この製品のドキュメントセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このドキュメントセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブ ランゲージの取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
製品概要
Cisco® DX70 は、あらゆるデスクに卓越したコラボレーションをもたらします。この洗練された 14 インチ タッチ スクリーン端末には最高クラスの高解像度(HD)ビデオや音声機能が備わっており、生産性を容易に向上させることができます。
高品質のコラボレーション体験をお手頃価格で導入すれば、すぐにオフィスや自宅オフィスのすべてのデスクトップを強化することができます。DX70 には、次の特長があります。
· 常時接続された専用の高画質ビデオ通信システム
· ナレッジ ワーカーに不可欠な機能を提供する IP フォン
· 高品質オーディオ システムによるスピーカーフォンおよびメディアの再生
· 14 インチの 16:9 スクリーンが、ビデオ通話に魅力的なエクスペリエンスを提供
· 静電容量方式マルチ タッチ スクリーンの美しくパワフルなユーザ インターフェイス
· 端末の簡単なセルフプロビジョニングで、開封後は即座に使用可能
· 一般的なカレンダー プログラムと統合された「ワンボタン機能」(OBTP)で簡単にコール
· オンプレミスでもクラウドでも使える柔軟な登録モデル
· 管理者は Cisco Expressway™ シリーズを利用してリモート ワーカーのセキュアな接続を実現
機能と利点
表 1 に、Cisco DX70 の機能と利点を示しています。
機能 |
利点 |
設計の特長 |
·
数分でインストールが完了:
DX70
はタッチ画面ですべての操作を制御可能な統合型端末です。電源ケーブルとイーサネットを接続するだけで使用できます。シンプルなセットアップ
ウィザードで利用を開始できます。認証するだけでセットアップは完了します。
·
高画質ビデオ:
DX70
は、
1920 X 1080
の
14
インチ
スクリーン、
8MP
カメラ、およびクラス最高のビデオ圧縮により、魅力的なエクスペリエンスを提供します。
·
高性能のオーディオ音響システムは、マルチメディアの再生に最適です。
·
タッチ
スクリーン
インターフェイス:静電容量方式マルチ
タッチ
スクリーン
オーバーレイによって、美しく効率的なユーザ
インターフェイスを提供します。
·
画面上ですべてを制御:画面をタッチして簡単にコール発信できます。外部デバイスは不要です。会議中に参加者との会話を保持したまま、オプション機能を利用することも可能です。
·
ドキュメント
カメラ:
DX70
上部のカメラを下に傾けると、物理コンテンツや図などを共有できます。
·
角度調節可能なスクリーン:デスクに座って楽な姿勢でデバイスの入力や操作を行いたいユーザにも対応します。デスクトップで画面の角度を
20
~
85
度の範囲でスクリーンを簡単に調節できます。
|
コンテンツ共有機能 |
·
ボタンをタッチするだけでマルチメディアやプレゼンテーションを共有:通話中に画面上のコントロール
バーを使ってラップトップの画面を表示したり、フル
HD
画像で即座に共有することができます。
·
画面を
1
回タップするだけで、オンスクリーン
コントロール
インターフェイスへ簡単にアクセスできます。
|
性能の特長 |
·
HD
ビデオおよびコンテンツの同時共有が可能です。
·
現在のすべての
PC
および
Mac
コンピュータに適合する
RGB
入力
·
フルデュプレックス、フルバンド(
CD
品質)での音声通信が可能です。
·
Cisco Unified Communications Manager
または
Cisco TelePresence® Video Communication Server
(
VCS
)および
Management Suite
(
TMS
)による簡単なプロビジョニングと設定が可能です。
|
登録モデル |
·
DX70
は
Cisco VCS
と
Session Initiation Protocol
(
SIP
)ベースのコール制御、
Cisco Unified Communications Manager
、
および Cisco Hosted Collaboration Solution ( HCS )に登録されます。
·
DX70
は
Cisco Collaboration Cloud
の
Cisco Spark
™
にも登録されます。
|
製品仕様
表 2 に、Cisco DX70 の仕様を示します。
機能 |
利点 |
コンポーネント |
すべてユニットに組み込み:
·
コーデック
·
カメラ
·
ディスプレイ
·
マイクとラウドスピーカー
付属品:画面用クリーニング クロス、イーサネット ケーブル(2.9 m)、電源ユニット |
ディスプレイ |
·
14
インチ
LCD
モニタ
·
解像度:
1,920 X 1,080
(
16:9
)
·
AHVA
ディスプレイ
テクノロジー
コントラスト比:
700:1
(通常)
·
視野角:
+/- 178
度(通常)
·
応答時間:
25
ミリ秒
·
輝度:
300 cd/m
2
(平均
5
ポイント)
·
10
ポイント
マルチ
タッチ
サーフェイス
|
対応 PC 入力解像度 |
最大 1080p |
人間工学に |
·
スタンドを直立状態で格納でき、持ち運びが容易
·
画面を垂直位置より
5
~
70
度の角度に簡単に傾斜可能
·
カメラを画面から
-5
~
70
度の角度に簡単に傾斜可能
·
メイン
I/O
パネルは、接続部を隠すフリップ
カバー付き
|
オーディオ |
·
オーディオ
システムの再生:
◦
周波数範囲:
100 Hz
~
15 kHz
、
+/- 3 dB*
◦
最大レベル:
90 dB
(
1 w/1 m
時)
*
·
ビデオ会議システムは、最適に調整され、アナログ全方向性マイクが取り付けられています。
* 仕様は音響サブシステムの直接測定に基づきます。 |
カメラ(前面) |
·
水平視野角
63
°
·
垂直視野角
38
°
·
解像度:
1080p30
·
F 2.2
·
プライバシー
シャッター
|
プロセッサ |
TI OMAP 4470 1.5 GHz デュアル コア ARM Cortex-A9 プロセッサ |
ストレージ |
8 GB eMMC NAND フラッシュ メモリ(マルチメディア カード内蔵、不揮発性) |
メモリ |
2 GB RAM:低消費電力、ダブル データ レートの同期 DRAM(LPDDR2 SDRAM) |
ポートおよびスロット |
·
PC
または
Mac
のビデオ入力用に、高解像度マルチメディア
インターフェイス(
HDMI
)の
A
タイプ
ポート
·
HDMI
タイプ
A
出力ポート(今後の利用のため)
·
高速な
USB 2.0
ポート:
◦
標準のタイプ
A
ポート
X 3
(有線または無線(ドングル)のヘッドセットおよびハンドセットを使用可能)
◦
側面
USB
ポートは高電流(
2 A
)で充電可能、背面の
2
ポートはそれぞれ
500 mA
で充電可能
◦
Micro-B USB
ポート
X 1
(診断
/
修理用シリアル
ポート)
·
MicroSD
標準容量(
HDSC
)スロット:アプリケーションまたはファイル拡張の不揮発性ストレージ用、最大
32 GB
(標準解像度(
SD
)カード
スピード
Class 4
以上を推奨)
·
3.5 mm
アナログ
ヘッドフォン
/
ヘッドセット
ジャック
X 1
|
物理的なボタン |
·
音量アップまたはダウン
·
ミュート
|
ビジュアル |
·
静電容量センサの音量調整
·
静電容量センサの音声ミュート
·
電源
/
リセット
/
スリープ
ボタン
|
物理寸法 |
377.1 X 353.1 X 62.3 mm(14.84 X 13.91 X 2.45 インチ) |
重量 |
3.4 kg(7.5 ポンド) |
電源 |
定格:3.5 A(最大 12 V) 省電力スタンバイ モード |
物理的セキュリティ |
Kensington セキュリティ スロットに対応 |
接続 |
|
イーサネット |
·
内蔵
2
ポート
Cisco
イーサネット
スイッチにより、電話機と、それとともに配置した
PC
は両方とも、
RJ-45
インターフェイスを介した単一の
LAN
接続で
10/100/1000BASE-T
イーサネット
ネットワーク(
IEEE802.3i/802.3u/802.3ab
)に直接接続できます。
·
音声およびデータ
トラフィックのセキュリティと信頼性を向上させるために、システム管理者は
PC
と電話機に別々の
VLAN
(
IEEE 802.1Q
)を指定することができます。
|
アクセサリ |
|
Cisco VESA |
オプションの取り付けキットには、DX70 フット スタンドの代わりに取り付け位置を 2 種類の VESA 標準規格(75 X 75 mm または 100 X 100 mm)に変換できるアダプタが含まれます。そのアダプタを使用して、サードパーティ製取り付けソリューションや本キット付属の基本的な水平壁面取り付けをご利用いただけます。 |
温度範囲 |
|
動作温度 |
·
0
~
40 °C
(
32
~
104 °F
)
|
相対湿度 |
·
10
~
90 %
(結露しないこと)
|
保管温度 |
·
-20
~
60 ºC
(
-4
~
140 ºF
)
|
認定および適合規格 |
|
|
·
指令
2014/35/EU
(低電圧指令)
·
指令
2014/30/EU
(
EMC
指令):クラス
A
·
指令
2014/53/EU
(無線機器指令)
·
指令
2011/65/EU
(
RoHS
)
·
指令
2002/96/EC
(
WEEE
)
·
NRTL
認定(製品の安全性)
·
FCC CFR 47 Part 15B
(
EMC
):クラス
B
·
FCC
規格(無線機器)
|
ファームウェア オプションおよび機能
Cisco DX70 および DX80、MX、および SX シリーズはすべて、Cisco Collaboration Endpoint(CE)ソフトウェアをサポートします。CE ソフトウェアは Cisco Spark サービスと、Cisco HCS およびオンプレミス開発の両方に対して設定できます(Cisco Unified Communications Manager、Cisco Video Communication Server、または H.323 によるスタンドアロンに登録されます)。しばらくの間、これらの設定によって提供される機能は変更される場合があります。表 3 に、両方に共通する機能を示します。表 4 に追加のオンプレミス機能を示し、表 5 に Cisco Spark サービスの主な違いを示します。表 6 に、Cisco Spark サービスとオンプレミスの登録済みエンドポイントの Wi-Fi 機能および仕様を示します。
さらに、DX シリーズは Android ベースのソフトウェアでも実行できます。このソフトウェアは、Cisco Unified Communications Manager とのみ互換性があります。表 7 および 8 に、Android ベースのソフトウェアの概要を示します。
DX70 および DX80 では、2016 年の後半から CE ソフトウェアをデフォルトで同梱する予定です。
機能 |
管理対象およびホスト対象向け Cisco CE 8.3.0 ソフトウェア |
ビデオ入力 |
サポート対象の形式:最大 1,920 X 1,080 @ 30 fps(HD1080p30)、以下を含む
·
640 X 480
·
720 X 480
·
800 X 600
·
1,024 X 768
·
1,280 X 720
·
1,366 X 768
·
1,920 X 1,080
高画質入力はプログレッシブ ビデオ形式を使用 Extended Display Identification Data(EDID) |
ライブ ビデオ解像度 |
·
176 X 144@ 30 fps
(
QCIF
)(デコードのみ)
·
352 X 288 @ 30 fps
(
CIF
)
·
512 X 288 @ 30 fps
(
w288p
)
·
576 X 448 @ 30 fps
(
448p
)
·
768 X 448 @ 30 fps
(
w448p
)
·
704 X 576 @ 30 fps
(
4CIF
)
·
1,024 X 576 @ 30 fps
(
w576p
)
·
640 X 480@30 fps
(
VGA
)
·
800 X 600@30 fps
(
SVGA
)
·
1,024 X 768 @ 30 fps
(
XGA
)
·
1,280 X 1,024@30 fps
(
SXGA
)
·
1,280 X 720@30 fps
(
720p30
)
·
1,280 X 768@30 fps
(
WXGA
)
·
1,920 X 1,080@30 fps
(
1,080p30
)
·
1,440 X 900@30 fps
(
WXGA+
)
·
1,680 X 1,050@30 fps
(
WSXGA+
)
|
音声機能 |
·
最大
48 kHz
サンプリング
レート
·
高品質
20 kHz
ステレオ音声
·
アコースティック
エコー
キャンセラ
·
オート
ゲイン
コントロール(
AGC
)
·
オート
ノイズ
リダクション
|
Wi-Fi |
·
参照:
表
6
|
言語サポート |
アラビア語、カタロニア語、チェコ語、デンマーク語、オランダ語、英語、フィンランド語、フランス語、ドイツ語、ヘブライ語、ハンガリー語、イタリア語、日本語、韓国語、ノルウェー語、ポーランド語、ブラジル ポルトガル語、ロシア語、中国語(簡体字)、スペイン語、スウェーデン語、中国語(繁体字)、トルコ語。サポート状況はソフトウェア バージョンによって異なる。Cisco Spark サービスをサポートする地域については、cs.co/geos [英語] にアクセスしてください。 |
機能 |
Cisco CE 8.3.0 ソフトウェア |
帯域幅 |
H.323 および SIP:最大 3 Mbps ポイントツーポイント |
解像度の最小帯域幅と |
720p30、768 kbps 1080p30、1472 kbps |
ファイアウォール |
Cisco TelePresence Expressway テクノロジー |
ビデオ規格 |
H.263、H.263+、H.264、および AVC(H.264/MPEG-4 Part 10 Advanced Video Coding) |
ビデオ機能 |
·
ビデオおよびプレゼンテーション用のオンスクリーン
レイアウト
コントロール
·
アクティブ
コントロール(参加者リスト、アクティブなスピーカーとコンテンツ
シェアリング、参加者との通話の終了、および参加者のミュート)
·
レイアウト
コントロール
·
セルフビュー
·
遠端カメラ制御
|
音声規格 |
·
64 kbps
および
128 kbps
の
AAC-LD
、
OPUS
、
G.722
、
G.722.1
、
G.711mu
、
G.711a
、
G.729ab
、および
G.729
|
音声機能 |
·
アクティブ
リップ
シンク
|
デュアル ストリーム |
·
H.239
(
H.323
)デュアル
ストリーム
·
Binary Floor Control Protocol
(
BFCP
)(
SIP
)デュアル
ストリーム
·
最大
1080p
(
1,920 X 1,080
)解像度をサポート
|
マルチポイント サポート |
シスコ アドホック会議(Cisco Unified Communications Manager、Cisco HCS、Cisco TelePresence Server、および Cisco TelePresence Conductor が必要) |
内蔵暗号化機能 |
·
SIP
ポイントツーポイント
·
準拠規格:
Advanced Encryption Standard
(
AES
)
·
暗号化キーの自動生成と自動交換
·
デュアル
ストリーム対応
|
コール機能 |
·
+
ダイヤリング(
ITU E.164
)
·
コンサルタティブ
コールの追加
·
着信音と音声の音量調節
·
ディスプレイ輝度の調節
·
自動応答
·
ヘッドセットの自動検出
·
コール転送
·
コール転送通知
·
通話履歴一覧
·
発信者
ID
·
社内ディレクトリ
·
会議(アドホック)
·
サイレント(
DND
)
·
拡張モビリティ
サービス
·
お気に入り
·
保留(および再開)
·
参加(アドホック
マージ)
·
メッセージ受信インジケータ
·
ミュート(音声およびビデオ)
·
ネットワーク
プロファイル(自動)
·
セルフビュー(ビデオ通話)
·
ワンボタン機能(
OBTP
)
·
共有ライン
·
シングル
ナンバー
リーチ(
SNR
)
·
移動
·
ボイスメール
|
Cisco Proximity アプリを使用したビデオ システムへのナビゲート |
DX70
または
DX80
のエンドポイントを使用してルームまたはエリアに入ると、
DX
と
Cisco Proximity
アプリケーションの
両方で、それらがペアリングされていることまたは相互に接続されていることが視覚的に表示されます。このペアリングにより、次の機能が提供されます。
·
ビデオ
システムの制御:モバイル
デバイスで
Cisco Proximity
アプリを使用して、オンプレミスの登録済みエンドポイントで通話の開始、応答、または終了を行えます。また、モバイル端末から
DX
、または
DX
からモバイル端末に通話を移動できます。
·
共有コンテンツの表示:モバイル端末で
Cisco Proximity
アプリを使用して、共有されるコンテンツを表示できます。
ラップトップで Cisco Proximity アプリを使用して、コンテンツをワイヤレスで送受信して共有できます。
iOS
、
Android
、
Windows
、および
MacOS
の
Cisco Proximity
アプリは、デフォルトでペアリングに対応しています。
Cisco Proximity
アプリを使用すれば、あらゆるユーザが制御を行えます。モバイルまたはデスクトップ
デバイスや
Cisco Proximity
アプリを所有していないユーザは、
DX
のタッチスクリーンでシステムを制御できます。
|
IP ネットワーク機能 |
·
ドメイン
ネーム
システム(
DNS
)ルックアップによるサービス構成
·
DiffServ
(
QoS
)
·
IP
帯域幅最適化管理(フロー制御を含む)
·
動的プレイ
アウトおよびリップシンク
バッファリング
·
Network Time Protocol
(
NTP
)による日時管理
·
パケット損失時のダウンスピード機能
·
URI
ダイヤリング
·
TCP/IP
·
Dynamic Host Configuration Protocol
(
DHCP
)
·
802.1x
ネットワーク認証
·
802.1Q
仮想
LAN
·
802.1p
(
QoS
およびサービス
クラス)
·
Clear Path v1
および
v2
|
室内制御 |
室内制御によって、ユーザ インターフェイスにカスタム要素を追加できます。照明、ブラインド、またはその他の周辺機器の
Web UI
インターフェイスからのカスタム
パネルの作成
·
システム
バー
トレイでアクセス可能なグローバル
パネル
·
制御トレイからアクセス可能なホーム画面パネル
·
通話中トレイからアクセス可能な通話中パネル
|
コール制御の登録 |
·
Cisco Unified Communications Manager
によるネイティブ登録(
Cisco Unified Communications Manager
バージョン
8.6
以降が必要)
·
Cisco Unified Communications Manager
の基本的なプロビジョニング
·
Cisco Unified Communications Manager
からのファームウェア
アップグレード
·
Cisco Discovery Protocol
と
DHCP
オプション
150
のサポート
|
IPv6 ネットワーク サポート |
·
DHCP
、
Secure Shell
(
SSH
)
Protocol
、
HTTP
、
Secure HTTP
(
HTTPS
)、
DNS
、および差別化サービス(
DiffServ
)の
IPv4
および
IPv6
のデュアル
スタック
·
スタティック設定と自動設定(ステートレス
アドレス自動設定)の両方をサポート
|
セキュリティ機能 |
·
HTTPS
および
SSH
を使用した管理
·
IP
管理用パスワード
·
メニュー管理用パスワード
·
IP
サービスの停止可能
·
ネットワーク設定の保護
|
システム管理 |
·
Cisco TelePresence Management Suite
(
TMS
)対応
·
内蔵
Simple Network Management Protocol
(
SNMP
)、
Telnet
、
SSH
、
XML
、
Simple Object Access Protocol
(
SOAP
)を使用したトータル管理
·
リモート
ソフトウェア
アップロード:
Web
サーバ、
HTTP
、
HTTPS
を使用
|
ディレクトリ サービス |
·
ローカル
ディレクトリ(
My Contacts
)のサポート
·
企業ディレクトリ(
Cisco Unified Communications Manager
および
Cisco TMS
を使用)
·
Lightweight Directory Access Protocol
(
LDAP
)および
H.350
をサポートするサーバ
ディレクトリ(
Cisco TelePresence Management Suite
が必要)
·
着信、発信、不在着信の通話履歴およびその日時
|
言語サポート |
アラビア語、カタロニア語、チェコ語、デンマーク語、オランダ語、英語、フィンランド語、フランス語、ドイツ語、ヘブライ語、ハンガリー語、イタリア語、日本語、韓国語、ノルウェー語、ポーランド語、ブラジル ポルトガル語、ロシア語、中国語(簡体字)、スペイン語、スウェーデン語、中国語(繁体字)、トルコ語。サポート状況はソフトウェア バージョンによって異なる。 |
Cisco Spark サービスに登録されている場合、DX70 および DX80 は URI ダイヤリングを使用してシスコ ルーム システム、タブレット、PC、Mac などのその他のエンドポイントに発信できます*。この設定で提供されるサービスを表 5 に示します。また、3 人以上の参加者による会議がある場合には、Cisco Spark 会議や Cisco WebEx® on Annuity などの会議サービスと、DX70 および DX80 を組み合わせて使用できます。
機能 |
Cisco Spark Room System の Cisco CE 8.3.0 ソフトウェア |
別の音声デバイスまたはビデオ |
Cisco Spark システムに登録されたビデオ端末は、URI ダイヤリングのみを使用して、Cisco Spark に登録済みの他のシステムと |
ビットレートおよびビデオ品質 |
現在のところ、ビデオ通話は、ポイントツーポイント コールで最大 720p 30fps の解像度で利用できます。 マルチパーティ通話の場合、Cisco Spark システムは複数の独立したストリームを送信して、一定のビットレートを維持します。 ネットワークでフル ビットレートを使用できない場合、レートが自動的に調節され、ビデオ画質も適切なものに引き下げられます。 |
ファイアウォール トラバーサル |
Cisco Spark 会議サービスに、ファイアウォール トラバーサル用の他の機器は必要ありません。 詳細については、次の記事を参照してください。https://support.ciscospark.com/customer/en/portal/articles/1911657-firewall-and-network-requirements-for-the-cisco-spark-app [英語] |
ビデオと音声の標準 |
Cisco Spark サービスに登録された端末は、通常はビデオに H.264 を使用し、音声に OPUS を使用します。 |
ビデオ機能 |
·
ビデオおよびプレゼンテーション用のオンスクリーン
レイアウト
コントロール
·
アクティブ
コントロール(参加者リスト、アクティブなスピーカーとコンテンツ
シェアリング、および参加者との通話の終了)
·
セルフビュー
|
コンテンツ共有 |
最大 1080p 5fps |
ルーム システム制御のペアリングおよびコールの移動 |
DX エンドポイントを使用してルームまたはエリアに入ると、DX と Cisco Spark アプリケーションの両方で、それらがペアリングされていることまたは相互に接続されていることが視覚的に表示されます。このペアリングにより、次の機能が提供されます。
·
Room System
の制御:モバイル端末で
Cisco Spark
アプリを使用して、
Cisco Spark Room System
での通話の開始、応答、
または終了が行えます。
·
通話の移動:ルーム内に入るときには、モバイル端末上の
Cisco Spark
アプリから
Cisco DX
に通話がスムーズに移動できます。会議室を出るときには、
Cisco DX
から
Cisco Spark
アプリに通話を移動できます。
·
iOS
および
Android
上の
Cisco Spark
アプリは、デフォルトでペアリングに対応しています。
Cisco Spark
アプリを使用すれば(無償版を含む)、あらゆるユーザが制御を行えます。モバイルまたはデスクトップ端末や
Cisco Spark
アプリを所有していないユーザは、
DX
のタッチ
スクリーンでシステムを制御できます。
|
* 注:Cisco Spark サービスに登録されている場合、DX に発着信などのテレフォニー機能はありません。利用できるのは URI ダイヤリング機能のみです。
Cisco Spark Room System の詳細については、Cisco Spark のデータ シート [英語] を参照してください。
表 6. Cisco Spark サービスとオンプレミスの登録済みエンドポイントの Wi-Fi 機能および仕様
機能 |
仕様 |
||
プロトコル |
IEEE 802.11a、802.11b、802.11g、802.11n |
||
周波数帯域および動作チャネル |
·
2.412
~
2.472 GHz
(チャネル
1
~
13
)
·
5.180
~
5.240 GHz
(チャネル
36
~
48
)
·
5.260
~
5.320 GHz
(チャネル
52
~
64
)
·
5.500
~
5.700 GHz
(チャネル
100
~
140
)
·
5.745
~
-5.825 GHz
(チャネル
149
~
165
)
注:IEEE 802.11d を使用して利用可能なチャネルを識別します。 |
||
非オーバーラップ チャネル |
·
2.4 GHz
(
20-MHz
チャネル):最大
3
チャネル
·
5 GHz
(
20-MHz
チャネル):最大
24
チャネル
·
5 GHz
(
40-MHz
チャネル):最大
9
チャネル
|
||
動作モード |
·
自動(デフォルト)、
2.4
または
5 GHz
に対して最も強力な
RSSI
を推奨
·
2.4 GHz
のみ
·
5 GHz
のみ
|
||
データ レート |
·
802.11a
:
6
、
9
、
12
、
18
、
24
、
36
、
48
、および
54 Mbps
·
802.11b
:
1
、
2
、
5.5
、および
11 Mbps
·
802.11g
:
6
、
9
、
12
、
18
、
24
、
36
、
48
、および
54 Mbps
·
802.11n
:
HT MCS 0
、
MCS 1
、
MCS 2
、
MCS 3
、
MCS 4
、
MCS 5
、
MCS 6
、および
MCS 7
|
||
2.4-GHz レシーバ |
IEEE 802.11b:
·
1 Mbps
:
–
95 dBm
·
2 Mbps
:
-
93 dBm
·
5.5 Mbps
:
-
90 dBm
·
11 Mbps
:
-
86 dBm
|
IEEE 802.11g:
·
6 Mbps
:
-
89 dBm
·
9 Mbps
:
-
89 dBm
·
12 Mbps
:
-
87 dBm
·
18 Mbps
:
-
85 dBm
·
24 Mbps
:
-
81 dBm
·
36 Mbps
:
-
78 dBm
·
48 Mbps
:
-
74 dBm
·
54 Mbps
:
-72 dBm
|
IEEE 802.11n HT20:
·
MCS 0
:
-88 dBm
·
MCS 1
:
-86 dBm
·
MCS 2
:
-84 dBm
·
MCS 3
:
-81 dBm
·
MCS 4
:
-78 dBm
·
MCS 5
:
-73 dBm
·
MCS 6
:
-71 dBm
·
MCS 7
:
-69 dBm
|
5 GHz 受信感度 |
IEEE 802.11a:
·
6 Mbps
:
–
91 dBm
·
9 Mbps
:
-91 dBm
·
12 Mbps
:
-90 dBm
·
18 Mbps
:
-88 dBm
·
24 Mbps
:
-85 dBm
·
36 Mbps
:
-81 dBm
·
48 Mbps
:
–
77 dBm
·
54 Mbps
:
–
76 dBm
|
IEEE 802.11n HT20:
·
MCS 0
:
–
91 dBm
·
MCS 1
:
–
89 dBm
·
MCS 2
:
–
86 dBm
·
MCS 3
:
–
84 dBm
·
MCS 4
:
–
81 dBm
·
MCS 5
:
–
76 dBm
·
MCS 6
:
–
74 dBm
·
MCS 7
:
–
72 dBm
|
IEEE 802.11n HT40:
·
MCS 0
:
-90 dBm
·
MCS 1
:
-87 dBm
·
MCS 2
:
-85 dBm
·
MCS 3
:
-81 dBm
·
MCS 4
:
-78 dBm
·
MCS 5
:
-74 dBm
·
MCS 6
:
-72 dBm
·
MCS 7
:
-70 dBm
|
トランスミッタの |
2.4 GHz:
·
802.11b
:最大
16 dBm
·
802.11g
:最大
16 dBm
·
802.11n HT20
:最大
15 dBm
|
5 GHz:
·
802.11a
:最大
16 dBm
·
802.11n HT20
:最大
15 dBm
·
802.11n HT40
:最大
15 dBm
|
|
アンテナ |
·
2.4 GHz
:
4.6 dBi
のピーク
ゲイン
·
5 GHz
:
7.0 dBi
のピーク
ゲイン
|
||
アクセスポイントのサポート |
·
シスコ
ユニファイド
アクセス
ポイント
◦
最小:
7.0.240.0
◦
推奨:
7.4.121.0
、
7.6.110.0
以降
·
Cisco Autonomous
(自律)アクセス
ポイント
◦
最小:
12.4(21a)JY
◦
推奨
:
12.4(25d)JA2
以降
|
||
ワイヤレス |
認証:
·
Wi-Fi Protected Access
(
WPA
)バージョン
1
および
2 -
個人および企業
|
暗号化:
·
40
ビットおよび
128
ビット
スタティック
Wired Equivalent Privacy
(
WEP
)
·
Temporal Key Integrity Protocol
(
TKIP
)および
Message Integrity Check
(
MIC
)
·
Advanced Encryption Standard
(
AES
)
|
|
高速セキュア |
Cisco Centralized Key Management(Cisco CKM) |
||
QoS |
·
IEEE 802.11e
および
Wi-Fi
マルチメディア(
WMM
)
·
Enhanced Distributed Channel Access
(
EDCA;
拡張型分散チャネルアクセス)
·
QoS Basic Service Set
(
QBSS
)
|
||
レーダー検出 |
IEEE 802.11h に準拠した Dynamic Frequency Selection(DFS)および Transmit Power Control(TPC) |
機能 |
仕様 |
Android の主な機能 |
·
カスタマイズ可能な
Cisco Launcher
と
[Home Screen]
アプリ
トレイにより、アプリケーション
ショートカット、ウィジェット、フォルダを自由に配置
·
[
ホーム
スクリーン(
Home Screen
)
]
では最大
5
つの画面ビューまたはページをサポート(
12 X 9
のアイコン
グリッド)
·
横長のアプリケーションをサポート
·
オンスクリーン
キーボードをサポート
|
Android のバンドル |
·
カリキュレータ
·
カレンダー
·
カメラ
·
時計
·
連絡先
·
直通ダイヤル
·
電子メール
◦
Internet Message Access Protocol
(
IMAP
)
◦
ポスト
オフィス
プロトコル
3
(
POP3
)
◦
Microsoft Exchange ActiveSync
·
お気に入り
·
ギャラリー
·
電話機能(全員へ転送、プライバシー、サイレント(
DND
)、モビリティ、セルフビューなど)
·
壁紙(
Live Wallpaper
を含む)
·
Web
ブラウザ
|
Google のバンドル |
·
Google Play
(管理者が
Cisco Unified Communications Manager
を通じて有効化。国別に承認された
Google
モバイル
サービス
アプリケーションを含む)
·
Gmail
·
Google
設定
·
地図
·
Play
ブックス
·
Play
マガジン
·
Play
ムービー
·
Play
ミュージック
·
Google Now
|
シスコのバンドル |
·
Cisco AnyConnect®
セキュア
モビリティ
クライアント(
VPN
)
·
Cisco Jabber®
インスタント
メッセージ(チャットとプレゼンスの機能を提供)
·
Cisco WebEx
会議
·
Quick Contact Badge
(発信、電子メール
メッセージやインスタント
メッセージ(
IM
)の送信、
WebEx®
会議の開始など、関係者とのコラボレーションを容易に実現)
·
ビジュアル
ボイスメール
|
モバイル音声用 Cisco Intelligent Proximity |
·
Bluetooth Phone Book Access Profile
(
PBAP
)をサポートする
Android
または
iOS
のモバイル端末と、
Bluetooth
で
ペアリングすることで連絡先情報を同期
·
コール履歴の同期により、モバイル
デバイスでの発信または不在着信の記録を
DX80
で表示
·
音声パス
ルーティングにより、モバイル
デバイスに接続されたコールの音声を
DX80
を通じて送信
|
設定モード |
·
拡張されたフル機能モード:アプリケーションやアカウントを含むフォン機能のすべての要素を有効化
·
簡易モード:アプリケーションとアカウントを無効化し、音声とビデオ通話のみを提供
·
パブリック
モード:簡易モードをベースとし、ユーザ設定の修正を制限したモード
|
アプリケーションの |
·
管理者は
Cisco DX650/70/80
でのアプリケーション
ダウンロードをすべて無効にできます。具体的にはサードパーティ製
Android
アプリケーションのインストールを禁止するように
DX650/70/80
を設定できます。
·
Google Play
へのアクセスも管理者が無効(デフォルト)にできます。「不明な供給元」のアプリケーションも管理者が無効(デフォルト)にすることができます。
◦
管理者は
Cisco Unified Communications Manager
を使用して、
APK
ファイルでアプリケーションをインストールできます。
◦
管理者は社内のフォト
ディレクトリを使用して、各ユーザに関連する画像の保存場所のフォト
ディレクトリ
URL
をセットアップし、リンクを作成できます。
|
トレーニングとセットアップ アシスタントの組み込み機能 |
·
セットアップ
アシスタント
ウィザード(電子メール、
Jabber® IM
、
WebEx
会議、およびボイスメール
アカウント設定を支援)
|
サードパーティ |
Cisco Collaboration アプリケーション プログラミング インターフェイス(API)をソフトウェア開発キット(SDK)で提供 https://developer.cisco.com/site/dxseries/overview/index.gsp. |
言語サポート |
·
アラビア語、エジプト(
ar_EG
)
·
ブルガリア語、ブルガリア(
bg_BG
)
·
カタロニア語、スペイン(
ca_ES
)
·
中国語、中国(
zh_CN
)
·
中国語、台湾(
zh_TW
)
·
クロアチア語、クロアチア(
hr_HR
)
·
チェコ語、チェコ共和国(
cs_CZ
)
·
デンマーク語、デンマーク(
da_DK
)
·
オランダ語、オランダ(
nl_NL
)
·
英語、イギリス(
en_GB
)
·
英語、米国(
en_US
)
·
フィンランド語、フィンランド(
fi_FI
)
·
フランス語、フランス(
fr_FR
)
·
ドイツ語、ドイツ(
de_DE
)
·
ギリシャ語、ギリシャ(
el_GR
)
·
ヘブライ語、イスラエル(
he_IL
)
·
ハンガリー語、ハンガリー(
hu_HU
)
·
イタリア語、イタリア(
it_IT
)
·
日本語(
ja_JP
)
·
韓国語(
ko_KR
)
·
ラトビア語、ラトビア(
lv_LV
)
·
リトアニア語、リトアニア(
lt_LT
)
·
ノルウェー語ブークモール、ノルウェー(
nb_NO
)
·
ポーランド語(
pl_PL
)
·
ポルトガル語、ブラジル(
pt_BR
)
·
ポルトガル語、ポルトガル(
pt_PT
)
·
ルーマニア語、ルーマニア(
ro_RO
)
·
ロシア語(
ru_RU
)
·
セルビア語、セルビア共和国(
sr_RS
)
·
スロバキア語、スロバキア(
sk_SK
)
·
スロベニア語、スロベニア(
sl_SI
)
·
スペイン語、スペイン(
es_ES
)
·
スウェーデン語、スウェーデン(
sv_SE
)
·
タイ語、タイ(
th_TH
)
·
トルコ語、トルコ(
tr_TR
)
|
コール機能のサポート |
·
+
ダイヤリング(
ITU E.164
)
·
短縮ダイヤル
·
着信音と音声の音量調節
·
ディスプレイ輝度の調節
·
自動応答
·
ヘッドセットの自動検出
·
割り込み(
cBarge
)
·
コールバック
·
コール監察
·
コール転送
·
コール転送通知
·
通話履歴一覧
·
コール
パーク(ダイレクト
コール
パーク、アシステッド
ダイレクト
コール
パークを含む)
·
コール
ピックアップ
·
コール
タイマー
·
コール
ウェイティング
·
発信者
ID
·
社内ディレクトリ
·
会議(アドホック)
·
直接転送
·
転送(
iDivert
)
·
サイレント(
DND
)
·
Cisco
エクステンション
モビリティ
サービス
·
ファスト
ダイヤル
サービス
·
強制アクセス
コードおよびクライアント識別コード
·
グループ
コール
ピックアップ
·
保留(および再開)
·
インターコム
·
国際電話ロギング
·
参加(アドホック)
·
直前の番号のリダイヤル(
LNR
)
·
悪意のある発信元の識別
·
メッセージ待機インジケータ(
MWI
)
·
Meet-Me
会議
·
モビリティ(
Cisco Mobile Connect
とモバイル音声アクセス)
·
保留音(
MOH
)
·
ミュート(音声およびビデオ)
·
ネットワーク
プロファイル(自動)
·
オンネットワークとオフネットワークの固有呼び出し音
·
パーソナル
ディレクトリ
·
ピックアップ
·
送信前のプレダイヤル
·
プライバシー
·
Private Line Automated Ringdown
(
PLAR
)
·
ライン
アピアランスごとの呼び出し音
·
セルフビュー(ビデオ通話)
·
サービス
URL
·
共有回線(複数も可)
·
サイレント
モニタリングと録音
·
日時表示
·
転送(アドホック)
·
ビジュアル
ボイスメール
·
ボイスメール
|
緊急サービス |
緊急通報サービスへのダイヤル |
アクセシビリティ機能 |
視覚、聴覚、身体に障がいをお持ちのユーザ向けに追加のアクセシビリティ機能が用意されています。次のような機能を
·
表示フォント
サイズと画面の輝度の設定
·
タッチスクリーンのタッチ
アンド
ホールドの遅延時間のカスタマイズ
·
Talkback
音声プロンプトとパスワードの読み上げ
·
Explore by Touch
機能のサポート
|
セキュリティ機能 |
|
ハードウェア |
·
セキュアブート
·
セキュアなクレデンシャルの保存
·
デバイス認証
·
ファイルの認証と暗号化
·
画像の認証と暗号化
·
シグナリング認証
·
ランダム
ビットの生成
·
ハードウェア暗号化アクセラレーション
·
暗号化された設定ファイル
·
ファイル
システムの暗号化
|
証明書の管理 |
·
Certificate Authority Proxy Function
(
CAPF
)のサポートによる追加のセキュリティ
·
メーカーでインストールされた証明書(
MIC
)
·
ローカルで有効な証明書(
LSC
)
·
X.509
デジタル証明書(
DER
で暗号化されたバイナリ
データ)。
DER
と
Base-64
の両方の形式をクライアントとサーバの認証に使用可能。
1,024
、
2,048
、
4,096
のキー
サイズの証明書がサポートされる。
|
ネットワーク |
·
有線:ネットワーク認証用の
802.1x
サプリカント
オプションは次のプロトコルを使用します。
◦
拡張認証プロトコル:
Extensible Authentication Protocol - Flexible Authentication via Secure Tunneling
(
EAP-FAST
)
◦
拡張認証プロトコル:
EAP Transport Layer Security
(
EAP-TLS
)
·
ワイヤレス(表
7
を参照)
◦
Wi-Fi Protected Access 2
(
WPA2
)(
EAP-FAST
)
◦
Wireless Equivalent Privacy
(
WEP
)
◦
ワイヤレス
EAP-TLS
·
Protected Extensible Authentication Protocol - Generic Token Card
(
PEAP-GTC
)
|
メディアおよびデータ シグナリング |
·
TLS
·
Secure Real-Time Transport Protocol
(
SRTP
)
·
HTTPS
(クライアント)
|
社内ネットワークへのアクセス |
·
Cisco AnyConnect
セキュア
モビリティ
クライアント
·
Web
プロキシ(
Protected Access Credential
(
PAC
)ファイルの手動または自動設定)
·
NT LAN Manager
(
NTLM
)および
Kerberos
認証
|
デバイス管理 |
·
リモート
ワイプ
·
ActiveSync
リモート
ワイプ(
E
メール、連絡先、カレンダーなど)
·
セルフサービス
ワイプ
·
ログイン試行失敗後のワイプ
·
工場出荷時の状態へのリセット
|
ポリシー管理 |
·
複雑なパスワード
·
USB
の無効化機能
·
スピーカーフォンの無効化機能
·
ヘッドセットの無効化機能
·
Secure Digital I/O
(
SDIO
)の有効化
/
無効化
·
Bluetooth
·
Wi-Fi
·
Android
マーケットへのアクセス
·
画面のロックとデバイスの自動ロック(暗証番号(
PIN
)またはパスワード)
·
Android Debug Bridge
(
ADB
)
|
診断 |
·
統合されたシスコ
コラボレーション問題レポート
ツールでは、電話やアプリケーションに問題が発生したときにシステム管理者に直接情報を送信できます(
E
メール
アカウントの設定が必要)。
|
表 8. Android ベースのソフトウェアの Wi-Fi 機能および仕様
機能 |
仕様 |
|||
プロトコル |
IEEE 802.11a、802.11b、802.11g、802.11n |
|||
周波数帯域および動作 |
·
2.412
~
2.472 GHz
(チャネル
1
~
13
)
·
5.180
~
5.240 GHz
(チャネル
36
~
48
)
·
5.260
~
5.320 GHz
(チャネル
52
~
64
)
·
5.500
~
5.700 GHz
(チャネル
100
~
140
)
·
5.745
~
-5.825 GHz
(チャネル
149
~
165
)
注:IEEE 802.11d を使用して利用可能なチャネルを識別します。 |
|||
非オーバーラップ チャネル |
·
2.4 GHz
(
20-MHz
チャネル):最大
3
チャネル
·
5 GHz
(
20-MHz
チャネル):最大
24
チャネル
·
5 GHz
(
40-MHz
チャネル):最大
9
チャネル
|
|||
動作モード |
·
自動(デフォルト)、
2.4
または
5 GHz
に対して最も強力な
RSSI
を推奨
·
2.4 GHz
のみ
·
5 GHz
のみ
|
|||
データ レート |
·
802.11a
:
6
、
9
、
12
、
18
、
24
、
36
、
48
、および
54 Mbps
·
802.11b
:
1
、
2
、
5.5
、および
11 Mbps
·
802.11g
:
6
、
9
、
12
、
18
、
24
、
36
、
48
、および
54 Mbps
·
802.11n
:
HT MCS 0
、
MCS 1
、
MCS 2
、
MCS 3
、
MCS 4
、
MCS 5
、
MCS 6
、および
MCS 7
|
|||
2.4-GHz レシーバ感度 |
IEEE 802.11b:
·
1 Mbps
:
-95 dBm
·
2 Mbps
:
-93 dBm
·
5.5 Mbps
:
–
90 dBm
·
11 Mbps
:
-86 dBm
|
IEEE 802.11g:
·
6 Mbps
:
-89 dBm
·
9 Mbps
:
-89 dBm
·
12 Mbps
:
-87 dBm
·
18 Mbps
:
-85 dBm
·
24 Mbps
:
-81 dBm
·
36 Mbps
:
-78 dBm
·
48 Mbps
:
-74 dBm
·
54 Mbps
:
-72 dBm
|
IEEE 802.11n HT20:
·
MCS 0
:
-88 dBm
·
MCS 1
:
-86 dBm
·
MCS 2
:
-84 dBm
·
MCS 3
:
-81 dBm
·
MCS 4
:
-78 dBm
·
MCS 5
:
-73 dBm
·
MCS 6
:
-71 dBm
·
MCS 7
:
-69 dBm
|
|
5 GHz 受信感度 |
IEEE 802.11a:
·
6 Mbps
:
–
91 dBm
·
9 Mbps
:
-91 dBm
·
12 Mbps
:
-90 dBm
·
18 Mbps
:
-88 dBm
·
24 Mbps
:
-85 dBm
·
36 Mbps
:
-81 dBm
·
48 Mbps
:
–
77 dBm
·
54 Mbps
:
–
76 dBm
|
IEEE 802.11n HT20:
·
MCS 0
:
–
91 dBm
·
MCS 1
:
–
89 dBm
·
MCS 2
:
–
86 dBm
·
MCS 3
:
–
84 dBm
·
MCS 4
:
–
81 dBm
·
MCS 5
:
–
76 dBm
·
MCS 6
:
–
74 dBm
·
MCS 7
:
–
72 dBm
|
IEEE 802.11n HT40:
·
MCS 0
:
-90 dBm
·
MCS 1
:
-87 dBm
·
MCS 2
:
-85 dBm
·
MCS 3
:
-81 dBm
·
MCS 4
:
-78 dBm
·
MCS 5
:
-74 dBm
·
MCS 6
:
-72 dBm
·
MCS 7
:
-70 dBm
|
|
トランスミッタの出力電力 |
2.4 GHz:
·
802.11b
:最大
16 dBm
·
802.11g
:最大
16 dBm
·
802.11n HT20
:最大
15 dBm
|
5 GHz:
·
802.11a
:最大
16 dBm
·
802.11n HT20
:最大
15 dBm
·
802.11n HT40
:最大
15 dBm
|
||
アンテナ |
·
2.4 GHz
:
4.6 dBi
のピーク
ゲイン
·
5 GHz
:
7.0 dBi
のピーク
ゲイン
|
|||
アクセスポイントのサポート |
·
シスコ
ユニファイド
アクセス
ポイント
◦
最小:
7.0.240.0
◦
推奨:
7.4.121.0
、
7.6.110.0
以降
·
Cisco Autonomous
(自律)アクセス
ポイント
◦
最小:
12.4(21a)JY
◦
推奨:
12.4(25d)JA2
以降
|
|||
ワイヤレス セキュリティ |
認証:
·
Wi-Fi Protected Access
(
WPA
)バージョン
1
および
2 -
個人および企業
·
EAP-FAST
·
Protected Extensible Authentication Protocol - Microsoft Challenge Handshake Authentication Protocol
バージョン
2
(
PEAP-MSCHAPv2
)
·
Protected Extensible Authentication Protocol - Generic Token Card
(
PEAP-GTC
)
·
EAP-TLS
|
暗号化:
·
40
ビットおよび
128
ビット
スタティック
Wired Equivalent Privacy
(
WEP
)
·
Temporal Key Integrity Protocol
(
TKIP
)および
Message Integrity Check
(
MIC
)
·
Advanced Encryption Standard
(
AES
)
|
||
高速セキュア ローミング |
Cisco Centralized Key Management(Cisco CKM) |
|||
QoS |
·
IEEE 802.11e
および
Wi-Fi
マルチメディア(
WMM
)
·
Enhanced Distributed Channel Access
(
EDCA;
拡張型分散チャネルアクセス)
·
QoS Basic Service Set
(
QBSS
)
|
|||
レーダー検出 |
IEEE 802.11h に準拠した Dynamic Frequency Selection(DFS)および Transmit Power Control(TPC) |
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ライセンス
電話機ライセンスは、コール制御プラットフォームおよびそのポリシーに依存します。Cisco Unified Communications Manager を使用するには、Cisco DX70 に最小レベルの Enhanced IP User Connect License(UCL)が必要です。
Tier -2 ディストリビュータには、特別なライセンス付き電話機のバンドルはありません。DX80 は、サードパーティ コール制御システムではサポートされません。
保証に関する情報
DX シリーズのエンドポイントは、シスコの 1 年間限定のハードウェア保証が付いてきます。保証については、Cisco.com の『製品保証』 [英語] のページを参照してください。
発注情報
表 9 から表 11 は発注情報を示しています。製品の導入およびご利用の際にご購入が必要となる全種類のコンポーネントまたは部品をご案内しています。
シスコ製品の購入方法については、購入案内のページを参照してください。ソフトウェアをダウンロードするには、Cisco Software Center にアクセスしてください。
この構成は VCS、Cisco Unified Communications Manager、またはサードパーティ コール制御へのオンプレミス登録用です。
製品名 |
製品番号 |
Cisco DX70 – GPL* |
CP-DX70-W-K9= |
Cisco DX70、米国政府向け(貿易協定法準拠)- GPL* |
CP-DX70-W-K9++= |
この構成は Cisco Spark サービスへの登録用で、Cisco Spark サブスクリプションが必要です。
製品名 |
製品番号 |
Cisco DX70 – MSRP* |
CS-DX70-K9= |
小規模ルームおよびデスク向けの Cisco Spark サービス登録 |
A-SPK-SH-RMS |
製品名 |
製品番号 |
Cisco DX70 用イーサネット グレー ケーブル |
CAB-GREY-2.9M= |
Cisco DX70 用フット スタンド |
CP-DX70-FS= |
DX70 および DX80 シリーズ用の電源変圧器 |
CP-PWR-CUBE-5= |
製品名 |
製品番号 |
Cisco VESA アダプタおよび壁面設置オプション |
CP-DX70-VESA= |
HDMI-to-HDMI ケーブル(3 m) |
CAB-DX-2HDMI-3M |
シスコのサービス
シスコのサービスは、ネットワーク、アプリケーション、およびそれらの利用者の連携を強化します。
ネットワークは今、人、情報、アイデアのより高度な統合を必要とする世界において、戦略的プラットフォームとなっています。製品とサービスを組み合わせて、ビジネスのニーズと機会に即したソリューションを形成すれば、ネットワークはより効果的に機能するようになります。
ネットワーク ライフサイクルの各段階に必要なアクティビティが定義されたシスコ独自のライフサイクル アプローチにより、優れたサービスが確実に提供されます。シスコと優れたパートナーのネットワーク、そしてお客様の力を結合するコラボレーティブなサービス提供により、シスコは高品質の成果を達成します。
Cisco Capital
目標の達成を支援するファイナンス
Cisco Capital® では、目標を達成し、競争力を維持するために必要なテクノロジーの取得を支援します。お客様の CapEx を削減し、成功を加速させ、投資金額と ROI を最適化します。Cisco Capital ファイナンス プログラムは、お客様がハードウェア、ソフトウェア、サービス、および補完的なサードパーティ製機器を柔軟に取得できるようにします。また、それらの購入を 1 つにまとめた計画的なお支払い方法をご用意しています。Cisco Capital は 100 ヵ国以上でサービスを利用できます。詳細はこちら
関連情報
Cisco DX80 の詳細については、http://www.cisco.com/go/dx [英語] をご覧いただくか、最寄りのシスコ代理店にお問い合わせください。