット イーサネット インフラストラクチャを 10 ギガビットから 40 ギガビットへスムーズに移行できます。Cisco Nexus 3064 スイッチは、優れた物理レイヤの柔軟性を提供して銅線およびファイバ ケーブルでの接続に対応します。低コストのケーブル配線として銅線ベースの 40 Gbps Twinax ケーブルを使用できます。長めのケーブル配線には短距離光トランシーバが適しています。
接続は QSFP ポートからアップストリーム 10 ギガビット イーサネット スイッチに確立でき、それには一方の端に 1 個の QSFP トランシーバが、もう一方の端に 4 個の SFP+ トランシーバが付いているスプリッタ ケーブルが使用されます。光トランシーバを使用し、サードパーティ製のファイバ スプリッタを調達することによって、同様の機能を実現できます。表 1 に、使用可能な QSFP トランシーバ タイプを示します。
表 1. Cisco Nexus 3064 で使用可能な QSFP トランシーバ一覧
製品番号 |
説明 |
QSFP-4X10G-AC10M |
Cisco 40GBASE-CR4 QSFP+ ~ 4 本の 10GBASE-CU SFP+ ブレークアウト ケーブル、10 m、アクティブ |
QSFP-4X10G-AC7M |
Cisco 40GBASE-CR4 QSFP+ ~ 4 本の 10GBASE-CU SFP+ ブレークアウト ケーブル、7 m、アクティブ |
QSFP-4SFP10G-CU5M |
QSFP ~ 4xSFP10G のパッシブ銅線スプリッタ ケーブル、5 m |
QSFP-4SFP10G-CU3M |
QSFP ~ 4xSFP10G のパッシブ銅線スプリッタ ケーブル、3 m |
QSFP-4SFP10G-CU1M |
QSFP ~ 4xSFP10G のパッシブ銅線スプリッタ ケーブル 1 m |
QSFP-H40G-ACU10M |
Cisco 40GBASE-CR4 QSFP+直接接続銅線ケーブル、10 m、アクティブ |
QSFP-H40G-ACU7M |
Cisco 40GBASE-CR4 QSFP+直接接続銅線ケーブル、7 m、アクティブ |
QSFP-H40G-CU5M |
40GBASE-CR4 パッシブ銅線ケーブル、5 m |
QSFP-H40G-CU3M |
40GBASE-CR4 パッシブ銅線ケーブル、3 m |
QSFP-H40G-CU1M |
40GBASE-CR4 パッシブ銅線ケーブル、1 m |
QSFP-40G-SR4 |
MPO コネクタ付き 40GBASE-SR4 QSFP トランシーバ モジュール |
QSFP-40G-CSR4 |
Cisco 40GBASE-CSR4 QSFP トランシーバ モジュール、MPO、300 m |
QSFP-40GE-LR4 |
SMF 用 Cisco 40GBASE-LR4 QSFP モジュール |
Cisco Nexus 3064-X は、ラック内または隣接ラックとのケーブル配線用として、SFP+ 直接接続 10 ギガビット イーサネット銅線ケーブルに対応します。これは、トランシーバと Twinax ケーブルを統合した、エネルギー効率が高く低コストの革新的なソリューションです。また、それよりも長いケーブル配線用として、マルチモードおよびシングルモードの光 SFP+ トランシーバに対応します。表 2 に、使用可能な 10 ギガビット イーサネット トランシーバのオプションを示します。
表 2. Cisco Nexus 3064-X で使用可能な 10 ギガビット イーサネット トランシーバ一覧
製品番号 |
説明 |
SFP-10G-SR |
10GBASE-SR SFP+ モジュール(マルチモード ファイバ(MMF)) |
SFP-10G-LR |
10GBASE-LR SFP+ モジュール(シングルモード ファイバ(SMF)) |
SFP-10G-ER |
SMF 用 Cisco 10GBASE-ER SFP+ モジュール |
SFP-10G-ZR |
SMF 用Cisco 10GBASE-ZR SFP+ モジュール* |
DWDM-SFP10G-* |
10GBASE-DWDM モジュール(各種) |
SFP-H10GB-CU1M |
10GBASE-CU SFP+ ケーブル 1 m(Twinax ケーブル) |
SFP-H10GB-CU3M |
10GBASE-CU SFP+ ケーブル 3 m(Twinax ケーブル) |
SFP-H10GB-CU5M |
10GBASE-CU SFP+ ケーブル 5 m(Twinax ケーブル) |
SFP-H10GB-ACU7M |
アクティブ Twinax ケーブルアセンブリ、7 m |
SFP-H10GB-ACU10M |
アクティブ Twinax ケーブルアセンブリ、10 m |
SFP-10G-AOC1M |
10GBASE-AOC SFP+ ケーブル、1 m |
SFP-10G-AOC2M |
10GBASE-AOC SFP+ ケーブル、2 m |
SFP-10G-AOC3M |
10GBASE-AOC SFP+ ケーブル、3 m |
SFP-10G-AOC5M |
10GBASE-AOC SFP+ ケーブル、5 m |
SFP-10G-AOC7M |
10GBASE-AOC SFP+ ケーブル、7 m |
SFP-10G-AOC10M |
10GBASE-AOC SFP+ ケーブル、10 m |
Cisco Nexus 3064-X は、既存のギガビット イーサネット インフラストラクチャと互換性があります。10 ギガビット イーサネット インターフェイスは、ギガビット イーサネット モードまたは 100 Mbps モードで動作できます。表 3 に、使用可能なギガビット イーサネット SFP トランシーバを示しました。100 Mbps 接続は、銅線 SFP トランシーバ(SFP-GE-T および GLC-T)を使用して実現できます。
表 3. Cisco Nexus 3064 で使用可能なギガビット イーサネット トランシーバ一覧
製品番号 |
説明 |
SFP-GE-T |
1000BASE-T NEBS 3 ESD |
GLC-T |
1000BASE-T SFP |
GLC-SX-MM |
GE SFP、LC コネクタ SX トランシーバ(MMF) |
GLC-LH-SM |
GE SFP、LC コネクタ LX/LH トランシーバ(SMF) |
GLC-SX-MMD |
1000BASE-SX 短波長(DOM あり) |
GLC-LH-SMD |
1000BASE-LX/LH 長波長(DOM あり) |
GLC-EX-SMD |
1000BASE-EX 長波長(DOM あり) |
GLC-ZX-SMD |
1000BASE-ZX 超長距離、(DOM あり) |
GLC-BX-U |
1000BASE-BX10-U アップストリーム双方向シングル ファイバ(DOM あり) |
GLC-BX-D |
1000BASE-BX10-D ダウンストリーム双方向シングル ファイバ(DOM あり) |
トランシーバ タイプの詳細については、https://www.cisco.com/en/US/products/hw/modules/ps5455/prod_module_series_home.html を参照してください。
Cisco Nexus 3064-T および 3064-32T は、IEEE 802.3an 標準ケーブルとトランシーバに対応し、シールドなしまたはシールド付きツイストペアケーブルで最大 100 m(330 フィート)の距離で 10 Gbps 接続を提供します。データセンターで一般的に使用されている構造化された銅配線インフラストラクチャに代わって、コスト効果および拡張性の高い 10 ギガビット イーサネットを提供します。
Cisco NX-OS は、モジュール性、復元性、有用性を基盤として構築された、データセンター クラスの OS です。Cisco NX-OS を使用すると、継続的な可用性を確保し、ミッションクリティカルなデータセンター環境の標準を確立することができます。自己修復機能を備え、高度にモジュール化された Cisco NX-OS は、ゼロインパクトの運用を実現し、きわめて柔軟な運用を可能にします。
データセンターの要件に特化した Cisco NX-OS は、現在および将来のデータセンターに要求されるネットワーキング要件を満たす、堅牢で包括的な機能を備えています。XML インターフェイスを備え、Cisco IOS® ソフトウェアと同様のコマンドライン インターフェイス(CLI)を持つ Cisco NX-OS は、主要なネットワーキング標準およびCiscoが持つ真のデータセンター クラスの新技術を実装した、最先端の OS です。
Cisco NX-OS ソフトウェアの利点
表 4 に Cisco NX-OS ソフトウェアの利点を示しました。
表 4. Cisco NX-OS ソフトウェアの利点
機能 |
利点 |
データセンター全体に共通のソフトウェア:Cisco NX-OS は、Ciscoのデータセンター スイッチ プラットフォームのすべてで動作します(Cisco Nexus 7000、5000、4000、2000、および 1000V シリーズ)。 |
●
データセンター運用環境の簡素化
●
エンドツーエンドの Cisco Nexus
および Cisco NX-OS
ファブリック
●
データセンターのエンジニアリング チームと運用チームに対する再トレーニングが不要
|
ソフトウェアの互換性:Cisco NX-OS は、Cisco IOS ソフトウェアを実行するCisco製品との相互運用が可能です。また、サポート対象としてこのデータ シートに掲載されているネットワーキング標準に準拠したネットワーキング OS とも相互運用できます。 |
●
既存のネットワーク インフラストラクチャを使用した透過的運用
●
オープン スタンダード
●
互換性
に有無を
懸念
せずに済む
|
モジュラ式のソフトウェア設計:Cisco NX-OS は、分散マルチスレッド処理に対応するように設計されています。Cisco NX-OS のモジュラ式プロセスは、それぞれ別の保護メモリ領域内にオンデマンドでインスタンス化されます。したがって、プロセスが開始されてシステム リソースが割り当てられるのは、機能が新たに有効化されたときだけです。これらのモジュラ式プロセスはリアルタイム プリエンプティブ スケジューラによって制御されるため、重要な機能が適切なタイミングで実行されます。 |
●
堅牢なソフトウェア
●
耐障害性
●
拡張性の向上
●
ネットワークの可用性の向上
|
トラブルシューティングおよび診断:Cisco NX-OS には、ユニークなサービスアビリティ機能が組み込まれているため、ネットワークのトレンドやイベントに早期に対処できます。これにより、ネットワーク プランニングの質が向上し、ネットワーク オペレーション センター(NOC)やベンダーの応答時間が短縮されます。Cisco NX-OS のサービスアビリティを強化する機能には、Cisco Smart Call Home や Cisco Online Health Management System(OHMS)などがあります。 |
●
迅速な問題の
分離
と解決
●
継続的なシステム監視と予防的通知
●
運用チームの生産性向上
|
容易な管理:Cisco NX-OS は、業界標準の NETCONF をベースとするプログラマチック XML インターフェイスを備えています。Cisco NX-OS XML インターフェイスによって、デバイスに対する API が統一されます。Cisco NX-OS は、Simple Network Management Protocol(SNMP)バージョン 1、2、および 3 のMIB に対応します。 |
●
管理を強化するためのツール
を
迅速
に
開発
して
作成
する
●
包括的な SNMP MIB
サポートによる効率的なリモート モニタリング
|
Cisco Nexus Data Broker ソフトウェアと、OpenFlow エージェント用のCiscoプラグインにより、Cisco Nexus 3064 スイッチでは、スケーラブルでコスト効率が高い、プログラム可能なタップまたは SPAN アグリゲーション インフラストラクチャを構築できます。このアプローチにより、従来型の専用マトリックス スイッチからの移行が可能になります。これらのスイッチを相互接続することで、タップまたは SPAN アグリゲーション インフラストラクチャ用のマルチレイヤ トポロジを構築できます。 |
●
高いスケーラビリティとコスト効率
●
堅牢なトラフィック フィルタリング機能
●
異なるスイッチの複数の入力ポートからトラフィックを集約
●
トラフィックの複製と複数のモニタリング ツールへの転送
|
ロールベース アクセス コントロール(RBAC):管理者がユーザにロールを割り当てることで、スイッチ操作へのアクセスを制限することができます。アクセスが必要なユーザだけにアクセスを許可するようカスタマイズすることが可能です。 |
●
ユーザ ロールに基づく効果的なアクセス制御メカニズム
●
ネットワーク デバイス セキュリティの向上
●
人的ミスから発生するネットワークの問題の削減
|
Cisco Nexus 3064 スイッチ用の Cisco NX-OS ソフトウェア パッケージ
Cisco Nexus 3064 スイッチで使用できるソフトウェア パッケージは、Cisco Nexus アクセス スイッチとの一貫性を保ち、柔軟性と包括的な機能を提供します。デフォルトのシステム ソフトウェアには、強力なセキュリティと管理機能と基本的なレイヤ 3 機能セットに加え、包括的なレイヤ 2 機能セットが組み込まれています。高度なレイヤ 3 IP ルーティング機能を有効にするには、表 5 に示す追加ライセンスをインストールする必要があります。すべてのソフトウェア機能の一覧は、この文書の表 7 を参照してください。
表 5. Cisco Nexus 3064 スイッチのソフトウェア ライセンシング
ソフトウェア パッケージ |
利用可能な機能 |
システムデフォルト:基本ライセンス(N3K-BAS1K9)。含まれており、追加購入は必要ありません) |
●
包括的なレイヤ 2
機能セット:VLAN
、IEEE 802.1Q
トランキング、vPC
、LACP
、単方向リンク検出(UDLD
)(標準およびアグレッシブ)、MSTP
、RSTP
、スパニング ツリー ガード、Transparent VLAN Trunk Protocol
(VTP
)
●
セキュリティ:認証、許可、アカウンティング(AAA
)、アクセス制御リスト(ACL
)、DHCP
スヌーピング、ストーム制御、プライベート VLAN
(PVLAN
)、設定可能なコントロール プレーン ポリシング(CoPP
)
●
管理機能:Cisco Data Center Network Manager
(DCNM
)のサポート、コンソール、Secure Shell Version 2
(SSHv2
)によるアクセス、Cisco Discovery Protocol
、SNMP
、syslog
●
レイヤ 3 IP
ルーティング:inter-VLAN
ルーティング(IVR
)、スタティック ルート、RIPv2
、ACL
、OSPFv2
(最大 256
ルート)、EIGRP
スタブ、Hot Standby Router Protocol
(HSRP
)、Virtual Router Redundancy Protocol
(VRRP
)、ユニキャスト リバース パス転送(uRPF
)
●
マルチキャスト:PIM SM
、SSM
、および MSDP
|
LAN Enterprise ライセンス(N3K-LAN1K9)(基本ライセンスが必要) |
●
高度なレイヤ 3 IP
ルーティング:OSPFv2
、EIGRP
、BGP
、Virtual Route Forwarding lite
(VRF-lite
)
|
Cisco Nexus Data Broker ライセンス(NDB-FX-SWT-K9) |
● Cisco Nexus Data Broker
とタップおよび SPAN
アグリゲーション機能を使用するライセンス(この機能では
基本
ライセンスのみ必要)
|
Cisco Data Center Network Manager
Cisco Nexus 3064 スイッチは、Cisco DCNM でサポートされています。Cisco DCNM は、Cisco Nexus ハードウェア プラットフォーム向けに設計されており、Cisco NX-OS に対応しています。データセンター インフラストラクチャ全体の稼働時間と信頼性を高める管理ソリューションとして、ビジネスの継続性向上に役立ちます。Cisco DCNM は、データセンター ネットワークの管理要件に特化した設計となっています。現在はもちろん将来においても、データセンターで要求されるルーティング、スイッチング、およびストレージ管理のニーズに対応できるような堅牢なフレームワークと包括的な機能セットを提供します。プロビジョニング プロセスの自動化、パフォーマンス低下の検出による LAN の予防的監視、ネットワーク セキュリティ、機能不全のネットワーク要素の診断の簡素化などの機能があります。
Cisco Nexus Data Broker
Cisco Nexus 3064 スイッチを Cisco Nexus Data Broker と組み合わせることで、ネットワーク タップ と SPAN を使用して、スケーラブルでコスト効率の高いトラフィック モニタリング インフラストラクチャを構築できます。このアプローチによって、従来型の専用マトリックス スイッチを、1 つ以上の OpenFlow 対応 Cisco Nexus スイッチで構成されたスイッチに置き換えることができます。これらのスイッチを相互接続することで、スケーラブルなタップまたは SPAN アグリゲーション インフラストラクチャを構築できます。タップと SPAN ソースを組み合わせて、実稼働トラフィックのコピーをこのタップまたは SPAN アグリゲーション インフラストラクチャに導入することもできます。さらに、これらのソースとトラフィック モニタリング ツールや分析ツールを、複数の Cisco Nexus スイッチに分配することも可能です。Cisco Nexus Data Broker の詳細については、http://www.cisco.com/go/nexusdatabroker を参照してください。
表 6 に Cisco Nexus 3064 スイッチの仕様、表 7 にソフトウェアの機能、表 8 に管理機能および標準のサポートを示します。
表 6. 仕様
説明 |
仕様 |
||
物理仕様 |
● 1RU
固定フォーム ファクタ
● Cisco Nexus 3064-X
:10
ギガビット イーサネット ポート x 64
(SFP+ x 48
と QSFP+ x 4
)
◦ 48
個の SFP
ポートが 1/10
ギガビット イーサネットをサポート
◦
各 4
個の QSFP
ポートが 4 x 10
ギガビット イーサネットまたは 40
ギガビット イーサネットをサポート
● Cisco Nexus 3064-T
:64 x 10
ギガビット イーサネット ポート(48 10GBASE-T
および 4 QSFP+
)
◦ 48
個の RJ-45
ポートが 100 Mbps
および 1
および 10
ギガビット イーサネットをサポート
◦
各 4
個の QSFP
ポートが 4 x 10
ギガビット イーサネットまたは 40
ギガビット イーサネットをサポート
● Cisco Nexus 3064-32T
:10
ギガビット イーサネット ポート x 48
(32 10GBASE-T
および 4 QSFP+
)
◦ 32
個の RJ-45
ポートが 100 Mbps
および 1
および 10
ギガビット イーサネットをサポート
◦
各 4
個の QSFP
ポートが 4 x 10
ギガビット イーサネットまたは 40
ギガビット イーサネットをサポート
●
冗長電源 x 2
●
冗長ファンを備えたファン トレイ x 1
●
管理ポート、コンソール ポート、および USB
フラッシュ メモリ ポートを備えた I/O
モジュール x 1
|
||
パフォーマンス |
●
スイッチング容量:1.28 Tbps
●
転送レート:950 mpps
●
全ポートにおいてラインレートのトラフィック スループット(レイヤ 2
および 3
の両方)
●
最大伝送
ユニット
(MTU
)が 9216
バイトまでのジャンボ フレームを設定可能
|
||
ハードウェア テーブルおよび拡張性 |
MAC アドレス |
128,000 |
|
VLAN の数 |
4,096 |
||
スパニングツリー インスタンス |
●
高速スパニング ツリー プロトコル(RSTP
):512
●
多重スパニング ツリー(MST
)プロトコル:64
|
||
ACL エントリ |
● 2,000
入力
● 1,000
出力
|
||
ルーティング テーブル |
● 16,000
プレフィクスおよび 16,000
ホスト エントリ
*
● 8000
マルチキャスト ルート
*
|
||
EtherChannel の数 |
64(vPC の場合) |
||
EtherChannel あたりのポート数 |
32 |
||
バッファ |
9 MB 共有 |
||
ブート フラッシュ メモリ |
2 GB |
||
電源 |
電源数 |
● Cisco Nexus 3064-X
:AC
および DC
電源の冗長性
● Cisco 3064-T
および 3064-32T
:AC
電源の冗長性
|
|
電源のタイプ |
● AC
(標準およびリバース エアーフロー)
● DC
(標準およびリバース エアーフロー)
|
||
通常動作時の消費電力 |
● Cisco Nexus 3064-X
◦ 143 W
(W; Twinax
で 64p
使用、100 %
負荷、電源ユニット(PSU
)× 2
)
◦ 177W
(SR
光ファイバ使用で 64p
、100 %
負荷、
電源ユニット
x 2
)
● Cisco Nexus 3064-T
◦ 362 W
(3 m
ケーブルで 48p
、100%
負荷で SR4 x 4
)
|
||
最大消費電力 |
● Cisco Nexus 3064-X: 199W
● Cisco Nexus 3064-T
|
||
AC 電源ユニット
●
入力電圧
●
周波数
●
効率
|
● 100
~ 240 VAC
● 50
~ 60 Hz
● 89
~ 91 %
(220 V
)
|
||
DC 電源ユニット
●
入力電圧
●
最大電流
●
効率
|
● -40
~ -72 VDC
● 33 A
● 85
~ 88 %
|
||
標準発熱量 |
● Cisco Nexus 3064-X
◦ 488 BTU/
時(64p
、Twinax
使用、100 %
負荷、
電源ユニット × 2
)
◦ 605 BTU/
時(SR
光ファイバ使用で 64p
、100 %
負荷、
電源ユニット × 2
)
● Cisco Nexus 3064-T
◦ 1235 BTU/
時(3 m
のケーブルで 48p
、100%
負荷で 4
台
の SR4
)
|
||
最大発熱量 |
● Cisco Nexus 3064-X
:683 BTU/
時
● Cisco Nexus 3064-T
:1553 BTU/
時
|
||
冷却 |
標準およびリバースのエアーフロー
●
標準エアーフロー:ポート側で排気(冷却気はファン トレイおよび電源装置側から入り、ポート側から排出)
●
リバース エアフロー:ポート側で吸気(冷却気はポート側から入り、ファン トレイと電源装置側から排出)
冗長ファンを備えたシングル ファン トレイ ホットスワップ対応(1 分以内にスワップする必要がある) |
||
騒音 |
●
ファン速度:40 %
デューティ サイクル
●
ファン速度:60 %
デューティ サイクル
●
ファン速度:100 %
デューティ サイクル
|
● 59.7 dBA
● 66.4 dBA
● 71.0 dBA
|
|
環境 |
寸法 (高さ x 幅 x 奥行) |
● Cisco Nexus 3064-X
:4.4 x 43.9 x 50.5 cm
(1.72 x 17.3 x 19.7
インチ)
● Cisco Nexus 3064-T
および 3064-32T
:4.4 x 43.9 x 57.0 cm
(1.72 x 17.3 x 22.45
インチ)
|
|
● Cisco Nexus 3064-X
:9.3 kg
(20.5
ポンド)
● Cisco Nexus 3064-T
および 3064-32T
:9.5 kg
(20.8
ポンド)
|
|||
動作温度 |
0 ~ 40°C(32 ~ 104°F) |
||
保管温度 |
-40 ~ 70°C(-40 ~ 158°F) |
||
動作相対湿度 |
● 10
~ 85 %
(結露しないこと)
●
最大湿度(85 %
)で最長 5
日
● ASHRAE
のデータセンター環境を推奨
|
||
保管相対湿度 |
5 ~ 95%(結露しないこと) |
||
高度 |
0 ~ 3000m(0 ~ 10,000 フィート) |
||
表 7. ソフトウェア機能
表 8. 対応可能な管理機能と規格
説明 |
仕様 |
|
MIB サポート |
一般的な MIB
● SNMPv2-SMI
● CISCO-SMI
● SNMPv2-TM
● SNMPv2-TC
● IANA-ADDRESS-FAMILY-NUMBERS-MIB
● IANAifType-MIB
● IANAiprouteprotocol-MIB
● HCNUM-TC
● CISCO-TC
● SNMPv2-MIB
● SNMP-COMMUNITY-MIB
● SNMP-FRAMEWORK-MIB
● SNMP-NOTIFICATION-MIB
● SNMP-TARGET-MIB
● SNMP-USER-BASED-SM-MIB
● SNMP-VIEW-BASED-ACM-MIB
● CISCO-SNMP-VACM-EXT-MIB
● MAU-MIB
イーサネット MIB
● CISCO-VLAN-MEMBERSHIP-MIB
● LLDP-MIB
● IP-MULTICAST-MIB
設定 MIB
● ENTITY-MIB
● IF-MIB
● CISCO-ENTITY-EXT-MIB
● CISCO-ENTITY-FRU-CONTROL-MIB
● CISCO-ENTITY-SENSOR-MIB
● CISCO-SYSTEM-MIB
● CISCO-SYSTEM-EXT-MIB
● CISCO-IP-IF-MIB
● CISCO-IF-EXTENSION-MIB
● CISCO-NTP-MIB
● CISCO-VTP-MIB
● CISCO-IMAGE-MIB
● CISCO-IMAGE-UPGRADE-MIB
|
モニタリング MIB
● NOTIFICATION-LOG-MIB
● CISCO-SYSLOG-EXT-MIB
● CISCO-PROCESS-MIB
● RMON-MIB
● CISCO-RMON-CONFIG-MIB
● CISCO-HC-ALARM-MIB
セキュリティ MIB
● CISCO-AAA-SERVER-MIB
● CISCO-AAA-SERVER-EXT-MIB
● CISCO-COMMON-ROLES-MIB
● CISCO-COMMON-MGMT-MIB
● CISCO-SECURE-SHELL-MIB
その他の MIB
● CISCO-LICENSE-MGR-MIB
● CISCO-FEATURE-CONTROL-MIB
● CISCO-CDP-MIB
● CISCO-RF-MIB
レイヤ 3 およびルーティング MIB
● UDP-MIB
● TCP-MIB
● OSPF-MIB
● BGP4-MIB
● CISCO-HSRP-MIB
|
規格 |
● IEEE 802.1p
:CoS
による優先順位付け
● IEEE 802.1Q
:VLAN
タギング
● IEEE 802.1s
:スパニング ツリー プロトコルの複数 VLAN
インスタンス
● IEEE 802.1w
:スパニング ツリー プロトコルの高速再構成
● IEEE 802.3z
:ギガビット イーサネット
● IEEE 802.3ad
:Link Aggregation Control Protocol
(LACP
)
● IEEE 802.3ae
:10
ギガビット イーサネット(Cisco Nexus 3064-X
)
● IEEE 802.3ae
:40
ギガビット イーサネット
● IEEE 802.3an:10GBASE-T
(Cisco Nexus 3064-T
および 3064-32T
)
● IEEE 802.1ab
:LLDP
● IEEE 1588-2008
:高精度時間プロトコル(境界クロック)
|
|
RFC |
BGP
● RFC 1997
:BGP
コミュニティ アトリビュート
● RFC 2385
:TCP MD5
シグネチャ オプションによる BGP
セッションの保護
● RFC 2439
:BGP
ルート フラップ ダンピング
● RFC 2519
:ドメイン間ルート アグリゲーションのフレームワーク
● RFC 2545
:BGPv4
マルチプロトコル拡張の使用
● RFC 2858
:BGPv4
のためのマルチプロトコル拡張
● RFC 3065
:BGP
のための自律システム コンフェデレーション
● RFC 3392
:BGPv4
によるケイパビリティ アドバタイズメント
● RFC 4271
:BGPv4
● RFC 4273
:BGPv4 MIB
:BGPv4
のための管理対象オブジェクトの定義
● RFC 4456
:BGP
ルート リフレクション
● RFC 4486
:BGP
中止通知メッセージのサブコード
● RFC 4724
:BGP
のためのグレースフル リスタート メカニズム
● RFC 4893
:4
オクテット AS
番号空間に対する BGP
のサポート
OSPF
● RFC 2328
:OSPF
バージョン 2
● 8431RFC 3101
:OSPF Not-So-Stubby-Area
(NSSA
)オプション
● RFC 3137
:OSPF
スタブ ルータ アドバタイズメント
● RFC 3509
:OSPF
エリア境界ルータの代替実装
● RFC 3623
:グレースフル OSPF
リスタート
● RFC 4750
:OSPF
バージョン 2 MIB
RIP
● RFC 1724
:RIPv2 MIB
拡張
● RFC 2082
:RIPv2 MD5
認証
● RFC 2453
:RIP
バージョン 2
● IP
サービス
● RFC 768
:User Datagram Protocol
(UDP
)
● RFC 783
:Trivial File Transfer Protocol
(TFTP
)
● RFC 791
:IP
● RFC 792
:Internet Control Message Protocol
(ICMP
)
● RFC 793
:TCP
● RFC 826
:ARP
● RFC 854
:Telnet
● RFC 959
:FTP
● RFC 1027
:プロキシ ARP
● RFC 1305
:Network Time Protocol
(NTP
)バージョン 3
● RFC 1519
:クラスレス ドメイン間ルーティング(CIDR
)
● RFC 1542
:BootP
リレー
● RFC 1591
:ドメイン ネーム システム(DNS
)クライアント
● RFC 1812
:IPv4
ルータ
● RFC 2131
:DHCP
ヘルパー
● RFC 2338
:VRRP
IP マルチキャスト
● RFC 2236
:インターネット グループ管理プロトコル、バージョン 2
● RFC 3376
:インターネット グループ管理プロトコル、バージョン 3
● RFC 3446
:PIM
および MSDP
を使用したエニーキャスト ランデブー ポイント メカニズム
● RFC 3569
:SSM
の概要
● RFC 3618
:Multicast Source Discovery Protocol
(MSDP
)
● RFC 4601
:Protocol Independent Multicast - Sparse Mode
(PIM-SM
):プロトコル仕様(改訂)
● RFC 4607
:IP
のための Source-Specific Multicast
● RFC 4610
:PIM
を使用したエニーキャスト ランデブー ポイント
● RFC 5132
:IP
マルチキャスト MIB
|
Cisco Nexus 3000 シリーズ スイッチは、Cisco NX-OS ソフトウェア リリース 5.0 以降でサポートされます。Cisco NX-OS は、このデータ シートに記載されたネットワーキング標準に準拠した、Cisco IOS ソフトウェアなどのネットワーキング OS と相互運用できます。
表 9 に、Cisco Nexus 3000 シリーズが適合する標準規格の概要を示します。
表 9. 適合標準規格 :安全性および EMC
仕様 |
説明 |
適合規格の遵守 |
●
本製品は、指令 2004/108/EC
および 2006/95/EC
による CE
マーキングに準拠しています。
|
安全性 |
● UL 60950-1
第 2
版
● CAN/CSA-C22.2 No. 60950-1
第 2
版
● EN 60950-1
第 2
版
● IEC 60950-1
第 2
版
● AS/NZS 60950-1
● GB4943
|
EMC:エミッション |
● 47CFR Part 15
(CFR 47
)クラス A
● AS/NZS CISPR22
クラス A
● CISPR22
クラス A
● EN55022
クラス A
● ICES003
クラス A
● VCCI
クラス A
● EN61000-3-2
● EN61000-3-3
● KN22
クラス A
● CNS13438
クラス A
|
EMC:イミュニティ |
● EN55024
● CISPR24
● EN300386
● KN24
|
発注情報
表 10 に、Cisco Nexus 3064 スイッチの発注情報を示します。
製品番号 |
説明 |
シャーシ |
|
N3K-C3064PQ-10GX |
Nexus 3064-X、48 SFP+ および 4 QSFP+ ポート(拡張スケール搭載、低遅延) |
N3K-C3064TQ-10GT |
Nexus 3064-T、10GBase-T x 48、QSFP+ ポート x 4 |
N3K-C3064TQ-32T |
Nexus 3064-32T、10GBase-T x 32、QSFP+ ポート x 4 |
N3K-C3064-FAN |
Nexus 3064 ファン モジュール、標準エアーフロー(ポート側排気) |
N3K-C3064-FAN-B |
Nexus 3064 ファンモジュール、反転エアーフロー(ポート側吸気) |
N2200-PAC-400W |
N2K/3K 400 W AC 電源、標準エアーフロー(ポート側排気) |
N2200-PAC-400W-B |
N2K/3K 400 W AC 電源、リバース エアーフロー(ポート側吸気) |
NXA-PAC-500W |
Nexus 3064-T 500W AC電源ユニット、標準エアーフロー(ポート側排気) |
NXA-PDC-500W-B |
Nexus 3064-T 500W AC電源ユニット、リバース エアーフロー(ポート側吸気) |
N2200-PDC-400W |
N2K/3K 400 W DC 電源、標準エアーフロー(ポート側排気) |
N3K-PDC-350W-B |
N3K シリーズ 350 W DC 電源、リバース エアーフロー(ポート側吸気) |
ソフトウェア ライセンス |
|
N3K-BAS1K9 |
Nexus 3000 レイヤ 3基本ライセンス |
N3K-LAN1K9 |
Nexus 3000 レイヤ 3 LAN エンタープライズライセンス(N3K-BAS1K9 ライセンスが必要) |
NDB-FX-SWT-K9 |
Cisco Nexus Data Broker を使用したタップ/SPAN アグリゲーション ライセンス |
N3064T-32T-LIC |
N3064-32T の出荷時にインストールされる 32 ポート ライセンス |
N3064T-16T-UPG= |
N3064-32T 用 16 ポート アップグレード ライセンス |
スペア |
|
N3K-C3064-FAN= |
Nexus 3064 ファン モジュール、標準エアーフロー(ポート側排気)、スペア |
N3K-C3064-FAN-B= |
Nexus 3064 ファンモジュール、反転エアーフロー(ポート側吸気)、スペア |
N2000-PAC-400W= |
N2K/3K 400 W AC 電源、標準エアーフロー(ポート側排気)、スペア |
N2000-PAC-400W-B= |
N2K/3K 400 W AC 電源、リバース エアーフロー(ポート側吸気)、スペア |
NXA-PAC-500W= |
Nexus 3064-T 500W AC電源ユニット、標準エアーフロー(ポート側排気)、スペア |
NXA-PAC-500W-B= |
Nexus 3064-T 500W AC電源ユニット、リバース エアーフロー(ポート側吸気)、スペア |
N2200-PDC-400W= |
N2K/3K 400 W DC 電源、標準エアーフロー(ポート側排気)、スペア |
N3K-PDC-350W-B= |
N3K シリーズ 350 W DC 電源、リバース エアーフロー(ポート側吸気)、スペア |
N3K-C3064-ACC-KIT= |
Nexus 3064PQ アクセサリ キット |
バンドル |
|
N3K-C3064-X-FA-L3 |
Nexus 3064-X、標準エアーフロー(ポート側排気)、AC 電源、基本およびLAN Enterprise ライセンス バンドル |
N3K-C3064-X-BA-L3 |
Nexus 3064-X、リバース エアーフロー(ポート側吸気)、AC 電源、基本およびLAN Enterprise ライセンス バンドル |
N3K-C3064-X-FD-L3 |
Nexus 3064-X、標準エアーフロー(ポート側排気)、DC 電源、基本および LAN Enterprise ライセンス バンドル |
N3K-C3064-X-BD-L3 |
Nexus 3064-X、リバース エアーフロー(ポート側吸気)、DC 電源、基本および LAN エンタープライズ ライセンス バンドル |
N3K-C3064-T-FA-L3 |
Nexus 3064-T、標準エアーフロー(ポート側排気)、AC 電源、基本および LAN Enterprise ライセンス バンドル |
N3K-C3064-T-BA-L3 |
Nexus 3064-T、リバース エアーフロー(ポート側吸気)、AC 電源、基本および LAN Enterprise ライセンス バンドル |
ケーブルおよび光ファイバ |
|
QSFP-40G-SR4(=) |
40GBASE-SR4 QSFP トランシーバモジュール、MPO コネクタ付き |
QSFP-40G-CSR4(=) |
QSFP 4 x 10GBASE-SR トランシーバモジュール、MPO、300M |
QSFP-H40G-CU1M(=) |
40GBASE-CR4 パッシブ銅線ケーブル、1 m |
QSFP-H40G-CU3M(=) |
40GBASE-CR4 パッシブ銅線ケーブル、3 m |
QSFP-H40G-CU5M(=) |
40GBASE-CR4 パッシブ銅線ケーブル、5 m |
QSFP-4SFP10G-CU1M(=) |
QSFP - 4xSFP10G パッシブ銅線スプリッタ ケーブル 1 m |
QSFP-4SFP10G-CU3M(=) |
QSFP - 4xSFP10G パッシブ銅線スプリッタ ケーブル、3 m |
QSFP-4SFP10G-CU5M(=) |
QSFP - 4xSFP10G パッシブ銅線スプリッタ ケーブル 5 m |
SFP-10G-SR(=) |
10GBase-SR SFP+ モジュール |
SFP-10G-LR(=) |
10GBase-LR SFP+ モジュール |
SFP-10G-ER(=) |
SMF 用 Cisco 10GBASE-ER SFP+ モジュール |
SFP-10G-ZR(=) |
Cisco 10GBASE-ZR SFP+ モジュール(SMF 用) |
SFP-H10GB-CU1M(=) |
10GBASE-CU SFP+ ケーブル 1 m |
SFP-H10GB-CU3M(=) |
10GBASE-CU SFP+ ケーブル 3 m |
SFP-H10GB-CU5M(=) |
10GBASE-CU SFP+ ケーブル 5 m |
SFP-H10GB-ACU7M(=) |
アクティブ Twinax ケーブル アセンブリ、7 m |
SFP-H10GB-ACU10M(=) |
アクティブ Twinax ケーブル アセンブリ、10 m |
SFP-GE-T(=) |
1000BASE-T NEBS 3 ESD |
GLC-T(=) |
1000BASE-T SFP |
GLC-SX-MM(=) |
GE SFP、LC コネクタ SX トランシーバ |
GLC-LH-SM(=) |
GE SFP、LC コネクタ LX/LH トランシーバ |
Cisco Nexus 3000 シリーズ スイッチには、1 年間のハードウェア限定保証が付いています。保証には、返品許可(RMA)の受領後 10 営業日以内にハードウェアを交換するサービスが含まれています。
Ciscoの企業の社会的責任(CSR)レポートの「環境の持続性」セクションでは、製品、ソリューション、運用・拡張運用、サプライチェーンに対する、Ciscoの環境持続性ポリシーとイニシアチブを掲載しています。
次の表に、環境の持続可能性に関する主要なトピック(CSR レポートの「環境の持続性」セクションに記載)への参照リンクを示します。
Ciscoでは、パッケージデータを情報共有目的でのみ提供しています。これらの情報は最新の法規制を反映していない可能性があります。Ciscoは、情報が完全、正確、または最新のものであることを表明、保証、または確約しません。これらの情報は予告なしに変更されることがあります。
Ciscoは、データセンターへの Cisco Nexus 3000 シリーズの展開と最適化を成功させるために、各種サービスを用意しています。Ciscoの画期的なサービスは、運用効率の向上とデータセンター ネットワークの改善を目的として、スタッフ、プロセス、ツール、パートナーをそれぞれに組み合わせて提供されます。Cisco Advanced Servicesは、アーキテクチャ主導型のアプローチによってデータセンター インフラストラクチャをビジネスの目的に合致させ、長期にわたる価値を提供します。Cisco SMARTnet™ サービスを利用すると、Ciscoのネットワーク専門家や高い実績を持つリソースにいつでも直接アクセスでき、ミッション クリティカルな問題を解決できます。このサービスでは、ご使用の Cisco Nexus 3000 シリーズ スイッチに関する予防的診断やリアルタイムのアラートが提供され、Cisco Smart Call Home サービス機能の利点をご活用いただけます。Ciscoのサービスは、ネットワーク ライフサイクル全体にわたって最大限に投資を保護し、ネットワーク運用の最適化、移行のサポート、IT 能力の強化を実現します。
目的達成に役立つ柔軟な支払いソリューション
Cisco Capital により、目標を達成するための適切なテクノロジーを簡単に取得し、ビジネス変革を実現し、競争力を維持できます。総所有コスト(TCO)の削減、資金の節約、成長の促進に役立ちます。Ciscoの柔軟な支払いソリューションは 100 か国以上で利用可能であり、ハードウェア、ソフトウェア、サービス、およびサードパーティ製の補完的な機器を、利用しやすい計画的な支払方法で購入できます。
詳細については、https://www.cisco.com/go/nexus3000 を参照してください。Cisco Nexus Data Broker の詳細については、https://www.cisco.com/go/nexusdatabroker を参照してください。