この製品のドキュメントセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このドキュメントセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブ ランゲージの取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
製品概要
使いやすさと卓越したコラボレーション体験を提供する新たなアプローチの快適さをご確認ください。仮想コラボレーションを使用してご利用のデスクトップをアップグレードすれば、まるで他の参加者と同じ会議室でコミュニケーションしているかのように感じることができます。洗練された Cisco® DX80 を導入して従来型のデスクトップから卒業しましょう。オールインワン デスクトップ コラボレーションでは、高解像度(HD)ビデオ、ユニファイド コミュニケーション機能、ラップトップ用ディスプレイに加えて、さまざまな拡張機能を利用できます。DX80 の特長は次のとおりです。
● 常時接続された専用の 1080p 高画質ビデオ通信システム
● ナレッジ ワーカーに不可欠な機能を提供する IP フォン
● スピーカーフォン用の高品位な音声システム
● 23 インチの 16:9 スクリーンが、ビデオ通話に魅力的なエクスペリエンスを提供
● 静電容量方式マルチタッチスクリーンの美しくパワフルなユーザ インターフェイス
● デバイスの簡単なセルフプロビジョニングで、開封後は即座に使用可能
● 一般的なカレンダー プログラムと統合された「ワンボタン機能」(OBTP)で簡単にコール
● オンプレミスでもクラウドでも使える柔軟な登録モデル
● 管理者は Cisco Expressway™ シリーズを利用してリモート ワーカーのセキュアな接続を実現
機能と利点
表 1 に、Cisco DX80 の機能と利点を示します。
機能 |
利点 |
設計の特長 |
● 数分でインストールが完了:DX80 はタッチ画面ですべての操作を制御可能な統合型デバイスです。電源とネットワークに接続するだけで使用できます。シンプルなセットアップ ウィザードで利用を開始できます。認証するだけでセットアップは完了します。
● 対面式ビデオ:クラス最高水準のビデオと音声機能を備えた大型の 23 インチ画面で臨場感のあるコミュニケーションを実現します。
● 高性能モニタ:DX80 をラップトップに接続して外部モニタとして利用できます。高コントラストの LED パネルは広い視野角を備え、全面タッチ入力に対応しています。
● ドキュメント カメラ:DX80 上部のカメラを下に傾けると、物理コンテンツや図などを共有できます。
● 角度調節可能なスクリーン:デスクに座って楽な姿勢でデバイスの入力や操作を行いたいユーザにも対応します。デバイスを簡単に手前に傾けることが可能で、テーブルとの角度を 40 度まで傾けることができます。
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コンテンツ共有機能 |
● ボタンをタッチするだけでマルチメディアやプレゼンテーションを共有:通話中に画面上のコントロール バーを使ってラップトップの画面を表示したり、フル HD 画像で即座に共有することができます。
● 画面を 1 回タップするだけで、オンスクリーン コントロール インターフェイスへ簡単にアクセスできます。
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性能の特長 |
● HD ビデオおよびコンテンツの同時共有が可能です。
● フルデュプレックス、フルバンド(CD 品質)での音声通信が可能です。
● Cisco Unified Communications Manager または Cisco TelePresence® Video Communication Server(VCS)および Management Suite(TMS)による簡単なプロビジョニングと設定が可能です。
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登録モデル |
● DX80 は Cisco VCS と Session Initiation Protocol(SIP)ベースのコール制御、Cisco Unified Communications Manager、および Cisco Hosted Collaboration Solution(HCS)に登録されます。
● 電話は Cisco Spark™ Room サービスに対応しています。
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製品仕様
表 2 に、Cisco DX80 の仕様を示します。
機能 |
利点 |
コンポーネント |
すべてユニットに組み込み:
● コーデック
● カメラ
● ディスプレイ
● マイクとラウドスピーカー
付属品:画面用クリーニング クロス、HDMI ケーブル(2 m)、USB ケーブル(2 m)、イーサネット ケーブル(2.9 m)、電源ユニット |
ディスプレイ |
● 0.58 m(23 インチ)LCD モニタ
● 解像度:1,920 X 1,080(16:9)
● 高コントラストな IPS LED パネル
● コントラスト比:1000:1(通常)
● 視野角:+/- 178 度(通常)
● 応答時間:5 ミリ秒(通常)
● 輝度:215 cd/m2(通常)
● カラー深度:1,670 万色
● 色域 72 %(NTSC)
● 10 ポイント マルチタッチ画面
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対応 PC 入力解像度 |
最大 1080p |
人間工学に基づいた設計 |
● スタンドを直立状態で格納でき、持ち運びが容易
● 画面を垂直位置より 11 ~ 50 度の角度に簡単に傾斜可能
● カメラを画面から -5 ~ 70 度の角度に簡単に傾斜可能
● コネクタのカバーを完全に取り外し、マグネットを使用してユニット後方に固定可能
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音声 |
● ラウドスピーカーは前面パネルに備えられており、真正面から音声を聴くことが可能
● 2 つのアレイに 4 つのデジタル マイクを配置
● ラウドスピーカー周波数レンジ:70 Hz ~ 20 kHz
● マイク周波数レンジ:100 Hz ~ 20 kHz
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カメラ(前面) |
● 水平視野角 63°
● 垂直視野角 38°
● 解像度:1080p30
● F 2.2
● プライバシー シャッター
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プロセッサ |
TI OMAP 4470 1.5 GHz デュアル コア ARM Cortex-A9 プロセッサ |
ストレージ |
8 GB eMMC NAND フラッシュ メモリ(マルチメディア カード内蔵、不揮発性) |
メモリ |
2 GB RAM:低消費電力、ダブル データ レートの同期 DRAM(LPDDR2 SDRAM) |
ポートおよびスロット |
● PC または Mac のビデオ入力用に、高解像度マルチメディア インターフェイス(HDMI)の A タイプ ポート
● HDMI タイプ A 出力ポート(今後の利用のため)
● 高速な USB 2.0 ポート:
◦
標準のタイプ
A
ポート
X 3
(有線または無線(ドングル)のヘッドセットおよびハンドセットを使用可能)
◦
標準のタイプ
B
ポート
X 1
(将来に使用するための予備)
◦
Micro-B
の
USB
ポート
X 1
およびネイティブ
RS232
(シリアル
ポート、修理用)
X 1
◦
各
USB
ポートで最大
500 mA
の電力出力(
5 V
または
2.5 W
)
|
物理的なボタン |
● 音量アップまたはダウン
● ミュート
|
ビジュアル インジケータ |
● カメラ LED インジケータ(着信コールおよびカメラ起動)
● マイク LED インジケータ(ミュート)
● 電源ボタン LED インジケータ(電源オン、スリープ、メッセージ待機、エラー)
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物理寸法 |
51.2 X 56.5 X 8.9 cm(20.2 X 22.2 X 3.5 インチ) |
重量 |
7.1 kg(15.65 ポンド) |
電源 |
定格:最大 60 W 省電力スタンバイ モード |
物理的セキュリティ |
Kensington セキュリティ スロットに対応 |
接続 |
|
イーサネット |
● 内蔵 2 ポート シスコ イーサネット スイッチにより、電話機と、それとともに配置した PC は両方とも、RJ-45 インターフェイスを介した単一の LAN 接続で 10/100/1000BASE-T イーサネット ネットワーク(IEEE802.3i/802.3u/802.3ab)に直接接続できます。
● 音声およびデータ トラフィックのセキュリティと信頼性を向上させるために、システム管理者は PC と電話機に別々の VLAN(IEEE 802.1Q)を指定することができます。
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アクセサリ |
|
Cisco VESA 用取り付けキット |
オプションの取り付けキットには、DX80 フット スタンドの代わりに取り付け位置を 2 種類の VESA 標準規格(75 X 75 mm または 100 X 100 mm)に変換できるアダプタが含まれます。そのアダプタを使用して、サードパーティ製取り付けソリューションや本キット付属の基本的な水平壁面取り付けをご利用いただけます。 |
温度範囲 |
|
動作温度 |
● 0 ~ 40 °C(32 ~ 104 °F)
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相対湿度 |
● 10 ~ 90%(結露しないこと)
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保管温度 |
● -20 ~ +60 °C(-4 ~ 140 °F)
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認定および適合規格 |
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● 指令 2014/35/EU(低電圧指令)
● 指令 2014/30/EU(EMC 指令):クラス A
● 指令 2014/53/EU(無線機器指令)
● 指令 2011/65/EU(RoHS)
● 指令 2002/96/EC(WEEE)
● NRTL 認定(製品の安全性)
● FCC CFR 47 Part 15B(EMC):クラス B
● FCC 規格(無線機器)
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ファームウェア オプションおよび機能
Cisco DX70 および DX80、MX、および SX シリーズはすべて、コラボレーション エンドポイント(CE)ソフトウェアをサポートします。CE ソフトウェアは Cisco Spark サービスと、Cisco HCS およびオンプレミス開発の両方に対して設定できます(Cisco Unified Communications Manager、Cisco Video Communication Server、または H.323 によるスタンドアロンに登録されます)。しばらくの間、これらの設定によって提供される機能は変更される場合があります。表 3 に、両方に共通する機能を示します。表 4 に追加のオンプレミス機能を示し、表 5 に Cisco Spark サービスの主な違いを示します。表 6 に、Cisco Spark サービスとオンプレミスの登録済みエンドポイントの Wi-Fi 機能および仕様を示します。
さらに、DX シリーズは Android ベースのソフトウェアでも実行できます。このソフトウェアは、Cisco Unified Communications Manager とのみ互換性があります。表 7 および 8 に、Android ベースのソフトウェアの概要を示します。
DX70 および DX80 では、2016 年の後半から CE ソフトウェアをデフォルトで同梱する予定です。
表 3. Cisco Spark サービスとオンプレミスの登録済みエンドポイントに共通する機能
機能 |
管理対象およびホスト対象向け Cisco CE 8.3.0 ソフトウェア |
ビデオ入力 |
サポート対象の形式:最大 1,920 X 1,080 @ 30 fps(HD1080p30)、以下を含む ● 640 X 480
● 720 X 480
● 800 X 600
● 1,024 X 768
● 1,280 X 720
● 1,366 X 768
● 1,920 X 1,080
高画質入力はプログレッシブ ビデオ形式を使用 Extended Display Identification Data(EDID) |
ライブ ビデオ解像度 |
● 176 X 144@ 30 fps(QCIF)(デコードのみ)
● 352 X 288 @ 30 fps(CIF)
● 512 X 288 @ 30 fps(w288p)
● 576 X 448 @ 30 fps(448p)
● 768 X 448 @ 30 fps(w448p)
● 704 X 576 @ 30 fps(4CIF)
● 1,024 X 576 @ 30 fps(w576p)
● 640 X 480@30 fps(VGA)
● 800 X 600@30 fps(SVGA)
● 1,024 X 768 @ 30 fps(XGA)
● 1,280 X 1,024@30 fps(SXGA)
● 1,280 X 720@30 fps(720p30)
● 1,280 X 768@30 fps(WXGA)
● 1,920 X 1,080@30 fps(1,080p30)
● 1,440 X 900@30 fps(WXGA+)
● 1,680 X 1,050@30 fps(WSXGA+)
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音声機能 |
● 最大 48 kHz サンプリング レート
● 高品質 20 kHz ステレオ音声
● アコースティック エコー キャンセラ
● オート ゲイン コントロール(AGC)
● オート ノイズ リダクション
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Wi-Fi |
● 「表 6」を参照してください。
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言語サポート |
アラビア語、カタロニア語、チェコ語、デンマーク語、オランダ語、英語、フィンランド語、フランス語、ドイツ語、ヘブライ語、ハンガリー語、イタリア語、日本語、韓国語、ノルウェイ語、ポーランド語、ブラジル ポルトガル語、ロシア語、中国語(簡体字)、スペイン語、スウェーデン語、中国語(繁体字)、トルコ語。サポート状況はソフトウェア バージョンによって異なる。Cisco Spark サービスをサポートする地域については、cs.co/geos [英語] にアクセスしてください。 |
表 4. オンプレミスの登録済みエンドポイントまたは Cisco HCS のソフトウェア機能
機能 |
Cisco CE 8.3.0 ソフトウェア |
帯域幅 |
H.323 および SIP:最大 3 Mbps ポイントツーポイント |
解像度/フレーム レートの最大帯域幅 |
720p30、768 kbps ~ 1080p30、1472 kbps ~ |
ファイアウォール トラバーサル |
Cisco TelePresence Expressway テクノロジー |
ビデオ規格 |
H.263、H.263+、H.264、および AVC(H.264/MPEG-4 Part 10 Advanced Video Coding) |
ビデオ機能 |
● ビデオおよびプレゼンテーション用のオンスクリーン レイアウト コントロール
● アクティブ コントロール(参加者リスト、アクティブなスピーカーとコンテンツ シェアリング、参加者との通話の終了、および参加者のミュート)
● レイアウト コントロール
● セルフビュー
● 遠端カメラ制御
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音声規格 |
● 64 kbps および 128 kbps の AAC-LD、OPUS、G.722、G.722.1、G.711mu、G.711a、G.729ab、および G.729
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音声機能 |
● アクティブ リップ シンク
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デュアル ストリーム |
● H.239(H.323)デュアル ストリーム
● Binary Floor Control Protocol(BFCP)(SIP)デュアル ストリーム
● 最大 1080p(1,920 X 1,080)解像度をサポート
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マルチポイント サポート |
シスコ アドホック会議(Cisco Unified Communications Manager、Cisco HCS、Cisco TelePresence Server、および Cisco TelePresence Conductor が必要) |
内蔵暗号化機能 |
● SIP ポイントツーポイント
● 準拠規格:Advanced Encryption Standard(AES)
● 暗号化キーの自動生成と自動交換
● デュアル ストリーム対応
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コール機能 |
● + ダイヤリング(ITU E.164)
● コンサルタティブ コールの追加
● 着信音と音声の音量調節
● ディスプレイ輝度の調節
● 自動応答
● ヘッドセットの自動検出
● コール転送
● コール転送通知
● 通話履歴一覧
● 発信者 ID
● 社内ディレクトリ
● 会議(アドホック)
● サイレント(DND)
● 拡張モビリティ サービス
● お気に入り
● 保留(および再開)
● 参加(アドホック マージ)
● メッセージ受信インジケータ
● ミュート(音声およびビデオ)
● ネットワーク プロファイル(自動)
● セルフビュー(ビデオ通話)
● ワンボタン機能(OBTP)
● 共有ライン
● 移動
● ボイスメール
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Cisco Proximity アプリを使用したビデオ システムへのナビゲート |
DX70 または DX80 のエンドポイントを使用してルームまたはエリアに入ると、DX と Cisco Proximity アプリケーションの両方で、それらがペアリングされていることまたは相互に接続されていることが視覚的に表示されます。このペアリングにより、次の機能が提供されます。
● ビデオ システムの制御:モバイル デバイスで Cisco Proximity アプリを使用して、オンプレミスの登録済みエンドポイントで通話の開始、応答、または終了を行えます。また、モバイル デバイスから DX、または DX からモバイル デバイスにコールを移動できます。
● 共有コンテンツの表示:モバイル デバイスで Cisco Proximity アプリを使用して、共有されるコンテンツを表示できます。ラップトップで Cisco Proximity アプリを使用して、コンテンツをワイヤレスで送受信して共有できます。
iOS、Android、Windows、および MacOS の Cisco Proximity アプリは、デフォルトでペアリングに対応しています。Cisco Proximity アプリを使用すれば、あらゆるユーザが制御を行えます。モバイルまたはデスクトップ デバイスや Cisco Proximity アプリを所有していないユーザは、DX のタッチスクリーンでシステムを制御できます。
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IP ネットワーク機能 |
● ドメイン ネーム システム(DNS)ルックアップによるサービス構成
● DiffServ(QoS)
● IP 帯域幅最適化管理(フロー制御を含む)
● 動的プレイアウトおよびリップシンク バッファリング
● Network Time Protocol(NTP)による日時管理
● パケット損失時のダウンスピード機能
● URI ダイヤリング
● TCP/IP
● Dynamic Host Configuration Protocol(DHCP)
● 802.1x ネットワーク認証
● 802.1Q 仮想 LAN
● 802.1p(QoS およびサービス クラス)
● ClearPath v1 および v2
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室内制御 |
室内制御によって、ユーザ インターフェイスにカスタム要素を追加できます。照明、ブラインド、またはその他の周辺機器の制御を DX インターフェイスに追加できます。
Web UI インターフェイスからのカスタム パネルの作成
● システム バー トレイでアクセス可能なグローバル パネル
● 制御トレイからアクセス可能なホーム画面パネル
● 通話中トレイからアクセス可能な通話中パネル
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コール制御の登録 |
● Cisco Unified Communications Manager によるネイティブ登録(Cisco Unified Communications Manager バージョン 8.6 以降が必要)
● Cisco Unified Communications Manager の基本的なプロビジョニング
● Cisco Unified Communications Manager からのファームウェア アップグレード
● Cisco Discovery Protocol と DHCP オプション 150 のサポート
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IPv6 ネットワーク サポート |
● DHCP、Secure Shell(SSH)Protocol、HTTP、Secure HTTP(HTTPS)、DNS、および差別化サービス(DiffServ)の IPv4 および IPv6 のデュアル スタック
● スタティックと自動設定(ステートレス アドレス自動設定)の両方をサポート
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セキュリティ機能 |
● HTTPS および SSH を使用した管理
● IP 管理用パスワード
● メニュー管理用パスワード
● IP サービスの停止可能
● ネットワーク設定の保護
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システム管理 |
● Cisco TelePresence Management Suite(TMS)対応
● 内蔵 Simple Network Management Protocol(SNMP)、Telnet、SSH、XML、Simple Object Access Protocol(SOAP)を使用したトータル管理
● リモート ソフトウェア アップロード:Web サーバ、HTTP、HTTPS を使用
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ディレクトリ サービス |
● ローカル ディレクトリ(My Contacts)のサポート
● 企業ディレクトリ(Cisco Unified Communications Manager および Cisco TMS を使用)
● Lightweight Directory Access Protocol(LDAP)および H.350 をサポートするサーバ ディレクトリ(Cisco TelePresence Management Suite が必要)
● 着信、発信、不在着信の通話履歴およびその日時
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言語サポート |
アラビア語、カタロニア語、チェコ語、デンマーク語、オランダ語、英語、フィンランド語、フランス語、ドイツ語、ヘブライ語、ハンガリー語、イタリア語、日本語、韓国語、ノルウェイ語、ポーランド語、ブラジル ポルトガル語、ロシア語、中国語(簡体字)、スペイン語、スウェーデン語、中国語(繁体字)、トルコ語。サポート状況はソフトウェア バージョンによって異なる。 |
Cisco Spark サービスに登録されている場合、DX70 および DX80 は URI ダイヤリングを使用してシスコ ルーム システム、タブレット、PC、Mac などのその他のエンドポイントに発信できます*。この設定で提供されるサービスをTable 5 に示します。また、3 人以上の参加者による会議がある場合には、Cisco Spark 会議や Cisco WebEx® on Annuity などの会議サービスと、DX70 および DX80 を組み合わせて使用できます。
表 5. Cisco Spark サービスまたは Cisco WebEx on Annuity のソフトウェア機能
機能 |
Cisco Spark ルーム システムの Cisco CE 8.3.0 ソフトウェア |
別の音声デバイスまたはビデオ デバイスへの発信 |
Cisco Spark サービスに登録されたビデオ デバイスは、URI ダイヤリングのみを使用して、他の Cisco Spark の登録済みシステムと標準ベースのビデオおよび会議システムに発信できます。Cisco Spark サービスは、Skype for Business を使用したビデオ会議に対応しています。 |
ビットレートおよびビデオ品質 |
現在のところ、ビデオ通話は、ポイントツーポイント コールで最大 720p 30fps の解像度で利用できます。 マルチパーティ通話の場合、Cisco Spark システムは複数の独立したストリームを送信して、一定のビットレートを維持します。 ネットワークでフル ビットレートを使用できない場合、レートが自動的に調節され、ビデオ画質も適切なものに引き下げられます。 |
ファイアウォール トラバーサル |
Cisco Spark 会議サービスに、ファイアウォール トラバーサル用の他の機器は必要ありません。 詳細については、次の記事を参照してください。https://support.ciscospark.com/customer/en/portal/articles/1911657-firewall-and-network-requirements-for-the-cisco-spark-app [英語] |
ビデオと音声の標準 |
Cisco Spark に登録されたデバイスは、通常はビデオに H.264 を使用し、音声に OPUS を使用します。 |
ビデオ機能 |
● ビデオおよびプレゼンテーション用のオンスクリーン レイアウト コントロール
● アクティブ コントロール(参加者リスト、アクティブなスピーカーとコンテンツ シェアリング、および参加者との通話の終了)
● セルフビュー
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コンテンツ共有 |
● 最大 1080p 5fps
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複数参加者 |
● マルチパーティの会議は、エンドポイント自体ではなく、コール制御または Cisco Spark 会議サービスによってサポートされます。
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ルーム システム制御のペアリングおよびコールの移動 |
DX エンドポイントを使用してルームまたはエリアに入ると、DX と Cisco Spark アプリケーションの両方で、それらがペアリングされていることまたは相互に接続されていることが視覚的に表示されます。このペアリングにより、次の機能が提供されます。
● ルーム システムの制御:モバイル デバイスで Cisco Spark アプリを使用して、Cisco Spark ルーム システムでの通話の開始、応答、または終了が行えます。
● コールの移動:ルーム内に入るときには、モバイル デバイス上の Cisco Spark アプリから Cisco DX にコールがスムーズに移動します。会議室を出るときには、Cisco DX から Cisco Spark アプリにコールが移動します。
● iOS および Android 上の Cisco Spark アプリは、デフォルトでペアリングに対応しています。Cisco Spark アプリを使用すれば(無償版を含む)、あらゆるユーザが制御を行えます。モバイルまたはデスクトップ デバイスや Cisco Spark アプリを所有していないユーザは、DX のタッチスクリーンでシステムを制御できます。
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IP ネットワーク機能 |
● IPv4
● IP 帯域幅最適化管理(フロー制御を含む)
● Network Time Protocol(NTP)による日時管理
● URI ダイヤリング
● TCP/IP
● DHCP
● 802.1Q 仮想 LAN
● ClearPath v2
|
システム管理 |
Cisco Spark エンドポイント管理は、クラウド コラボレーション管理を通じて、お客様がアクセスできます。Cisco Spark サービスが自動的にソフトウェアをアップグレードします。 |
Cisco Spark ルーム システムの詳細については、Cisco Spark のデータ シートを参照してください。
表 6. Cisco Spark サービスとオンプレミスの登録済みエンドポイントの Wi-Fi 機能および仕様
機能 |
仕様 |
|||
プロトコル |
IEEE 802.11a、802.11b、802.11g、802.11n |
|||
周波数帯域および動作チャネル |
● 2.412 ~ 2.472 GHz(チャネル 1 ~ 13)
● 5.180 ~ 5.240 GHz(チャネル 36 ~ 48)
● 5.260 ~ 5.320 GHz(チャネル 52 ~ 64)
● 5.500 ~ 5.700 GHz(チャネル 100 ~ 140)
● 5.745 ~ -5.825 GHz(チャネル 149 ~ 165)
注:IEEE 802.11d を使用して利用可能なチャネルを識別します。 |
|||
非オーバーラップ チャネル |
● 2.4 GHz(20-MHz チャネル):最大 3 チャネル
● 5 GHz(20-MHz チャネル):最大 24 チャネル
● 5 GHz(40-MHz チャネル):最大 9 チャネル
|
|||
動作モード |
● 自動(デフォルト)、2.4 または 5 GHz に対して最も強力な RSSI を推奨
● 2.4 GHz のみ
● 5 GHz のみ
|
|||
データ レート |
● 802.11a:6、9、12、18、24、36、48、54 Mbps
● 802.11b:1、2、5.5、および 11 Mbps
● 802.11g:6、9、12、18、24、36、48、54 Mbps
● 802.11n:HT MCS 0、MCS 1、MCS 2、MCS 3、MCS 4、MCS 5、MCS 6、および MCS 7
|
|||
2.4-GHz レシーバ感度 |
IEEE 802.11b:
● 1 Mbps:–95 dBm
● 2 Mbps:-93 dBm
● 5.5 Mbps:-90 dBm
● 11 Mbps:-86 dBm
|
IEEE 802.11g:
● 6 Mbps:–89 dBm
● 9 Mbps:–89 dBm
● 12 Mbps:–87 dBm
● 18 Mbps:–85 dBm
● 24 Mbps:–81 dBm
● 36 Mbps:–78 dBm
● 48 Mbps:–74 dBm
● 54 Mbps:–72 dBm
|
IEEE 802.11n HT20:
● MCS 0:-88 dBm
● MCS 1:-86 dBm
● MCS 2:-84 dBm
● MCS 3:-81 dBm
● MCS 4:-78 dBm
● MCS 5:-73 dBm
● MCS 6:-71 dBm
● MCS 7:-69 dBm
|
|
5 GHz 受信感度 |
IEEE 802.11a:
● 6 Mbps:–91 dBm
● 9 Mbps:-91 dBm
● 12 Mbps:-90 dBm
● 18 Mbps:-88 dBm
● 24 Mbps:-85 dBm
● 36 Mbps:-81 dBm
● 48 Mbps:–77 dBm
● 54 Mbps:–76 dBm
|
IEEE 802.11n HT20:
● MCS 0:–91 dBm
● MCS 1:–89 dBm
● MCS 2:–86 dBm
● MCS 3:–84 dBm
● MCS 4:–81 dBm
● MCS 5:–76 dBm
● MCS 6:–74 dBm
● MCS 7:–72 dBm
|
IEEE 802.11n HT40:
● MCS 0:-90 dBm
● MCS 1:-87 dBm
● MCS 2:-85 dBm
● MCS 3:-81 dBm
● MCS 4:-78 dBm
● MCS 5:-74 dBm
● MCS 6:-72 dBm
● MCS 7:-70 dBm
|
|
トランスミッタの出力電力 |
2.4 GHz:
● 802.11b:最大 16 dBm
● 802.11g:最大 16 dBm
● 802.11n HT20:最大 15 dBm
|
5 GHz:
● 802.11a:最大 16 dBm
● 802.11n HT20:最大 15 dBm
● 802.11n HT40:最大 15 dBm
|
||
アンテナ |
● 2.4 GHz:4.6 dBi のピーク ゲイン
● 5 GHz:7.0 dBi のピーク ゲイン
|
|||
アクセスポイントのサポート |
● Cisco Unified アクセス ポイント
◦
最小:
7.0.240.0
◦
推奨:
7.4.121.0
、
7.6.110.0
以降
● Cisco Autonomous(自律)アクセス ポイント
◦
最小:
12.4(21a)JY
◦
推奨
:
12.4(25d)JA2
以降
|
|||
ワイヤレス セキュリティ |
認証: ● Wi-Fi Protected Access(WPA)バージョン 1 および 2 - 個人および企業
|
暗号化: ● 40 ビットおよび 128 ビット スタティック Wired Equivalent Privacy(WEP)
● Temporal Key Integrity Protocol(TKIP)および Message Integrity Check(MIC)
● Advanced Encryption Standard(AES)
|
||
高速セキュア ローミング |
Cisco Centralized Key Management(CKM) |
|||
QoS |
● IEEE 802.11e および Wi-Fi マルチメディア(WMM)
● Enhanced Distributed Channel Access(EDCA; 拡張型分散チャネルアクセス)
● QoS Basic Service Set(QBSS)
|
|||
レーダー検出 |
IEEE 802.11h に準拠した Dynamic Frequency Selection(DFS)および Transmit Power Control(TPC) |
|||
表 7. Android ベースのソフトウェアの機能
機能 |
仕様 |
Android コア機能 |
● カスタマイズ可能な Cisco Launcher と [ホーム スクリーン(Home Screen)] アプリ トレイにより、アプリケーション ショートカット、ウィジェット、フォルダを自由に配置
● [ホーム スクリーン(Home Screen)] では最大 5 つの画面ビューまたはページをサポート(12 X 9 のアイコン グリッド)
● 横長のアプリケーションをサポート
● オンスクリーン キーボードをサポート
|
Android のバンドル アプリケーションとウィジェット |
● カリキュレータ
● カレンダー
● カメラ
● 時計
● 連絡先
● 直通ダイヤル
● 電子メール
◦
Internet Message Access Protocol
(
IMAP
)
◦ Post Office Protocol 3
(POP3
)
◦
Microsoft Exchange ActiveSync
● お気に入り
● ギャラリー
● 電話機能(全員へ転送、プライバシー、サイレント(DND)、モビリティ、セルフビューなど)
● 壁紙(Live Wallpaper を含む)
● Web ブラウザ
|
Google のバンドル アプリケーション |
● Google Play(管理者が Cisco Unified Communications Manager を通じて有効化。国別に承認された Google モバイル サービス アプリケーションを含む)
● Gmail
● Google 設定
● 地図
● Play ブックス
● Play マガジン
● Play ムービー
● Play Music
● Google Now
|
シスコのバンドル アプリケーション |
● Cisco AnyConnect® セキュア モビリティ クライアント(VPN)
● Cisco Jabber® インスタント メッセージ(チャットとプレゼンスの機能を提供)
● Cisco WebEx 会議
● Quick Contact Badge(発信、電子メール メッセージやインスタント メッセージ(IM)の送信、WebEx® 会議の開始など、関係者とのコラボレーションを容易に実現)
● 表示によるボイスメール
|
モバイル音声用 Cisco Intelligent Proximity |
● Bluetooth Phone Book Access Profile(PBAP)をサポートする Android または iOS のモバイル デバイスと Bluetooth でペアリングすることで連絡先情報を同期
● コール履歴の同期により、モバイル デバイスでの発信または不在着信の記録を DX80 で表示
● 音声パス ルーティングにより、モバイル デバイスに接続されたコールの音声を DX80 を通じて送信
|
設定モード |
● 拡張されたフル機能モード:アプリケーションやアカウントを含むフォン機能のすべての要素を有効化
● 簡易モード:アプリケーションとアカウントを無効化し、音声とビデオ通話のみを提供
● パブリック モード:簡易モードをベースとし、ユーザ設定の修正を制限したモード
|
アプリケーションの導入オプションと管理 |
● 管理者は Cisco DX650/70/80 でのアプリケーション ダウンロードをすべて無効にできます。具体的にはサードパーティ製 Android アプリケーションのインストールを禁止するように DX650/70/80 を設定できます。
● Google Play へのアクセスも管理者が無効(デフォルト)にできます。「不明な供給元」のアプリケーションも管理者が無効(デフォルト)にすることができます。
◦
管理者は
Cisco Unified Communications Manager
と
APK
ファイルを使用したアプリケーションのインストールを選択できます。
◦
管理者は社内のフォト
ディレクトリを使用して、各ユーザに関連する画像の保存場所のフォト
ディレクトリ
URL
をセットアップし、リンクを作成できます。
|
トレーニングとセットアップ アシスタントの組み込み機能 |
● セットアップ アシスタント ウィザード(電子メール、Jabber® IM、WebEx 会議、およびボイスメール アカウント設定を支援)
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サードパーティ アプリケーションの開発 |
Cisco Collaboration アプリケーション プログラミング インターフェイス(API)をソフトウェア開発キット(SDK)で提供 https://developer.cisco.com/site/dxseries/overview/index.gsp [英語] |
言語サポート |
● エジプト、アラビア語(ar_EG)
● ブルガリア、ブルガリア語(bg_BG)
● スペイン、カタロニア語(ca_ES)
● 中国、中国語(zh_CN)
● 台湾、中国語(zh_TW)
● クロアチア、クロアチア語(hr_HR)
● チェコ共和国、チェコ語(cs_CZ)
● デンマーク、デンマーク語(da_DK)
● オランダ、オランダ語(nl_NL)
● 英国、英語(en_GB)
● 米国、英語(en_US)
● フィンランド、フィンランド語(fi_FI)
● フランス、フランス語(fr_FR)
● ドイツ、ドイツ語(de_DE)
● ギリシャ、ギリシャ語(el_GR)
● イスラエル、ヘブライ語(he_IL)
● ハンガリー、ハンガリー語(hu_HU)
● イタリア、イタリア語(it_IT)
● 日本、日本語(ja_JP)
● 韓国、韓国語(ko_KR)
● ラトビア、ラトビア語(lv_LV)
● リトアニア、リトアニア語(lt_LT)
● ノルウェー、ノルウェー語(nb_NO)
● ポーランド、ポーランド語(pl_PL)
● ブラジル、ポルトガル語(pt_BR)
● ポルトガル、ポルトガル語(pt_PT)
● ルーマニア、ルーマニア語(ro_RO)
● ロシア、ロシア語(ru_RU)
● セルビア共和国、セルビア語(sr_RS)
● スロバキア、スロバキア語(sk_SK)
● スロベニア、スロベニア語(sl_SI)
● スペイン、スペイン語(es_ES)
● スウェーデン、スウェーデン語(sv_SE)
● タイ、タイ語(th_TH)
● トルコ、トルコ語(tr_TR)
|
コール機能のサポート |
● + ダイヤリング(ITU E.164)
● 短縮ダイヤル
● 着信音と音声の音量調節
● ディスプレイ輝度の調節
● 自動応答
● ヘッドセットの自動検出
● 割り込み(cBarge)
● コールバック
● コール監察
● コール転送
● コール転送通知
● 通話履歴一覧
● コール パーク(ダイレクト コール パーク、アシステッド ダイレクト コール パークを含む)
● コール ピックアップ
● コール タイマー
● コール ウェイティング
● 発信者 ID
● 社内ディレクトリ
● 会議(アドホック)
● 直接転送
● 転送(iDivert)
● サイレント(DND)
● Cisco エクステンション モビリティ サービス
● ファスト ダイヤル サービス
● 強制アクセス コードおよびクライアント識別コード
● グループ コール ピックアップ
● 保留(および再開)
● インターコム
● 国際電話のロギング
● 参加(アドホック)
● 最後にダイヤルした番号にリダイヤル(LNR)
● 悪意のある発信元の識別
● メッセージ待機インジケータ(MWI)
● Meet-Me 会議
● モビリティ(Cisco Mobile Connect とモバイル音声アクセス)
● 保留音(MOH)
● ミュート(音声およびビデオ)
● ネットワーク プロファイル(自動)
● オンネットワークとオフネットワークの固有呼び出し音
● パーソナル ディレクトリ
● ピックアップ
● 送信前のプレダイヤル
● プライバシー
● Private Line Automated Ringdown(PLAR)
● ライン アピアランスごとの呼び出し音
● セルフビュー(ビデオ通話)
● サービス URL
● 共有ライン(複数も可)
● サイレント モニタリングと録音
● 日時表示
● 転送(アドホック)
● 表示によるボイスメール
● ボイスメール
|
緊急サービス |
緊急通報サービスへのダイヤル |
アクセシビリティ機能 |
視覚、聴覚、身体に障がいをお持ちのユーザ向けに追加のアクセシビリティ機能が用意されています。次のような機能をユーザが定義、およびカスタマイズできます。 ● 表示フォント サイズと画面の輝度の設定
● タッチスクリーンのタッチ アンド ホールドの遅延時間のカスタマイズ
● Talkback 音声プロンプトとパスワードの読み上げ
● Explore by Touch 機能のサポート
|
セキュリティ機能 |
|
ハードウェア |
● セキュアなブート
● セキュアな認証情報保存
● デバイス認証
● ファイルの認証と暗号化
● 画像の認証と暗号化
● シグナリング認証
● ランダム ビットの生成
● ハードウェア暗号化アクセラレーション
● 暗号化された設定ファイル
● ファイル システムの暗号化
|
証明書の管理 |
● セキュリティを強化する Certificate Authority Proxy Function(CAPF)のサポート
● メーカーでインストールされた証明書(MIC)
● ローカルで有効な証明書(LSC)
● X.509 デジタル証明書(DER で暗号化されたバイナリ データ)。DER と Base-64 の両方の形式をクライアントとサーバの認証に使用可能。1,024、2,048、4,096 のキー サイズの証明書がサポートされる。
|
ネットワーク |
● 有線:802.1x サプリカント オプションでのネットワーク認証には以下が使用されます。
◦
拡張認証プロトコル:
Extensible Authentication Protocol - Flexible Authentication via Secure Tunneling
(
EAP-FAST
)
◦
拡張認証プロトコル:
EAP Transport Layer Security
(
EAP-TLS
)
● ワイヤレス(表 7 を参照)
◦ Wi-Fi Protected Access 2
(WPA2
)(EAP-FAST
)
◦ Wireless Equivalent Privacy
(WEP
)
◦
ワイヤレス
EAP-TLS
● Protected Extensible Authentication Protocol:Generic Token Card(PEAP-GTC)
|
メディアおよびデータ信号 |
● TLS
● Secure Real-Time Transport Protocol(SRTP)
● クライアント用の HTTPS
|
社内ネットワークへのアクセス |
● Cisco AnyConnect セキュア モビリティ クライアント
● Web プロキシ(Protected Access Credential(PAC)ファイルの手動または自動設定)
● NT LAN Manager(NTLM)および Kerberos 認証
|
デバイス管理 |
● リモート ワイプ
● ActiveSync リモート ワイプ(E メール、連絡先、カレンダーなど)
● セルフサービス ワイプ
● ログイン試行失敗後のワイプ
● 出荷時の状態へのリセット
|
ポリシー管理 |
● 複雑なパスワード
● USB の無効化機能
● スピーカーフォンの無効化機能
● ヘッドセットの無効化機能
● Secure Digital I/O(SDIO)の有効化/無効化
● Bluetooth
● Wi-Fi
● Android マーケットへのアクセス
● 画面のロックとデバイスの自動ロック(暗証番号(PIN)またはパスワード)
● Android Debug Bridge(ADB)
|
診断 |
● 統合されたシスコ コラボレーション問題レポート ツールでは、電話やアプリケーションに問題が発生したときにシステム管理者に直接情報を送信できます(E メール アカウントの設定が必要)。
|
表 8. Android ベースのソフトウェアの Wi-Fi 機能および仕様
機能 |
仕様 |
|||
プロトコル |
IEEE 802.11a、802.11b、802.11g、802.11n |
|||
周波数帯域および動作チャネル |
● 2.412 ~ 2.472 GHz(チャネル 1 ~ 13)
● 5.180 ~ 5.240 GHz(チャネル 36 ~ 48)
● 5.260 ~ 5.320 GHz(チャネル 52 ~ 64)
● 5.500 ~ 5.700 GHz(チャネル 100 ~ 140)
● 5.745 ~ -5.825 GHz(チャネル 149 ~ 165)
注:IEEE 802.11d を使用して利用可能なチャネルを識別します。 |
|||
非オーバーラップ チャネル |
● 2.4 GHz(20-MHz チャネル):最大 3 チャネル
● 5 GHz(20-MHz チャネル):最大 24 チャネル
● 5 GHz(40-MHz チャネル):最大 9 チャネル
|
|||
動作モード |
● 自動(デフォルト)、2.4 または 5 GHz に対して最も強力な RSSI を推奨
● 2.4 GHz のみ
● 5 GHz のみ
|
|||
データ レート |
● 802.11a:6、9、12、18、24、36、48、54 Mbps
● 802.11b:1、2、5.5、および 11 Mbps
● 802.11g:6、9、12、18、24、36、48、54 Mbps
● 802.11n:HT MCS 0、MCS 1、MCS 2、MCS 3、MCS 4、MCS 5、MCS 6、および MCS 7
|
|||
2.4-GHz レシーバ感度 |
IEEE 802.11b:
● 1 Mbps:-95 dBm
● 2 Mbps:-93 dBm
● 5.5 Mbps:–90 dBm
● 11 Mbps:-86 dBm
|
IEEE 802.11g:
● 6 Mbps:-89 dBm
● 9 Mbps:-89 dBm
● 12 Mbps:-87 dBm
● 18 Mbps:-85 dBm
● 24 Mbps:-81 dBm
● 36 Mbps:-78 dBm
● 48 Mbps:-74 dBm
● 54 Mbps:-72 dBm
|
IEEE 802.11n HT20:
● MCS 0:-88 dBm
● MCS 1:-86 dBm
● MCS 2:-84 dBm
● MCS 3:-81 dBm
● MCS 4:-78 dBm
● MCS 5:-73 dBm
● MCS 6:-71 dBm
● MCS 7:-69 dBm
|
|
5 GHz 受信感度 |
IEEE 802.11a: ● 6 Mbps:–91 dBm
● 9 Mbps:-91 dBm
● 12 Mbps:-90 dBm
● 18 Mbps:-88 dBm
● 24 Mbps:-85 dBm
● 36 Mbps:-81 dBm
● 48 Mbps:–77 dBm
● 54 Mbps:–76 dBm
|
IEEE 802.11n HT20: ● MCS 0:-91 dBm
● MCS 1:-89 dBm
● MCS 2:-86 dBm
● MCS 3:-84 dBm
● MCS 4:-81 dBm
● MCS 5:-76 dBm
● MCS 6:-74 dBm
● MCS 7:-72 dBm
|
IEEE 802.11n HT40: ● MCS 0:-90 dBm
● MCS 1:-87 dBm
● MCS 2:-85 dBm
● MCS 3:-81 dBm
● MCS 4:-78 dBm
● MCS 5:-74 dBm
● MCS 6:-72 dBm
● MCS 7:-70 dBm
|
|
トランスミッタの出力電力 |
2.4 GHz: ● 802.11b:最大 16 dBm
● 802.11g:最大 16 dBm
● 802.11n HT20:最大 15 dBm
|
5 GHz: ● 802.11a:最大 16 dBm
● 802.11n HT20:最大 15 dBm
● 802.11n HT40:最大 15 dBm
|
||
アンテナ |
● 2.4 GHz:4.6 dBi のピーク ゲイン
● 5 GHz:7.0 dBi のピーク ゲイン
|
|||
アクセスポイントのサポート |
● シスコ ユニファイド アクセス ポイント
◦
最小:
7.0.240.0
◦
推奨:
7.4.121.0
、
7.6.110.0
以降
● Cisco Autonomous(自律)アクセス ポイント
◦
最小:
12.4(21a)JY
◦
推奨
:
12.4(25d)JA2
以降
|
|||
ワイヤレス セキュリティ |
認証: ● Wi-Fi Protected Access(WPA)バージョン 1 および 2 個人および企業
● EAP-FAST
● 保護拡張認証プロトコル:Microsoft チャレンジ ハンドシェイク認証プロトコル バージョン 2(PEAP-MSCHAPv2)
● Protected Extensible Authentication Protocol:Generic Token Card(PEAP-GTC)
● EAP-TLS
|
暗号化: ● 40 ビットおよび 128 ビット スタティック Wired Equivalent Privacy(WEP)
● Temporal Key Integrity Protocol(TKIP)および Message Integrity Check(MIC)
● Advanced Encryption Standard(AES)
|
||
高速セキュア ローミング |
Cisco Centralized Key Management(Cisco CKM) |
|||
QoS |
● IEEE 802.11e および Wi-Fi マルチメディア(WMM)
● Enhanced Distributed Channel Access(EDCA; 拡張型分散チャネルアクセス)
● QoS Basic Service Set(QBSS; QoS 基本サービスセット)
|
|||
レーダー検出 |
IEEE 802.11h に準拠した Dynamic Frequency Selection(DFS)および Transmit Power Control(TPC) |
|||
ライセンス
電話機ライセンスは、コール制御プラットフォームおよびそのポリシーに依存します。Cisco Unified Communications Manager を使用するには、Cisco DX80 に最小レベルの Enhanced IP User Connect License(UCL)が必要です。Tier -2 ディストリビュータには、特別なライセンス付き電話機のバンドルはありません。DX80 は、サードパーティ コール制御システムではサポートされません。
保証に関する情報
DX シリーズのエンドポイントは、シスコの 1 年間限定のハードウェア保証が付いてきます。保証については、Cisco.com の『製品保証』 [英語] のページを参照してください。
発注情報
表 8 から表 10 は発注情報を示しています。製品の導入およびご利用の際にご購入が必要となる全種類のコンポーネントまたは部品をご案内しています。
シスコ製品の購入方法については、購入案内のページを参照してください。ソフトウェアをダウンロードするには、Cisco Software Center にアクセスしてください。
製品名 |
部品番号 |
Cisco DX80 |
CP-DX80-K9= |
Cisco DX80、TAA バージョン |
CP-DX80-K9++= |
製品名 |
部品番号 |
Cisco DX80 用 HDMI/USB グレー ケーブル |
CAB-COMBO-2M= |
Cisco DX80 用イーサネット グレー ケーブル |
CAB-GREY-2.9M= |
Cisco DX80 用フット スタンド |
CP-DX80-FS= |
DX70 および DX80 シリーズ用の電源変圧器 |
CP-PWR-CUBE-5= |
製品名 |
部品番号 |
Cisco VESA アダプタおよび壁面設置オプション |
CP-DX80-VESA= |
シスコのサービス
シスコのサービスは、ネットワーク、アプリケーション、およびそれらの利用者の連携を強化します。
ネットワークは今、人、情報、アイデアのより高度な統合を必要とする世界において、戦略的プラットフォームとなっています。製品とサービスを組み合わせて、ビジネスのニーズと機会に即したソリューションを形成すれば、ネットワークはより効果的に機能するようになります。
ネットワーク ライフサイクルの各段階に必要なアクティビティが定義されたシスコ独自のライフサイクル アプローチにより、優れたサービスが確実に提供されます。シスコと優れたパートナーのネットワーク、そしてお客様の力を結合するコラボレーティブなサービス提供により、シスコは高品質の成果を達成します。
Cisco Capital
目標の達成を支援するファイナンス
Ccisco Capital® では、目標を達成し、競争力を維持するために必要なテクノロジーの取得を支援します。シスコは CapEx の削減をサポートします。成長を加速させます。投資金額と ROI を最適化します。Cisco Capital ファイナンス プログラムは、お客様がハードウェア、ソフトウェア、サービス、および補完的なサードパーティ製機器を柔軟に取得できるようにします。また、それらの購入を 1 つにまとめた計画的なお支払い方法をご用意しています。Cisco Capital は 100 ヵ国以上でサービスを利用できます。詳細はこちらをご覧ください 。
関連情報
Cisco DX80 の詳細については、http://www.cisco.com/go/dx [英語] をご覧いただくか、最寄りのシスコ代理店にお問い合わせください。